保育園 -7-
師匠シリーズ
以前cicciさんが更新してくださっていましたが、更新が止まってしまってしまったので、続きを代わりにアップさせていただきます。
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| 順位 | 名前 | スコア | 称号 | 打鍵/秒 | 正誤率 | 時間(秒) | 打鍵数 | ミス | 問題 | 日付 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | berry | 7823 | 神 | 8.0 | 97.6% | 326.7 | 2620 | 64 | 59 | 2026/03/26 |
| 2 | HAKU | 7765 | 神 | 8.0 | 97.1% | 332.5 | 2661 | 79 | 59 | 2026/03/26 |
| 3 | subaru | 7679 | 神 | 8.0 | 95.9% | 329.3 | 2641 | 112 | 59 | 2026/03/27 |
| 4 | subaru | 7402 | 光 | 7.9 | 94.0% | 334.2 | 2641 | 167 | 59 | 2026/03/26 |
| 5 | りく | 6158 | A++ | 6.3 | 96.8% | 424.3 | 2700 | 87 | 59 | 2026/03/30 |
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問題文
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(「このしゃしんをとったのは、にさいじのへやからですね?」)
「この写真を撮ったのは、二歳児の部屋からですね?」
(「はい、ちょうどこのへやのまうえです」)
「はい、ちょうどこの部屋の真上です」
(「なるほど、ではこのまほうじんは、)
「なるほど、ではこの魔法陣は、
(このへやのしょうめんにちかいいちにあったわけですね」)
この部屋の正面に近い位置にあったわけですね」
(そういってししょうはたちあがり、がらすどのほうへむかう。)
そう言って師匠は立ち上がり、ガラス戸の方へ向かう。
(あけはなしてあったとからそとへでて、すぐそとにあったちいさないたじきから)
開け放してあった戸から外へ出て、すぐ外にあった小さな板敷から
(じぶんのくつをえらんでえんていへでていった。)
自分の靴を選んで園庭へ出て行った。
(ぼくらもそれについていく。)
僕らもそれについていく。
(すうめーとるすすんで、しゃしんとしゅういをみくらべながら「このへんですね」という。)
数メートル進んで、写真と周囲を見比べながら「このへんですね」と言う。
(とうぜんだが、じめんはすっかりかわいていて、どろにえがかれていたという)
当然だが、地面はすっかり乾いていて、泥に描かれていたという
(まほうじんらしきもののこんせきすらない。)
魔法陣らしきものの痕跡すらない。
(「ふうん」)
「ふうん」
(ししょうはけげんなひょうじょうでじめんをさわる。そしてくびをかしげた。)
師匠は怪訝な表情で地面を触る。そして首を傾げた。
(そのばしょからはへやのしょうめんがわのふぇんすやひだりてがわのかだんまで、)
その場所からは部屋の正面側のフェンスや左手側の花壇まで、
(まだじゅうめーとるほどもある。)
まだ十メートルほどもある。
(「あそこからとったんですね」)
「あそこから撮ったんですね」
(ししょうがえんしゃのにかいをゆびさす。えんていからみていちばんみぎはしのへやだ。)
師匠が園舎の二階を指差す。園庭から見て一番右端の部屋だ。
(いちかいのそうことちょうりしつにあたるぶぶんにはにかいがないためだった。)
一階の倉庫と調理室にあたる部分には二階がないためだった。
(そしてそのにかいにはてらすがなく、)
そしてその二階にはテラスがなく、
(ししょうのゆびさすほうこうにはまどとかべだけがみえている。)
師匠の指さす方向には窓と壁だけが見えている。
など
(「ねんのためのかくにんですが、これがえがかれているところを、)
「念のための確認ですが、これが描かれているところを、
(だれもみてないんですね?」)
誰も見てないんですね?」
(「はい」)
「はい」
(「じゅういちじからひるのにじまでです」)
