カーテン

(てばなしたこいがいつかめぶく)

手放した恋がいつか芽吹く

(よかんがきみをさらってしまう)

予感が君をさらってしまう

(はなうらないこえのないｍｏｖｉｎｇ)

花占い声のない　moving

(しせんをのんでこぼれたじょうとうく)

視線を飲んで零れた常套句

(たべかけのぱんとうちかけのらいん)

食べかけのパンと　打ちかけのライン

(みえないままがきれいでぼくら)

見えないままが綺麗で僕ら

(そっといきをする)

そっと息をする

(ひとみとじて)

瞳閉じて

(かーてんのうしろあなたきづかないで)

カーテンの後ろ貴方気づかないで

(ばかみたいにあついくちづけをしよう)

馬鹿みたいに熱い口付けをしよう

(あたらしいりっぷとおれたひーるに)

新しいリップと　折れたヒールに

(いつかわらえるように)

いつか笑えるように

(ぐつぐつとふきこぼれたなみだのあとをけすように)

ぐつぐつと吹き零れた　涙の後を消すように

(なんどおりもまぜてまぜてあつくぬったなんども)

何通りも混ぜて混ぜて　厚く塗った　何度も

(きみも)

君も

(かーてんのあかりだれもきづかないで)

カーテンの明かり誰も気づかないで

(ばかみたいにあついくちづけをしよう)

馬鹿みたいに熱い口付けをしよう

(いままでのぼくらがなけるようにと)

今までの僕らが泣けるようにと

(どうかこわれないように)

どうか壊れないように

(かーてんのうしろあなたきづかないで)

カーテンの後ろ貴方気づかないで

(ばかみたいにあついしばたたきをしよう)

馬鹿みたいに熱い瞬きをしよう

(あたらしいりっぷとおれたひーるに)

新しいリップと　折れたヒールに

(いつかわらえるように)

いつか笑えるように

(（いつかてばなしたこいがめぶくように)

(いつか手放した恋が芽吹くように

(みえないままがきれいだってまぶたとじた）)

見えないままが綺麗だって目蓋閉じた)

(ことばはなかったわたしもふるえたひとみが)

言葉はなかった私も　震えた瞳が

(しせんをのんでふれた)

視線を飲んで　触れた

(てばなしたこいがいつかめぶく)

手放した恋がいつか芽吹く

(よかんがきみをさらってしまう)

予感が君をさらってしまう

(はなうらないこいのないｍｏｖｉｎｇ)

花占い恋のない　moving

(ことばをのんだ)

言葉を飲んだ