オリジナル呼吸 文字の呼吸10
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問題文
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(くのかた:しんごん・てんちそうしょ)
玖の型:神言・天地創書
(がいよう:もじのこきゅうにおけるてんちかんしょう、ちょうこういきじゅつしきがた。)
概要:文字の呼吸における天地干渉、超広域術式型。
(はちのかたが、せかいをいっさつのせいてんとしてあつかうかただったのにたいし、)
捌の型が、世界を一冊の聖典として扱う型だったのに対し、
(くのかたではさらにふみこみ、てんとちそのものへもじをかきこむ。)
玖の型ではさらに踏み込み、天と地そのものへ文字を書き込む。
(しようしゃが「ばんしょうそうてん」へ「てん」「ち」「そう」「めい」などのこんげんてきなもじをしるし、)
使用者が「万象創典」へ「天」「地」「創」「命」などの根源的な文字を記し、
(それをげんじつのくうかんへてんしゃすることで、しゅういのかんきょうそのものをじゅつしきへへんかんする。)
それを現実の空間へ転写することで、周囲の環境そのものを術式へ変換する。
(そらにはきょだいなもじじん、ちじょうにはきょだいなひっせきがしゅつげんし、りょうしゃがこおうすることで、)
空には巨大な文字陣、地上には巨大な筆跡が出現し、両者が呼応することで、
(てんからひかり、かみなり、かぜを、ちからいわ、しょくぶつ、もじのかべなどをよびおこす。)
天から光、雷、風を、地から岩、植物、文字の壁などを呼び起こす。
(とくちょう:てんとちをどうじにあやつるこうぼういったいがた。)
特徴:天と地を同時に操る攻防一体型。
(せんじょうぜんたいをきょだいなてんちのしょにかえる。)
戦場全体を巨大な天地の書に変える。
(くうちゅうとじめんからどうじにこうげきできる。)
空中と地面から同時に攻撃できる。
(ちけいそのものをじゅつしきへへんかんできる。)
地形そのものを術式へ変換できる。
(こうげき、ぼうぎょ、こうそく、えんごをどうじにせいりつさせられる。)
攻撃、防御、拘束、援護を同時に成立させられる。
(しようしゃがかいたもじがげんじつのげんしょうとしてぐげんかする。)
使用者が書いた文字が現実の現象として具現化する。
(てきのにげみちをちけいごとふうじこめられる。)
敵の逃げ道を地形ごと封じ込められる。
(はちのかたよりもさらにこうはんいで、もじのかんしょうりょくもつよい。)
捌の型よりもさらに広範囲で、文字の干渉力も強い。
(さいだいのとくちょうは、もじをあやつるのではなく、)
最大の特徴は、文字を操るのではなく、
(もじによってせかいへめいれいすること。)
文字によって世界へ命令すること。
(はつどうえんしゅつ:しようしゃは「ばんしょうそうてん」をひらき、はねぺんをてんくうへむける。)
発動演出:使用者は「万象創典」を開き、羽ペンを天空へ向ける。
(まずくうちゅうにきょだいな、「てん」のひともじをかく。)
まず空中に巨大な、「天」の一文字を書く。
など
(もじがかんせいしたしゅんかん、そらがあおじろくかがやき、きょだいなもじじんがくものうえへひろがっていく。)
文字が完成した瞬間、空が蒼白く輝き、巨大な文字陣が雲の上へ広がっていく。
(つづいてじめんへはねぺんをはしらせ、「ち」としるす。)
続いて地面へ羽ペンを走らせ、「地」と記す。
(そのしゅんかん、じめんいちめんにきょだいなもじがはしり、)
その瞬間、地面一面に巨大な文字が走り、
(まるでだいちそのものへぶんしょうがきざみこまれたかのようなこうけいになる。)
まるで大地そのものへ文章が刻み込まれたかのような光景になる。
(しようしゃはさらに、「そう」「せい」「かい」とれんぞくしてかきあげる。)
使用者はさらに、「創」「生」「廻」と連続して書き上げる。
(するとてんくうのもじとちじょうのもじがひかりのはしらでつながる。)
すると天空の文字と地上の文字が光の柱で繋がる。
