オリジナル呼吸 文字の呼吸7
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(ろくのかた:せいしょ・てんがひつう)
陸の型:星書・天河筆雨
(がいよう:もじのこきゅうにおけるちょうこうはんいこうげきがた。)
概要:文字の呼吸における超広範囲攻撃型。
(しようしゃが「ばんしょうそうてん」へほしやよぞらをあらわすもじをかきこみ、)
使用者が「万象創典」へ星や夜空を表す文字を書き込み、
(そのもじをてんくうへてんかいすることで、むすうのひかりかがやくもじのほしをうみだす。)
その文字を天空へ展開することで、無数の光輝く文字の星を生み出す。
(そしてはねぺんをふりおろしたしゅんかん、)
そして羽ペンを振り下ろした瞬間、
(てんくうにうかんだせいもじがいっせいにちじょうへふりそそぐ。)
天空に浮かんだ星文字が一斉に地上へ降り注ぐ。
(そのこうけいはまるで、よぞらそのものがきょだいなふでとなり、)
その光景はまるで、夜空そのものが巨大な筆となり、
(ほしのあめでちじょうへぶんしょうをかいているかのようにみえる。)
星の雨で地上へ文章を書いているかのように見える。
(ごのかたがちじょうをまうはなのうつくしさをりようしたわざなのにたいし、)
伍の型が地上を舞う花の美しさを利用した技なのに対し、
(ろくのかたはてんくうそのものをもじじゅつしきのきゃんばすにかえるかたとなっている。)
陸の型は天空そのものを文字術式のキャンバスに変える型となっている。
(とくちょう:てんくうぜんたいをりようするこうはんいこうげき。)
特徴:天空全体を利用する広範囲攻撃。
(すうひゃくからすうせんものせいもじをどうじにてんかいする。)
数百から数千もの星文字を同時に展開する。
(せいもじひとつひとつがどくりつしたこうだんとなる。)
星文字一つ一つが独立した光弾となる。
(こうかそくどやきどうをじざいにちょうせいできる。)
降下速度や軌道を自在に調整できる。
(せいもじがじめんにふれると、しょうきぼなもじばくはつをおこす。)
星文字が地面に触れると、小規模な文字爆発を起こす。
(いってんしゅうちゅうすれば、きょだいないちげきとしていりょくをしゅうやくできる。)
一点集中すれば、巨大な一撃として威力を集約できる。
(しかいをうばうほどのひかりをはなつため、てきのうごきをみだすこうかもある。)
視界を奪うほどの光を放つため、敵の動きを乱す効果もある。
(やかんやくらいばしょではとくにきょうりょくになる。)
夜間や暗い場所では特に強力になる。
(くうちゅうのてきやこうはんいにちらばったてきへのたいしょにすぐれる。)
空中の敵や広範囲に散らばった敵への対処に優れる。
(ただし、はつどうにはいっていじかんのせいずをえがくひつようがあり、)
ただし、発動には一定時間の星図を描く必要があり、
など
(きんきょりのそくおうせんにはむかない。)
近距離の即応戦には向かない。
(はつどうえんしゅつ:しようしゃは「ばんしょうそうてん」をひらき、はねぺんをよぞらへむける。)
発動演出:使用者は「万象創典」を開き、羽ペンを夜空へ向ける。
(まず、くうちゅうへちいさなもじをひとつかく。)
まず、空中へ小さな文字を一つ書く。
(「ほし」)
「星」
(そのひともじがかんせいしたしゅんかん、よぞらのいっかくにちいさなひかりがともる。)
その一文字が完成した瞬間、夜空の一角に小さな光が灯る。
(つづいてしようしゃは、「てん」「かわ」「あめ」と、ひともじずつそらへかきつらねていく。)
続いて使用者は、「天」「河」「雨」と、一文字ずつ空へ書き連ねていく。
(かかれたもじはそらたかくまいあがり、よぞらのほしへとへんかする。)
書かれた文字は空高く舞い上がり、夜空の星へと変化する。
(ひとつ、またひとつとほしがふえていき、)
一つ、また一つと星が増えていき、
(やがてそらいちめんがむすうのもじぼしでうめつくされる。)
やがて空一面が無数の文字星で埋め尽くされる。
(それぞれのほしはほそいひかりのせんでつながり、)
それぞれの星は細い光の線で繋がり、
(きょだいなせいざのようなうつくしいもじじんをけいせいする。)
巨大な星座のような美しい文字陣を形成する。
(しようしゃがはねぺんをそらへかかげると、すべてのせいもじがいっせいにかがやく。)
使用者が羽ペンを空へ掲げると、すべての星文字が一斉に輝く。
(そして、はねぺんをいきおいよくふりおろす。)
そして、羽ペンを勢いよく振り下ろす。
(そのしゅんかん、てんくうにうかんでいたむすうのせいもじがいっせいにらっか。)
その瞬間、天空に浮かんでいた無数の星文字が一斉に落下。