「十一時から昼の二時までです」
(えつこせんせいがこたえる。)
悦子先生が答える。
(「それいがいのじかんはくもってはいましたが、あめはふっていません」)
「それ以外の時間は曇ってはいましたが、雨は降っていません」
(それをきいて、ししょうがいみふけにうなずく。)
それを聞いて、師匠が意味深に頷く。
(「なるほど、よばれたわけがわかりましたよ」)
「なるほど、呼ばれた訳が分かりましたよ」
(じゃあ、へやにもどりましょうか。ししょうにそううながされてぜんいん、ごさいじしつにもどる。)
じゃあ、部屋に戻りましょうか。師匠にそう促されて全員、五歳児室に戻る。
(またおなじようなはいちでゆかにすわったとたん、ししょうがくちをあく。)
また同じような配置で床に座ったとたん、師匠が口を開く。
(しゃしんをてにしたままで。)
写真を手にしたままで。
(「これを、どうおもったんです」)
「これを、どう思ったんです」
(せんせいたちはかおをみあわせる。)
先生たちは顔を見合わせる。
(「えんちょうせんせいは、たちのわるいいたずらだと」)
「園長先生は、たちの悪いイタズラだと」
(えつこせんせいがそうこたえたのを、ししょうはにやにやしながらきいている。)
悦子先生がそう答えたのを、師匠はニヤニヤしながら聞いている。
(「なんねんかまえにあった、)
「何年か前にあった、
(つくえを9のじにならべるいたずらじけんのことをおもいだしますね」)
机を9の字に並べるイタズラ事件のことを思い出しますね」
(ししょうのことばにぼくもそのできごとのことをおもいだした。)
師匠の言葉に僕もその出来事のことを思い出した。
(たしかとうきょうのちゅうがっこうで、よるのうちになにものかがこうないにしんにゅうし、)
確か東京の中学校で、夜のうちに何者かが構内に侵入し、
(なにびゃくというたいりょうのつくえをはこびだしてこうていにならべた、というじけんだ。)
何百という大量の机を運び出して工程に並べた、という事件だ。
(こうていからみると、ただむちゃくちゃにほうちされたつくえにしかみえなかったが、)
校庭から見ると、ただむちゃくちゃに放置された机にしか見えなかったが、
(おくじょうからみるとそれがあらびあすうじの「9」のかたちになっている、)
屋上から見るとそれがアラビア数字の「9」の形になっている、
(というきかいなじけんだった。)
という奇怪な事件だった。
(そのことがぜんこくてきにほうどうされると、しちょうしゃたちはしろうとたんていとなって)
そのことが全国的に報道されると、視聴者たちは素人探偵となって
(そのじけんのはんにんや「9」のいみ、そしてどうきについてさまざまなすいりが)
その事件の犯人や「9」の意味、そして動機について様々な推理が
(なされることになった。)
なされることになった。
(きぼはまったくちがうが、ほいくえんのえんていにきみょうなずけいがえがかれるというのは、)
規模はまったく違うが、保育園の園庭に奇妙な図形が描かれるというのは、
(そのときのことをほうふつとさせるものがあった。)
その時のことを彷彿とさせるものがあった。
(「いたずらねぇ・・・・・」)
「イタズラねぇ・・・・・」
(ししょうはまだわらっている。)
師匠はまだ笑っている。
(「あなたたちは、そうはおもわなかったわけですね」)
「あなたたちは、そうは思わなかった訳ですね」
(みんなしんみょうなかおをしてうなずいた。)
みんな神妙な顔をして頷いた。
(「りゆうはだいたいわかりますよ。まずだいいちに、このほいくえんでいぜんから)
「理由はだいたい分かりますよ。まず第一に、この保育園で以前から
(しんれいげんしょうのようなものがつづいていたこと。)
心霊現象のようなものが続いていたこと。
(そしてだいにに、このしゃしんの、これですね」)
そして第二に、この写真の、これですね」
(ししょうはしゃしんのなかのいっかしょをゆびさす。)
師匠は写真の中の一箇所を指差す。
(そこにはまほうじんのそばでたちつくすえつこせんせいがうつっている。)
そこには魔法陣のそばで立ち尽くす悦子先生が写っている。
(いや、ししょうのゆびはそこからすこしはずれたいち、そのえつこせんせいのあしあとらしき)
いや、師匠の指はそこから少し外れた位置、その悦子先生の足跡らしき
(ちいさなてんてんがえんしゃのほうからのびてきているぶぶんにかかっている。)
小さな点々が園舎の方から伸びてきている部分に掛かっている。