(てんちがいっぽんのきょだいな「ふで」のようにむすばれたしゅんかん、)
天地が一本の巨大な「筆」のように結ばれた瞬間、
(しようしゃがさいごにはねぺんをふりぬく。)
使用者が最後に羽ペンを振り抜く。
(「しょ」のもじがくうちゅうへうかびあがる。)
「書」の文字が空中へ浮かび上がる。
(そのしゅんかん、てんくうからむすうのひかりのもじがふりそそぎ、)
その瞬間、天空から無数の光の文字が降り注ぎ、
(ちじょうからもきょだいなもじれつがせりあがる。)
地上からも巨大な文字列がせり上がる。
(てんとちのもじがこうさし、せんじょうぜんたいがきょだいのしょもつのいちぺーじへとへんかする。)
天と地の文字が交差し、戦場全体が巨大の書物の一ページへと変化する。
(みため:そらにはきょだいなえんけいのもじじんがうかび、そのちゅうしんに「てん」のもじがかがやく。)
見た目:空には巨大な円形の文字陣が浮かび、その中心に「天」の文字が輝く。
(じめんにはふくざつなもじのもんようがひろがり、)
地面には複雑な文字の紋様が広がり、
(そのちゅうしんにきょだいな「ち」のもじがきざまれる。)
その中心に巨大な「地」の文字が刻まれる。
(てんくうとじめんのもじはほそいひかりのせんでつながり、)
天空と地面の文字は細い光の線で繋がり、
(まるでてんちをきょだいないっさつのほんとしてとじているようにみえる。)
まるで天地を巨大な一冊の本として綴じているように見える。
(そらからは、あおいひかりのもじ、かみなりをおびたもじ、むすうのこうひつがふりそそぐ。)
空からは、蒼い光の文字、雷を帯びた文字、無数の光筆が降り注ぐ。
(ちじょうからは、こがねいろのもじばしら、きょだいなもじかべ、)
地上からは、黄金色の文字柱、巨大な文字壁、
(ひかるもじのくさり、じめんをはしるひっせきがつぎつぎにしゅつげんする。)
光る文字の鎖、地面を走る筆跡が次々に出現する。
(しようしゃのはいごにはきょだいなにまいのぺーじがてんかいし、)
使用者の背後には巨大な二枚のページが展開し、
(そのぺーじのかたほうには「てん」、もうかたほうには「ち」がえがかれる。)
そのページの片方には「天」、もう片方には「地」が描かれる。
(さいごにはにまいのぺーじがとじるようにかさなり、)
最後には二枚のページが閉じるように重なり、
(せんじょうぜったいをきょだいなひかりのもじがつつみこむ。)
戦場絶対を巨大な光の文字が包み込む。
(ゆらい:しんごんとは、かみがはっすることば、)
由来:神言とは、神が発する言葉、
(あるいはせかいそのものへさようすることばをいみする。)
あるいは世界そのものへ作用する言葉を意味する。
(てんちは、このせかいをこうせいするてんとち。)
天地は、この世界を構成する天と地。
(そうしょは、そうぞうするためのしょをいみするぞうご。)
創書は、創造するための書を意味する造語。
(このかたのげんけいとなったのは、こだいのもじのこきゅうのつかいてがのこした、)
この型の原型となったのは、古代の文字の呼吸の使い手が残した、
(「もじとは、せかいをきろくするためだけのものではない。)
「文字とは、世界を記録するためだけのものではない。
(せかいをかえるためにもそんざいする」というしそうだった。)
世界を変えるためにも存在する」という思想だった。
(はちのかたでせかいをよむぎじゅつをかんせいさせ、そこからさらにすすんで、)
捌の型で世界を読む技術を完成させ、そこからさらに進んで、
(せかいへもじをかきこむことでげんじつそのものをへんかさせるぎじゅつをかくりつ。)
世界へ文字を書き込むことで現実そのものを変化させる技術を確立。
(それがしんごん・てんちそうしょ。)
それが神言・天地創書。
(そのためくのかたは、もじのこきゅうにおけるおおきなてんかんてん。)
そのため玖の型は、文字の呼吸における大きな転換点。
(はじめてせかいそのものをかきかえかのうなぶんしょうとしてあつかったかたとされている。)
初めて世界そのものを書き換え可能な文章として扱った型とされている。