(まるであまのがわからむげんのふでさきがふりそそぐようなこうけいとなる。)
まるで天の川から無限の筆先が降り注ぐような光景となる。
(せいもじはりゅうせいのようなそくどでちじょうへふりそそぎ、)
星文字は流星のような速度で地上へ降り注ぎ、
(ちゃくだんするたびにあおじろいもじのばくはつをはっせいさせる。)
着弾するたびに蒼白い文字の爆発を発生させる。
(さいごに、すべてのほしがひとつへあつまり、きょだいなあめのもじとなっててきのずじょうへらっか。)
最後に、すべての星が一つへ集まり、巨大な雨の文字となって敵の頭上へ落下。
(きょだいなひかりのほんりゅうがせんじょうをおおいつくす。)
巨大な光の奔流が戦場を覆い尽くす。
(みため:はつどうちゅうはせんじょうのじょうくうがかんぜんにくらくなり、)
見た目:発動中は戦場の上空が完全に暗くなり、
(そのなかにむすうのあおじろいせいもじがうかびあがる。)
その中に無数の青白い星文字が浮かび上がる。
(ほしひとつひとつにはちいさなかんじやこだいもじがきざまれており、あわいきんいろのひかりをはなつ。)
星一つ一つには小さな漢字や古代文字が刻まれており、淡い金色の光を放つ。
(ほしとほしをつなぐひかりのせんはきょだいなせいざをけいせいし、)
星と星を繋ぐ光の線は巨大な星座を形成し、
(そのぜんたいがまるでてんくうにえがかれたいっさつのしょもつのようにみえる。)
その全体がまるで天空に描かれた一冊の書物のように見える。
(せいもじがらっかすると、りゅうせいのおのようなひかりのふでさきをのこす。)
星文字が落下すると、流星の尾のような光の筆先を残す。
(ちゃくだんしたばしょにはいっしゅんだけきょだいなもじのもんしょうがうかびあがり、)
着弾した場所には一瞬だけ巨大な文字の紋章が浮かび上がり、
(そのちょくごにあおじろいひかりがはじける。)
その直後に蒼白い光が弾ける。
(むすうのせいもじがふりそそぐようすは、まさにほしのひつう。)
無数の星文字が降り注ぐ様子は、まさに星の筆雨。
(わざのさいちゅう、しようしゃのしゅういにもちいさなせいもじがまいつづけ、)
技の最中、使用者の周囲にも小さな星文字が舞い続け、
(はねぺんのうごきにあわせてせいざのかたちをへんかさせる。)
羽ペンの動きに合わせて星座の形を変化させる。
(すべてのこうげきがおわると、)
すべての攻撃が終わると、
(さいごにのこったひとつのほしがゆっくりときえ、よぞらにせいじゃくがもどる。)
最後に残った一つの星がゆっくりと消え、夜空に静寂が戻る。
(ゆらい:せいしょとは、ほしをもじとしてよみとり、)
由来:星書とは、星を文字として読み取り、
(てんくうにしるされたいみをどくしょするというこだいのしそうからなづけられた。)
天空に記された意味を読書するという古代の思想から名付けられた。
(てんがはよぞらをながれるあまのがわをいみし、)
天河は夜空を流れる天の川を意味し、
(むすうのせいもじがつらなるようすをあらわしている。)
無数の星文字が連なる様子を表している。
(ひつうは、あめのようにたいりょうのひっせきがふりそそぐことをいみするぞうご。)
筆雨は、雨のように大量の筆跡が降り注ぐことを意味する造語。
(このかたは、もじのこきゅうのつかいてがよぞらをみあげたさい、)
この型は、文字の呼吸の使い手が夜空を見上げた際、
(「もしてんくうそのものがいっさつのほんなら、ほしはそこにかかれたもじなのではないか」)
「もし天空そのものが一冊の本なら、星はそこに書かれた文字なのではないか」
(とかんがえたことからうまれたとされる。)
と考えたことから生まれたとされる。
(そこからほしをもじとしてあつかうぎじゅつがけんきゅうされ、)
そこから星を文字として扱う技術が研究され、
(てんくうへもじをえがき、それをほしとしてこていするじゅつしきがかんせい。)
天空へ文字を描き、それを星として固定する術式が完成。
(さいしゅうてきに、そらにかかれたせいもじをいっせいにちじょうへふらせることで、)
最終的に、空に書かれた星文字を一斉に地上へ降らせることで、
(「てんにかいたもじを、ふでのあめとしてちじょうへかえす」というどくじのかたへしょうかされた。)
「天に書いた文字を、筆の雨として地上へ返す」という独自の型へ昇華された。
(そのためりくのかたは、もじのこきゅうにおける、)
そのため陸の型は、文字の呼吸における、
(「もじをかくばしょはかみだけではない。そらもまた、いちまいのきょだいなかみである」)
「文字を書く場所は紙だけではない。空もまた、一枚の巨大な紙である」
(というしそうをしょうちょうするかたとなっている。)
という思想を象徴する型となっている。