星空のブランシェ／CleeNoah

(「ちいさなすずのねはせかいのすみっこまでとどきますか？」)

『小さな鈴の音は世界のすみっこまで届きますか？』

(あとなんかいかぞえられるのかな)

あと何回数えられるのかな

(うわついたらことしもゆきがふる)

浮ついたら今年も雪が降る

(どこへだってとべるはねでも)

どこへだって飛べる羽でも

(せかいじゅうにひびくかねでも)

世界中に響く鐘でも

(かわらないものみたしてあげるよ)

変わらないもの満たしてあげるよ

(ちょっとだけ)

ちょっとだけ

(はい　まっかなふくきたりして)

はい　真っ赤な服着たりして

(かみがたもきめちゃうでしょ？)

髪型もキメちゃうでしょ？

(あとはぼくらてをつないで)

後は僕ら手を繋いで

(おどりあかそう)

踊り明かそう

(いちやだけのゆめをかなでるから)

一夜だけの夢を奏でるから

(きみのなかにあるせかいをさおしえてよ)

君の中にある世界をさ教えてよ

(うつりこむひかりのつぶなぞって)

映り込む光の粒なぞって

(まだだれもしらない　ほしぞらをつくろう)

まだ誰も知らない　星空を創ろう

(ずっとこうやってほららったった)

ずっとこうやってほらラッタッタ

(ゆびさきでみつめあう)

指先で見つめ合う

(そんなひびがつづくように)

そんな日々が続くように

(わすれはしないよ)

忘れはしないよ

(「きょうのきみはなにをしてるのかな？」)

「今日の君は何をしてるのかな？」

(まどあければせつなくゆきがふる)

窓開ければ切なく雪が降る

(やっぱがらじゃないいまのなし！)

やっぱ柄じゃない今のなし！

(ただひとりごといっただけだし！)

ただ独り言言っただけだし！

(でもきみにはうそつけないんだね)

でも君には嘘つけないんだね

(ほんとそれ)

ほんとそれ

(はい　おっきなゆめつめこんで)

はい　おっきな夢詰め込んで

(ぎゅっとむすべばじゅんびばんたんのはずなのに)

ギュッと結べば準備万端のはずなのに

(ここにあいたあなはなんだろう)

ココにあいた穴はなんだろう

(あのときみたいになぞったって)

あの時みたいになぞったって

(ぼくのゆびだけじゃたりなくて)

僕の指だけじゃ足りなくて

(ああきづいたよ)

ああ気づいたよ

(だからきょうも)

だから今日も

(おどりあかそう)

踊り明かそう

(たったひとつだけの)

たった一つだけの

(このねがいを)

この願いを

(すずのねにこめて)

鈴の音に込めて

(このそらにとかしたよ)

この空に溶かしたよ

(うつりこむひかりのつぶなぞって)

映り込む光の粒なぞって

(まだだれもしらない　ほしぞらをつくろう)

まだ誰も知らない　星空を創ろう

(ずっとこうやってほららったった)

ずっとこうやってほらラッタッタ

(ゆびさきでみつめあう)

指先で見つめ合う

(そんなひびがつづくように)

そんな日々が続くように

(わすれはしないよ)

忘れはしないよ

(きみにささげるよ)

君に捧げるよ