207系0番台 H1
207系0番台。
207系0番台は1991年4月に運行開始。207系のクハ207形(Tc)は高槻、京都寄りの先頭に連結される制御車。0番台のみに存在する。当初から電気連結器を装備して製造された車両は100番台の番号が付されたが、のちに試作車のF1以外の0番台の車両にも追加装備され、結果的に番号による差は無い。また、1000、2000番台は当該位置にクモハ207が連結されるため存在しない。207系のうち、1991年に登場した初期の0番台では電動車(モハ207。)2両で1ユニットを構成し、制御装置1つでモーター4台(1C4M)を動かす方式だった。 奇数(モハ207-0・奇数車。)と偶数(モハ207-0・偶数車。)の2両でパンタグラフや制御機器を共有する2両1ユニット方式、1C4Mを採用。特徴:1991年登場の試作編成(F1。)は7両固定編成で、後の量産車もこのユニット方式を基本とした。後の変更:後に登場する207系、1000番台(1994年以降)ではより柔軟な編成構成のために、1C1M方式に変更。207系1000番台(1994年登場)において、制御方式が1C1M方式(1台の制御装置で1台の主電動機を制御する方式)に変更された主な理由は以下の通り。編成構成の柔軟性向上:0番台の1C4M方式(1台の制御装置で4台のモーターを制御。)では、電動車(M車)を増減させる際に4両単位の制約を受けやすかったのに対し、1C1M方式では1両単位で細かくM車とT車(付随車)を組み合わせることが可能になった。冗長性の確保: 制御装置が故障しても、影響を受けるモーターが1台のみで済むため、故障時の走行性能の低下を最小限に抑えることができる。粘着性能の向上:各軸独立で制御を行うことで、空転や滑走をより細密に抑制でき、加速性能が安定した。この変更により、当時のJR西日本は東西線の急勾配区間への対応や、柔軟な車両運用を実現した。なお、1991年当時に登場したのはJR西日本の207系で、同名のJR東日本207系(常磐緩行線、1986年登場。)とは異なる車両。H1は2019年12月16日に体質改善工事を施工。
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2024年11月30日投稿