グー

(どこをさがしてもみつからないから)

どこを探しても見つからないから

(これからぼくがつくらなくちゃ)

これから僕が作らなくちゃ

(だれにもいわずにぎりしめたぐー)

誰にも言わず握りしめたグー

(さあそのてでつくりだしていこうぜ)

さあその手で作り出していこうぜ

(あたらしいもの)

新しいもの

(さいしょはぐうぜんかみなりさくれつ)

最初は偶然 カミナリ炸裂

(へやにながれたおんがくと)

部屋に流れた音楽と

(ぼろぼろこぼれおちたなみだ)

ボロボロこぼれ落ちた涙

(ちょっとやばいなこんきょはないが)

ちょっとやばいな 根拠はないが

(ゆびさきまっかになるくらい)

指先真っ赤になるくらい

(れんしゅうしてたかのんこーど)

練習してたカノンコード

(ほうかごちゃいむがぼくらのあいず)

放課後チャイムが僕らの合図

(ごっぱのまいくとおーばーどらいぶ)

58のマイクとオーバードライブ

(おもてにでるとかきがひける)

表に出るとか気が引ける

(だけどおれはがっきがひける)

だけど俺は楽器が弾ける！

(どこをさがしてもみつからないから)

どこを探しても見つからないから

(これからぼくがつくらなくちゃ)

これから僕が作らなくちゃ

(だれにもいわずにぎりしめたぐー)

誰にも言わず握りしめたグー

(さあそのてでつくりだしていこうぜ)

さあその手で作り出していこうぜ

(あたらしいもの)

新しいもの

(おとなになってきょうしつをでたら)

大人になって 教室を出たら

(みおぼえのあるこうそくが)

見覚えのある拘束が

(せかいじゅうにはびこっていた)

世界中に蔓延っていた

(それでもきみとこえをかさねた)

それでも君と声を重ねた

(たしかにまほうだったんだ)

たしかに魔法だったんだ

(おれじゃなきゃみのがしちゃうね)

俺じゃなきゃ見逃しちゃうね

(いったいなにをかいたかよりも)

いったい何を書いたかよりも

(そのひつあつがいきざまになる)

その筆圧が生き様になる

(どうそうかいにはいけません)

同窓会には行けません

(そのひおれはかしかいてる)

その日 俺は歌詞書いてる

(きみにやさしくしてみてもいいかな)

君に優しくしてみてもいいかな？

(いまめざめたぱんくなきもち)

いま目覚めたパンクな気持ち

(たたかうためじゃなくにぎりしめたぐー)

戦う為じゃなく握りしめたグー

(つまずいたりひんまがったりしながら)

躓いたりひん曲がったりしながら

(いきてゆく)

生きてゆく

(どこをさがしてもみつからないから)

どこを探しても見つからないから

(これからぼくがつくらなくちゃ)

これから僕が作らなくちゃ

(かなしいときこそたかくかかげろぴーす)

悲しい時こそ高く掲げろピース

(うしろがみひかれたときはぼくがきってやるから)

後ろ髪引かれた時は僕が切ってやるから！

(ここにあるものじゃものたりないなら)

ここにあるものじゃ物足りないなら

(これからきみがつくらなくちゃ)

これから君が作らなくちゃ

(いつかつなぐためひらいたてのひら)

いつか繋ぐため 開いた手のひら

(せいぞんのじっかんをつかまえろなんどでも)

生存の実感を捕まえろ 何度でも

(さあそのてでつくりだしていこうぜ)

さあその手で作り出していこうぜ

(あたらしいもの)

新しいもの

(さいしょはぐうぜんかみなりさくれつ)

最初は偶然 カミナリ炸裂

(へやにながれたおんがくと)

部屋に流れた音楽と

(ぼろぼろこぼれおちたなみだ)

ボロボロこぼれ落ちた涙

(ちょっとやばいなこんきょはないが)

ちょっとやばいな 根拠はないが

(ゆびさきまっかになるくらい)

指先真っ赤になるくらい

(れんしゅうしてたかのんこーど)

練習してたカノンコード