オリジナル呼吸 龍の呼吸4
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(ろくのかた:りゅうりん・むきゅうごじん)
陸の型:龍鱗・無窮護陣
(がいよう:りゅうがぜんしんをおおうきょうじんなうろこで、)
概要:龍が全身を覆う強靭な鱗で、
(あらゆるこうげきをうけとめるすがたをけんぎへしょうかした、)
あらゆる攻撃を受け止める姿を剣技へ昇華した、
(りゅうのこきゅうゆいいつのぜったいぼうぎょがた。)
龍の呼吸唯一の絶対防御型。
(しようしゃはかたなをちゅうしんにこうそくかいてんさせながらむすうのえんこじょうのざんげきをてんかいし、)
使用者は刀を中心に高速回転させながら無数の円弧状の斬撃を展開し、
(りゅうりんのようにいくえにもかさなるぼうぎょじんをけいせいする。)
龍鱗のように幾重にも重なる防御陣を形成する。
(けいせいされたごじんは、てきのざんげきやけっきじゅつ、ひらいするがれきややだままでもはじきかえし、)
形成された護陣は、敵の斬撃や血鬼術、飛来する瓦礫や矢弾までも弾き返し、
(こうげきをうけながしながらはんげきへてんじることができる。)
攻撃を受け流しながら反撃へ転じることができる。
(りゅうのこきゅうがほこるこうぼういったいのしそうをもっともいろこくあらわしたかたであり、)
龍の呼吸が誇る攻防一体の思想を最も色濃く表した型であり、
(なかまをまもるさいにもしんかをはっきする。)
仲間を守る際にも真価を発揮する。
(とくちょう:りゅうのこきゅうでさいこうのぼうぎょせいのうをほこるかた。)
特徴:龍の呼吸で最高の防御性能を誇る型。
(こうそくかいてんするざんげきがぜんほういをおおい、ほぼしかくをつくらない。)
高速回転する斬撃が全方位を覆い、ほぼ死角を作らない。
(こうげきをうけながしながらあいてへはんげきをくわえられるこうぼういったいのわざ。)
攻撃を受け流しながら相手へ反撃を加えられる攻防一体の技。
(けっきじゅつなどのこうはんいこうげきにたいしてもたかいぼうぎょりょくをはっきする。)
血鬼術などの広範囲攻撃に対しても高い防御力を発揮する。
(なかまをゆずるためにごじんのはんいをひろげることもかのう。)
仲間を譲るために護陣の範囲を広げることも可能。
(ぼうぎょちゅうもすこしずつぜんしんできるため、ぼうぎょいっぺんとうではおわらない。)
防御中も少しずつ前進できるため、防御一辺倒では終わらない。
(しのかたとくみあわせることで、ぼうぎょとせんめつをどうじにおこなえる。)
肆の型と組み合わせることで、防御と殲滅を同時に行える。
(はつどうえんしゅつ:しようしゃはかたなをむねのまえへかまえ、ふかくいきをすいこむ。)
発動演出:使用者は刀を胸の前へ構え、深く息を吸い込む。
(こきゅうがきょくげんまでたかまると、とうしんからそうぎんいろのひかりがあふれだし、)
呼吸が極限まで高まると、刀身から蒼銀色の光が溢れ出し、
(あしもとへりゅうのうろこをもしたきょだいなもんようがうかびあがる。)
足元へ龍の鱗を模した巨大な紋様が浮かび上がる。
など
(かたなをかいてんさせたしゅんかん、あおじろいかみなりがえんをえがきながらひろがり、)
刀を回転させた瞬間、青白い雷が円を描きながら広がり、
(しようしゃのしゅういにはむすうのあおいうろこがちゅうへまいあがる。)
使用者の周囲には無数の蒼い鱗が宙へ舞い上がる。
(やがてきょだいなそうりゅうがしようしゃのしゅういをゆっくりとせんかいしはじめ、)
やがて巨大な蒼龍が使用者の周囲をゆっくりと旋回し始め、
