identify

(いみもないくらいのさびしさ)

意味もないくらいの寂しさ

(もっとがんじょうにいきていたくて)

もっと頑丈に生きていたくて

(つっぱってきかないふりをした)

突っ張って聞かない振りをした

(ゆくあてのないこころたち)

行く当てのないココロたち

(はなれてしまいそうになる)

離れてしまいそうになる

(ひっぱってここにいるとおしえて)

引っ張ってここにいると教えて

(きみのこえがきこえる)

君の声が聞こえる

(すこしがんばってそばにいるよ)

少し頑張って側にいるよ

(いたみのまえでとじた)

痛みの前で閉じた

(とびらをほら、ひらいて)

扉をほら、開いて

(いまあいたくてまだこいしくて)

今会いたくてまだ恋しくて

(きっときみのためこころつかいはたして)

きっと君のため心使い果たして

(くらやみとかるいかっとうを)

暗闇と軽い葛藤を

(にぶいかがやきにいつかかえてみせるよ)

鈍い輝きにいつか変えてみせるよ

(ｓｉｄｅ　ｂｙ　ｓｉｄｅ)

side by side

(うそのようでもうそじゃない)

嘘のようでも嘘じゃない

(ことばはぜんぶしんじつなんだって)

言葉は全部真実なんだって

(たんたんときみはめをあわせない)

淡々と君は目を合わせない

(わかりあえないことばかり)

分かり合えないことばかり

(いっそまるごとのみこんで)

いっそ丸ごと飲み込んで

(つっかえたきみはずっとそこにいる)

つっかえた君はずっとそこにいる

(いびつなよるのなかで)

イビツな夜の中で

(すこしないたってそばにいるよ)

少し泣いたって側にいるよ

(こんらんとこんとんの)

混乱と混沌の

(せかいにまだまよって)

世界にまだ迷って

(いまあいたくてきみがこいしくて)

今会いたくて君が恋しくて

(どんなこんたんもまだかわいいもんで)

どんな魂胆もまだ可愛いもんで

(じゅんじょうもあついこんがんも)

純情も熱い懇願も

(きみのしるしをたしかめてゆくから)

君のシルシを確かめて行くから

(ｏｎｅ　ｂｙ　ｏｎｅ)

one by one

(いきもつけないよなさびしさが)

息も付けないよな寂しさが

(つよくほおをひっぱって)

強く頬を引っ張って

(ぬくもりとかそんなもののほうへ)

温もりとかそんなモノの方へ

(まだいんりょくがとまらない)

まだ引力が止まらない

(さんざんかいならしたはずのかんじょう)

散々飼い慣らした筈の感情

(ねこそぎつれてゆく)

根こそぎ連れて行く

(かがやくきみのねつりょう)

輝く君の熱量

(あいたくてまだこいしくて)

会いたくてまだ恋しくて

(きっときみのためこころつかいはたして)

きっと君のため心使い果たして

(ためらいとかるいかっとうを)

躊躇いと軽い葛藤を

(にぶいやさしさにすぐかえてみせるよ)

鈍い優しさにすぐ変えてみせるよ

(とんがったつめをまるめて)

とんがった爪を丸めて

(なぐさめあえるひかれあうたましい)

慰め合える引かれ合うタマシイ

(こんとんのせかいのうえで)

混沌の世界の上で

(なにかをさけぶあいによくにた)

何かを叫ぶ愛に良く似た

(ｏｎｅ　ｂｙ　ｏｎｅ)

one by one