SAKURA

(そしておわってしまったの)

そして終わってしまったの

(ゆめみくさまうよる)

夢見草舞う夜

(とてもちいさくはかないえんでぃんぐ)

とても小さく儚いエンディング

(ときがとまってしまったの)

時が止まってしまったの

(まぶたやきついてる)

まぶた焼きついてる

(だれにもとけないようにめをとじる)

誰にも解けないように目を閉じる

(とどかないほほえみをわすれそうになっても)

届かない微笑みを忘れそうになっても

(たとえばわたしがあのこだったとしても)

たとえばわたしがあの娘だったとしても

(まいあがるこいのゆめ)

舞い上がる恋の夢

(あまくやわいだけかしら)

甘く柔いだけかしら

(このままおもいつづけて)

このまま想い続けて

(なきたくなってなきたくなって)

ナキタクナッテ　ナキタクナッテ

(こころにかぎをかけた)

心に鍵をかけた

(はつこいはさくらになる)

初恋はSAKURAになる

(それでもさきつづけて)

それでも咲き続けて

(おとなになってあなたをわすれてく)

大人になって　あなたを忘れてく

(まちをいきかうひとなみ)

街を行き交う人波

(はやくまぎれたくて)

早くまぎれたくて

(きょねんのはるにためしたはいひーる)

去年の春に試したハイヒール

(うごかないびょうしんがこわれそうになっても)

動かない秒針が壊れそうになっても

(かまわないこのねがいがよごれていても)

構わない　この願いが穢れていても

(まいおちるこいのゆめ)

舞い落ちる恋の夢

(あわくとぎれたあとには)

淡く途切れた後には

(たちきれぬおもいだけ)

断ちきれぬ想いだけ

(はげしくなってはげしくなって)

ハゲシクナッテ　ハゲシクナッテ

(いえずにかきけされた)

言えずにかき消された

(ことばがきずあとになる)

言葉が傷跡になる

(それでもといつづけて)

それでも問い続けて

(さよならだけこころにきざんでる)

さよならだけ　心に刻んでる

(あのなみきみち)

あの並木道

(ことしもいろづきはじめる)

今年も色づきはじめる

(はなさくときさえもえらべずに)

花咲く刻さえも選べずに

(まぼろしのままでいいの)

幻のままでいいの

(てのひらすりぬけるかげ)

手のひらすり抜ける影

(さがしてるひとり)

探してるひとり

(いつかみたこいのゆめ)

いつか見た恋の夢

(あのひにまけそうになる)

あの日に負けそうになる

(だけどまたこいをしって)

だけどまた恋を知って

(つぼみになってつぼみになって)

ツボミニナッテ　ツボミニナッテ

(まいあがるこいのゆめ)

舞い上がる恋の夢

(あまくやわいだけかしら)

甘く柔いだけかしら

(このままおもいつづけて)

このまま想い続けて

(なきたくなってなきたくなって)

ナキタクナッテ　ナキタクナッテ

(こころにかぎをかけた)

心に鍵をかけた

(はつこいはさくらになる)

初恋はSAKURAになる

(それでもさきつづけて)

それでも咲き続けて

(おとなになってあなたをわすれてく)

大人になって　あなたを忘れてく