(そのちょうだいなしんたいがなんじゅうにもまきつくことで、)
その長大な身体が何重にも巻き付くことで、
(りゅうそのものがたてとなるきょだいなごじんがかんせいする。)
龍そのものが盾となる巨大な護陣が完成する。
(てきのこうげきがごじんへふれるたび、りゅうりんがあおくかがやき、)
敵の攻撃が護陣へ触れるたび、龍鱗が青く輝き、
(しょうとつしたしゅんかんにむすうのらいかかがはじけとぶ。)
衝突した瞬間に無数の雷火花が弾け飛ぶ。
(さいごはりゅうがほうこうとともにしんたいをひろげ、)
最後は龍が咆哮とともに身体を広げ、
(ぼうぎょしていたりゅうりんがいっせいにぜんぽうへとびだし、)
防御していた龍鱗が一斉に前方へ飛び出し、
(はんげきのざんげきとなっててきをおそう。)
反撃の斬撃となって敵を襲う。
(みため:しようしゃをちゅうしんに、すうひゃくまいものそうぎんいろのりゅうりんがきゅうじょうにうかびあがる。)
見た目:使用者を中心に、数百枚もの蒼銀色の龍鱗が球状に浮かび上がる。
(それぞれのうろこはあおじろいかみなりをおびながらかいてんし、なんそうものえんかんをけいせいする。)
それぞれの鱗は青白い雷を帯びながら回転し、何層もの円環を形成する。
(そのようすはきょだいなりゅうのうろこがなんじゅうにもかさなったよろいのようにみえる。)
その様子は巨大な龍の鱗が何重にも重なった鎧のように見える。
(そうりゅうはゆずるようにしようしゃのしんたいをまきつけ、)
蒼龍は譲るように使用者の身体を巻き付け、
(こがねいろのひとみをかがやかせながらしずかにてきをにらみつづける。)
黄金色の瞳を輝かせながら静かに敵を睨み続ける。
(てきのこうげきがふれたしゅんかん、うろこいちまいいちまいがかがみのようにひかりをはんしゃし、)
敵の攻撃が触れた瞬間、鱗一枚一枚が鏡のように光を反射し、
(あおいらいこうがきゅうたいぜんたいへはしる。)
青い雷光が球体全体へ走る。
(ごじんがかいじょされるさいにはむすうのりゅうりんがひかりのりゅうしとなってまいちり、)
護陣が解除される際には無数の龍鱗が光の粒子となって舞い散り、
(あおいかみなりのよいんだけがしずかにのこる。)
蒼い雷の余韻だけが静かに残る。
(ゆらい:りゅうりんは、でんせつにかたられるりゅうのうろこをいみし、)
由来:龍鱗は、伝説に語られる龍の鱗を意味し、
(いかなるやいばもとおさないぜったいてきなまもりのしょうちょうとされている。)
いかなる刃も通さない絶対的な守りの象徴とされている。
(むきゅうごじんのむきゅうははてしなくつづくこと、)
無窮護陣の無窮は果てしなく続くこと、
(ごじんはあらゆるきょういからみをまもるけっかいをいみする。)
護陣はあらゆる脅威から身を守る結界を意味する。
(このかたは、「しんりゅうがみずからのしんたいでさとをおおい、あらしやさいやくからひとびとをまもりぬいた」)
この型は、「神龍が自らの身体で里を覆い、嵐や災厄から人々を守り抜いた」
(というふるいしんわをもとにあみだされた。)
という古い神話をもとに編み出された。
(りゅうのこきゅうにおいてゆいいつ、てきをきるのではなくゆずることをだいいちにとらえたかたであり、)
龍の呼吸において唯一、敵を斬るのではなく譲ることを第一に捉えた型であり、
(しんにつよきものとはなかまをまもれるものであるという、)
真に強き者とは仲間を守れる者であるという、
(りゅうのしそうをたいげんしたけんぎとしてかたりつがれている。)
龍の思想を体現した剣技として語り継がれている。
(しちのかた:そうりゅう・てんしょうらんぶ)
