オリジナル呼吸 龍の呼吸8
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(じゅうにのかた:そうてんりゅう・ばんしょうかいてん)
拾弐の型:蒼天龍・万象廻天
(がいよう:てんくうをすべるそうてんりゅうがしんらばんしょうのちからをそのみにやどし、)
概要:天空を統べる蒼天龍が森羅万象の力をその身に宿し、
(てんちすべてをめぐらせるすがたをけんぎへしょうかした、)
天地全てを巡らせる姿を剣技へ昇華した、
(りゅうのこきゅうさいしゅうだんかいへいたるきゅうきょくのせいあつがた。)
龍の呼吸最終段階へ至る究極の制圧型。
(しようしゃはこきゅう、きんりょく、せいしんりょくのすべてをきょくげんまでたかめ、)
使用者は呼吸、筋力、精神力のすべてを極限まで高め、
(みずからをきょだいなりゅうのかくとすることで、)
自らを巨大な龍の核とすることで、
(せんじょうぜんたいをきょだいなりゅうのりょういきへへんぼうさせる。)
戦場全体を巨大な龍の領域へ変貌させる。
(こうげき、ぼうぎょ、かいひ、はんげきがかんぜんにいったいかしたかたであり、)
攻撃、防御、回避、反撃が完全に一体化した型であり、
(ざんげき、ぼうふう、らいげき、しょうげきはがたえまなくじゅんかんする。)
斬撃、暴風、雷撃、衝撃波が絶え間なく循環する。
(てきはいっしゅんでもそのりょういきへあしをふみいれれば、)
敵は一瞬でもその領域へ足を踏み入れれば、
(あらゆるほうこうからおそいくるりゅうのちからにのみこまれ、にげばをうしなう。)
あらゆる方向から襲い来る龍の力に飲み込まれ、逃げ場を失う。
(りゅうのこきゅうのなかでももっともかんせいどがたかいばんのうがたとされ、)
龍の呼吸の中でも最も完成度が高い万能型とされ、
(れきだいでもきわめてかぎられたつかいてしかしゅうとくできなかったまぼろしのかたである。)
歴代でも極めて限られた使い手しか習得できなかった幻の型である。
(とくちょう:りゅうのこきゅうでさいこうのそうごうせいのうをほこるかた。)
特徴:龍の呼吸で最高の総合性能を誇る型。
(こうげき、ぼうぎょ、きどうりょくをどうじにさいだいげんはっきする。)
攻撃、防御、機動力を同時に最大限発揮する。
(きょだいなかじょうのりゅういきをけいせいし、こうはんいのてきをせいあつする。)
巨大な渦状の龍域を形成し、広範囲の敵を制圧する。
(ざんげき、ぼうふう、らいげきがたえまなくじゅんかんし、てきへけいぞくてきなこうげきをあたえる。)
斬撃、暴風、雷撃が絶え間なく循環し、敵へ継続的な攻撃を与える。
(しようしゃはりゅういきないをじゆうじざいにこうそくいどうできる。)
使用者は龍域内を自由自在に高速移動できる。
(しゅうだんせん、たいじょうげん、ちょうきせんのすべてにたいおうできる。)
集団戦、対上弦、長期戦のすべてに対応できる。
(じゅうさんのかたへつながるさいごのじゅんびだんかいとなるかた。)
拾参の型へ繋がる最後の準備段階となる型。
など
(はつどうえんしゅつ:しようしゃはかたなをしずかにせいがんへかまえ、)
発動演出:使用者は刀を静かに正眼へ構え、
(めをとじてふかくぜんしゅうちゅうのこきゅうをおこなう。)
目を閉じて深く全集中の呼吸を行う。
(とうしんがそうぎんいろからこうごうしいそうはくへかがやきをかえるとどうじに、)
刀身が蒼銀色から神々しい蒼白へ輝きを変えると同時に、
(だいちへきょだいなりゅうもんがうかびあがる。)
大地へ巨大な龍紋が浮かび上がる。
(そらはあついうんかいにおおわれ、せんじょうぜんたいへあおじろいかみなりがなんどもはしりぬける。)
空は暑い雲海に覆われ、戦場全体へ青白い雷が何度も走り抜ける。
(つぎのしゅんかん、しようしゃをちゅうしんとしてきょだいなあおいたつまきがはっせいし、)
次の瞬間、使用車を中心として巨大な蒼い竜巻が発生し、
(そのないぶからすうひゃくめーとるきゅうのそうてんりゅうがゆっくりとすがたをあらわす。)
その内部から数百メートル級の蒼天龍がゆっくりと姿を現す。
(そうてんりゅうはてんをめぐるようになんじゅうものえんをえがきながらひしょうし、)
蒼天龍は天を巡るように何重もの円を描きながら飛翔し、
(そのからだがえがいたきせきはきょだいなりゅうのけっかいとなってせんじょうぜんたいをつつみこむ。)
その身体が描いた軌跡は巨大な龍の結界となって戦場全体を包み込む。
(しようしゃがかたなをふるうたび、りゅうはほうこうをかえ、)
