王子とこじき 23
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問題文
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(さて、まいるすへんどんはどんなことをしても)
さて、マイルス・ヘンドンはどんなことをしても
(かどわかされたえどわーどをさがしだそうとおもってろんどんばしをわたった。)
かどわかされたエドワードを探し出そうと思ってロンドン橋を渡った。
(するどいめをあたりにくばりながら、ひとごみをかきわけていったが)
鋭い目をあたりに配りながら、人込みをかき分けていったが
(それらしいこどものすがたやつれているはずのわかいおとこもみつからなかった。)
それらしい子供の姿や連れているはずの若い男も見つからなかった。
((こんなことをいつまでしていてもむだだ。)
(こんなことをいつまでしていても無駄だ。
(ひとつこのへんで、あたまをひやしてよくかんがえよう))
ひとつこの辺で、頭を冷やしてよく考えよう)
(へんどんは、たばーどというやどやにはいるとしょくじをしながらこうおもった。)
ヘンドンは、タバードという宿屋に入ると食事をしながらこう思った。
((あのこはりこうものだし、ちからもある。きっと、かどわかしたおとこのてから)
(あの子は利口者だし、力もある。きっと、かどわかした男の手から
(にげだすにちがいない。とするとだ・・・あのこはどこへにげるだろうか。)
逃げ出すに違いない。とするとだ・・・あの子はどこへ逃げるだろうか。
(もといたわたしのげしゅくか?・・・とんでもない。あんなところへもどったら)
元いた私の下宿か?・・・とんでもない。あんなところへ戻ったら
(すぐにまた、つかまるにちがいないのをあのこはちゃんとしってるだろう。すると))
すぐにまた、捕まるに違いないのをあの子はちゃんと知ってるだろう。すると)
(このとき、へんどんのあたまにひらめいたことがあった。)
この時、ヘンドンの頭にひらめいたことがあった。
((そうだ。わたしはあのこにけんとのやしきのことをはなした。)
(そうだ。私はあの子にケントの屋敷のことを話した。
(わたしがいつかは、けんとのやしきにかえるとおもっているにちがいない・・・)
私がいつかは、ケントの屋敷に帰ると思っているに違いない・・・
(よめたぞ。あのこはかならずけんとにむかってにげていく。)
読めたぞ。あの子は必ずケントに向かって逃げていく。
(あのこはわたしにあいたいし、いまこそちからになってもらいたいとおもっているに)
あの子は私に会いたいし、今こそ力になってもらいたいと思っているに
(ちがいない。ああ、ぶじにへんなやつらからにげてくれればいいが))
違いない。ああ、無事に変な奴らから逃げてくれればいいが)
(これで、へんどんのこれからのほうしんはきまった。)
これで、ヘンドンのこれからの方針は決まった。
(それはあした、ここをでてかいどうをあるきながら、)
それは明日、ここを出て街道を歩きながら、
(じぶんのやしきのある、けんとをめざしていくことだった。)
自分の屋敷のある、ケントを目指していくことだった。
など
(ところでいっぽう、わかいおとこにだまされてつれだされたえどわーどは)
ところでいっぽう、若い男に騙されて連れ出されたエドワードは
(すぐにかどわかしのちょうほんにんにわたされたのではなかった。)
すぐにかどわかしの張本人に渡されたのではなかった。
(えどわーどとわかいおとこのうしろから、いつまでもだまってつけていくのは)
エドワードと若い男の後ろから、いつまでも黙ってつけていくのは
(ひだりうでをほうたいでつって、ひだりのめをしろいきれでかくし、しかもあしをひきずっているのが)
左腕を包帯でつって、左の目を白いきれで隠し、しかも足を引きずっているのが
(ちょうほんにん、つまりじょんきゃんてぃだった。)
張本人、つまりジョン・キャンティだった。
(「そちは、どこまでわたしをつれていくのだ。へんどんはどこにいるのだ」)
「そちは、どこまで私を連れて行くのだ。ヘンドンはどこにいるのだ」
(「へへへ。すぐそこのはやしのなかでさあ。まあ、そんなにじれないで)
「へへへ。すぐそこの林の中でさあ。まあ、そんなにじれないで
(ついてくるこったな。おまえをよんでるおとこは、けがをしてるんだ」)
ついてくるこったな。おまえを呼んでる男は、怪我をしてるんだ」
(「えっ、へんどんがけがを?」)
「えっ、ヘンドンが怪我を?」
(さっきははしのたもとでまっているといったのに、いまははやしのなかだとおとこはいう。)
さっきは橋のたもとで待っていると言ったのに、今は林の中だと男は言う。
(そのちがいにえどわーどはきがつかないほどきがあせった。)
その違いにエドワードは気がつかないほど気が焦った。
((たいへんだ。あのしんせつなへんどんがけがをしてるなんて、いそごう、いそごう))
(大変だ。あの親切なヘンドンが怪我をしてるなんて、急ごう、急ごう)
(そこで、あっというまにはやしへついた。)
そこで、あっという間に林へ着いた。
(そして、くさったようなおおきなものおきごやへつれこまれた。)
そして、腐ったような大きな物置小屋へ連れ込まれた。
(「どこだ。どこにいる、へんどんは」)
「どこだ。どこにいる、ヘンドンは」
(「あわてるなよ」)
「慌てるなよ」
(とつぜん、うしろからしゃがれごえではなしかけたのは、いままであとをつけてきた)
突然、後ろからしゃがれ声で話しかけたのは、今まであとをつけてきた
(じょんだった。わかいおとこをわきにどけるとげひんにわらいかけた。)
ジョンだった。若い男をわきにどけると下品に笑いかけた。
(「おい、とむ。おふくろとおまえのねえさんにはぐれてしまったんだ。)
「おい、トム。おふくろとお前の姉さんにはぐれてしまったんだ。
(どこにいるか、しってるだろう」)
どこにいるか、知ってるだろう」
(「だれだ、きさまは」)
「誰だ、貴様は」
(「おっと、おまえのおやじをわすれちまったのかよ」)
「おっと、おまえのおやじを忘れちまったのかよ」
(「なにをもうすか。わたしのちちうえはおなくなりになったし、)
「何を申すか。私の父上はお亡くなりになったし、
(ははうえも、おかくれになっている。あねうえはきゅうでんにおいでだ」)
母上も、お隠れになっている。姉上は宮殿においでだ」
(これにはじょんもすっかりまいって、こんなにあたまのおかしくなったとむを)
これにはジョンもすっかりまいって、こんなに頭のおかしくなったトムを
(これからどうしたらいいかそうだんしはじめた。)
これからどうしたらいいか相談しはじめた。
(そのあいだに、えどわーどはわらのやまのなかで、ぐったりとねむってしまったのだ。)
その間に、エドワードはわらの山の中で、ぐったりと眠ってしまったのだ。