漆の型:双龍・天翔乱舞
(がいよう:にとうのりゅうがてんくうをじざいにかけめぐり、)
概要:二頭の龍が天空を自在に翔け巡り、
(たがいにこおうしながらえものをおいつめるすがたをけんぎへしょうかした、こうそくれんけいがたのかた。)
互いに呼応しながら獲物を追い詰める姿を剣技へ昇華した、高速連携型の型。
(しようしゃはさゆうことなるきどうでれんぞくざんげきをはなち、)
使用者は左右異なる軌道で連続斬撃を放ち、
(それぞれのざんげきがにとうのりゅうとなっててきをはさみこむようにおそいかかる。)
それぞれの斬撃が二頭の龍となって敵を挟み込むように襲い掛かる。
(いちげきごとのいりょくだけではなく、)
一撃ごとの威力だけではなく、
(れんぞくしてへんかするざんげきのきどうとあっとうてきなてすうにより、)
連続して変化する斬撃の軌道と圧倒的な手数により、
(てきへかいひのよちをあたえない。こうげきはとぎれることなくながれつづけ、)
敵へ回避の余地を与えない。攻撃は途切れることなく流れ続け、
(まるでにとうのりゅうがてんくうでまいながらえものをほんろうしているようなたたかいをうみだす。)
まるで二頭の龍が天空で舞いながら獲物を翻弄しているような戦いを生み出す。
(りゅうのこきゅうのなかでももっともかれいでりゅうどうてきなかたであり、)
龍の呼吸の中でも最も華麗で流動的な型であり、
(れんげきせいのうにおいてはさんのかたのをしのぐ。)
連撃性能においては参の型のを凌ぐ。
(とくちょう:にとうのりゅうがれんけいするようなふくざつなざんげききどうをえがく。)
特徴:二頭の龍が連携するような複雑な斬撃軌道を描く。
(さゆう、じょうげ、ぜんごからどうじにこうげきし、てきをほういする。)
左右、上下、前後から同時に攻撃し、敵を包囲する。
(いちどこうせいへてんじると、とぎれることなくれんげきをくりだせる。)
一度攻勢へ転じると、途切れることなく連撃を繰り出せる。
(かいひしたてきのうごきをさきよみし、だいに、だいさんのざんげきがついげきする。)
回避した敵の動きを先読みし、第二、第三の斬撃が追撃する。
(たんたいせん、ふくざつせんのどちらにもたいおうできるばんのうがた。)
単体戦、複雑線のどちらにも対応できる万能型。
(しようしゃのけんぎがたかいほどりゅうのきどうもふくざつになり、かいひがこんなんになる。)
使用者の剣技が高いほど龍の軌道も複雑になり、回避が困難になる。
(はちのかたやじゅうさんのかたへつなげることで、りゅうのこきゅうさいだいきゅうのれんぞくこうげきをてんかい。)
捌の型や拾参の型へ繋げることで、龍の呼吸最大級の連続攻撃を展開。
(はつどうえんしゅつ:しようしゃはかたなをゆっくりとかまえ、ふかくいきをすいこむ。)
発動演出:使用者は刀をゆっくりと構え、深く息を吸い込む。
(とうしんからそうぎんいろのひかりがあふれだし、あおじろいかみなりがうでからかたなへとながれこむ。)
刀身から蒼銀色の光が溢れ出し、青白い雷が腕から刀へと流れ込む。
(さいしょのいっせんがはなたれたしゅんかん、あおいりゅうがひだりがわからてんくうへまいあがる。)
最初の一閃が放たれた瞬間、蒼い龍が左側から天空へ舞い上がる。
(どうじににげきめではもういっとうのりゅうがみぎがわからすがたをあらわし、)
同時に二撃目ではもう一頭の龍が右側から姿を現し、
(にとうのりゅうはたがいにほうこうをあげながらてんくうをらせんじょうにせんかいする。)
二頭の龍は互いに咆哮を上げながら天空を螺旋状に旋回する。
(しようしゃがかたなをふるうたび、にとうのりゅうはたがいにこうさし、)