使用者が刀を振るうたび、龍は方向を変え、
(ぼうふう、かみなり、あおいほのおをまとったむすうのざんげきをしほうはっぽうへはなつ。)
暴風、雷、蒼い炎を纏った無数の斬撃を四方八方へ放つ。
(りゅうがいっしゅうするごとにてんちのちからがりゅういきへあつまり、かぜはさらにはげしく、)
龍が一周するごとに天地の力が龍域へ集まり、風はさらに激しく、
(かみなりはさらにまぶしく、だいちにはむすうのりゅうもんがひろがっていく。)
雷はさらに眩しく、大地には無数の龍紋が広がっていく。
(さいごにはそうてんりゅうがてんくうたかくまいあがり、)
最後には蒼天龍が天空高く舞い上がり、
(せかいをみおろすようにいちどほうこうする。)
世界を見下ろすように一度咆哮する。
(そのほうこうとともにりゅういきぜんたいがしゅうそくし、きょだいなあおいこうちゅうとなっててきをつつみこみ、)
その咆哮とともに龍域全体が収束し、巨大な蒼い光柱となって敵を包み込み、
(てんちをゆるがすせんこうとともにいっせいにさくれつする。)
天地を揺るがす閃光とともに一斉に炸裂する。
(みため:とうしんはすみわたるそらのようなそうはくしょくへへんかし、)
見た目:刀身は澄み渡る空のような蒼白色へ変化し、
(やいばにはりゅうりんをおもわせるもんようがあざやかにうかびあがる。)
刃には龍鱗を思わせる紋様が鮮やかに浮かび上がる。
(しようしゃのはいごには、すうひゃくめーとるにもおよぶきょだいなそうてんりゅうがけんげんする。)
使用者の背後には、数百メートルにも及ぶ巨大な蒼天龍が顕現する。
(りゅうのからだはそうぎんいろのうろこでおおわれ、)
龍の身体は蒼銀色の鱗で覆われ、
(そのいちまいいちまいがほしぞらのようなかがやきをはなつ。)
その一枚一枚が星空のような輝きを放つ。
(つのははっきんいろにかがやき、ひとみはすみきったそうてんをおもわせるそうきんしょく。)
角は白金色に輝き、瞳は澄み切った蒼天を思わせる蒼金色。
(りゅうがてんくうをせんかいするたび、きょだいなあおいうずをいくえにもかさなり、)
龍が天空を旋回するたび、巨大な蒼い渦を幾重にも重なり、
(せんじょうぜんたいがりゅうのりょういきへとかわる。)
戦場全体が龍の領域へと変わる。
(あおじろいかみなりはりゅうのからだをはしりつづけ、ぼうふうはくもをまきこみ、)
青白い雷は龍の身体を走り続け、暴風は雲を巻き込み、
(むすうのあおいりゅうりんのこうりんがゆきのようにふりそそぐ。)
無数の蒼い龍鱗の光片が雪のように降り注ぐ。
(かたのしゅうばんではりゅういきぜんたいがきょだいなりゅうのもんしょうへへんかし、)
型の終盤では龍域全体が巨大な龍の紋章へ変化し、
(そのちゅうしんからあおいこうちゅうがてんとちをいっちょくせんにむすぶ。)
その中心から蒼い光柱が天と地を一直線に結ぶ。
(ゆらい:そうてんりゅうとは、はてしないそうくうそのものをつかさどる、)
由来:蒼天龍とは、果てしない蒼空そのものを司る、
(さいこういのしんりゅうをいみする。かぜ、かみなり、くも、てんこうをじざいにあやつり、)
最高位の神龍を意味する。風、雷、雲、天候を自在に操り、
(せかいのきんこうをたもつそんざいとして、ふるくからしんわにかたりつがれてきた。)
世界の均衡を保つ存在として、古くから神話に語り継がれてきた。
(ばんしょうはてんちにそんざいするあらゆるげんしょうやせいめい、)
万象は天地に存在するあらゆる現象や生命、
(かいてんはせかいそのものをめぐらせ、うんめいすらうごかすかみのちからをいみしている。)
廻天は世界そのものを巡らせ、運命すら動かす神の力を意味している。
(「そうてんりゅうがてんちばんぶつのちからをひとつへあつめ、せかいをおおうさいやくをじょうかした」)
「蒼天龍が天地万物の力を一つへ集め、世界を覆う災厄を浄化した」
(というさいこのりゅうしんでんしょうからちゃくそうをえてそうしされた。)
という最古の龍神伝承から着想を得て創始された。
(りゅうのこきゅうにおいては、すべてのかたととうごう、)
龍の呼吸においては、すべての型と統合、
(じゅんかんさせるきゅうきょくのかんせいけいとされ、)
循環させる究極の完成形とされ、
(こうげき、ぼうぎょ、きどう、せいあつのすべてをきょくげんまでたかめる、)
攻撃、防御、機動、制圧のすべてを極限まで高める、
(りゅうおうをこえたしんいきのけんぎとかたりつがれている。)
龍王を超えた神域の剣技と語り継がれている。