使用者が刀を振るうたび、二頭の龍は互いに交差し、
(いくえものあおいきせきをえがきながらてきへおそいかかる。)
幾重もの蒼い軌跡を描きながら敵へ襲い掛かる。
(りゅうがこうさするたびにあおじろいかみなりがはじけ、)
龍が交差するたびに青白い雷が弾け、
(ぼうふうがまきおこり、そらぜんたいがあおくそまっていく。)
暴風が巻き起こり、空全体が蒼く染まっていく。
(さいごのいちげきではにとうのりゅうがかんぜんにかさなりあい、)
最後の一撃では二頭の龍が完全に重なり合い、
(いっぴきのきょだいなりゅうとなっててんたかくまいあがる。)
一匹の巨大な龍となって天高く舞い上がる。
(そしてほうこうとともにきゅうこうかし、きょだいなじゅうじのざんげきをだいちへきざみこむ。)
そして咆哮とともに急降下し、巨大な十字の斬撃を大地へ刻み込む。
(みため:かたなのきせきはにほんのそうぎんいろのこうせんとなり、)
見た目:刀の軌跡は二本の蒼銀色の光線となり、
(それぞれがりゅうのしんたいへへんかしててんくうをまう。)
それぞれが龍の身体へ変化して天空を舞う。
(いっとうはふかいあおいろのかみなりをまとい、もういっとうはしろがねにかがやくかぜをまとっている。)
一頭は深い蒼色の雷を纏い、もう一頭は白銀に輝く風を纏っている。
(にとうはたがいにらせんをえがきながらせんかいし、)
二頭は互いに螺旋を描きながら旋回し、
(そのきせきはきょだいなそうらせんとなってせんじょうをおおう。)
その軌跡は巨大な双螺旋となって戦場を覆う。
(こうさするたびにあおじろいかみなりとあおいひばながはげしくはじけ、)
交差するたびに青白い雷と蒼い火花が激しく弾け、
(りゅうりんのようなひかりのけっしょうがむすうにまいちる。)
龍鱗のような光の結晶が無数に舞い散る。
(さいごにはにとうのりゅうがひとつへかさなり、)
最後には二頭の龍が一つへ重なり、
(てんくうからきょだいなりゅうじんがまいおりるようなそうれいなこうけいとなる。)
天空から巨大な龍神が舞い降りるような壮麗な光景となる。
(ゆらい:そうりゅうは、ふるくからつたわるにとうのしんりゅうがてんをしゅごするでんせつにゆらいする。)
由来:双龍は、古くから伝わる二頭の神龍が天を守護する伝説に由来する。
(たがいをおぎないあい、けっしてはなれることなくてんくうをめぐるにとうのりゅうは、)
互いを補い合い、決して離れることなく天空を巡る二頭の龍は、
(ちょうわとぜったいなるちからのしょうちょうとされている。)
調和と絶対なる力の象徴とされている。
(てんしょうらんぶのてんしょうはりゅうがはてしないてんくうをかけめぐるすがた、)
天翔乱舞の天翔は龍が果てしない天空を翔け巡る姿、
(らんぶはきそくせいをもちながらもよそくふのうなまいのようなれんぞくこうげきをいみする。)
乱舞は規則性を持ちながらも予測不能な舞のような連続攻撃を意味する。
(このかたは、「にとうのしんりゅうがてんをまいながらさいやくをうちはらい、)
この型は、「二頭の神龍が天を舞いながら災厄を討ち払い、
(せかいへへいおんをもたらした」というしんわからちゃくそうをえてあみだされた。)
世界へ平穏をもたらした」という神話から着想を得て編み出された。
(りゅうのこきゅうのなかでももっともりゅうれいでげいじゅつせいがたかいかたとされ、)
龍の呼吸の中でも最も流麗で芸術性が高い型とされ、
(そのけんぶは「てんくうににとうのりゅうがえがくまいそのもの」とかたりつがれている。)
その剣舞は「天空に二頭の龍が描く舞そのもの」と語り継がれている。