洋菓子シリーズ4

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4つ目
お題:モンブラン

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問題文

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(もんぶらんは、くりをつかったくりーむを) モンブランは、栗を使ったクリームを (やまのようにもりつけたようがし。) 山のように盛り付けた洋菓子。 (ほそくしぼったまろんくりーむのみためがとくちょうてきで、) 細く絞ったマロンクリームの見た目が特徴的で、 (にほんではあきをだいひょうするけーきとしてもしたしまれている。) 日本では秋を代表するケーキとしても親しまれている。 (「もんぶらん」というなまえは、) 「モンブラン」という名前は、 (ふらんすといたりあのこっきょうにそびえる) フランスとイタリアの国境にそびえる (よーろっぱあるぷすのもんぶらんにゆらいする。) ヨーロッパアルプスのモンブランに由来する。 (ふらんすごで「しろいやま」といういみがあり、) フランス語で「白い山」という意味があり、 (ゆきにおおわれたやまのすがたをかしでひょうげんしたなまえ。) 雪に覆われた山の姿を菓子で表現した名前。 (せいかくなはっしょうちについてはしょせつある。) 正確な発祥地については諸説ある。
(くりをつかったにたでざーとは、) 栗を使った似たデザートは、 (ふらんすだけでなくいたりあほくぶなどでも) フランスだけでなくイタリア北部などでも (ふるくからたべられてきたとかんがえられている。) 古くから食べられてきたと考えられている。 (いたりあでは「もんてびあんこ」とよばれ、) イタリアでは「モンテビアンコ」と呼ばれ、 (くりのぴゅーれになまくりーむをあわせるかたちがしられている。) 栗のピューレに生クリームを合わせる形が知られている。 (19せいきのふらんすでは、) 19世紀のフランスでは、 (あまいくりのぴゅーれとくりーむをくみあわせた) 甘い栗のピューレとクリームを組み合わせた (「もんぶらん」とよばれるかしのきろくがのこっている。) 「モンブラン」と呼ばれる菓子の記録が残っている。 (1840ねんだいにはぱりでそのなまえがつかわれ、) 1840年代にはパリでその名前が使われ、 (1860ねんだいにはくりのぴゅーれをほそいめんのようにしぼった) 1860年代には栗のピューレを細い麺のように絞った
など
(げんざいにつながるかたちもきろくされている。) 現在につながる形も記録されている。 (このほそながいくりのくりーむは、) この細長い栗のクリームは、 (みためがぱすたのようだったことから) 見た目がパスタのようだったことから (「ヴぇるみせる」とよばれることもある。) 「ヴェルミセル」と呼ばれることもある。 (ふらんすだけでなくすいすにもひろまり、) フランスだけでなくスイスにも広まり、 (すいすではげんざいでもくりのぴゅーれをほそくしぼった) スイスでは現在でも栗のピューレを細く絞った (でざーとそのものを「ヴぇるみせる」とよぶ。) デザートそのものを「ヴェルミセル」と呼ぶ。 (19せいきまつになるとりょうりぼんにもとうじょうする。) 19世紀末になると料理本にも登場する。 (1890ねんだいはめれんげをどだいにしたつくりかたもあらわれ、) 1890年台はメレンゲを土台にした作り方も現れ、 (げんざいにちかいくみあわせがかたちづくられた。) 現在に近い組み合わせが形作られた。 (1903ねんにはぱりのりヴぉりどおりに) 1903年にはパリのリヴォリ通りに (さろん・ど・て「あんじぇりーな」がかいてん。) サロン・ド・テ「アンジェリーナ」が開店。 (めれんげのうえになまくりーむをかさね、) メレンゲの上に生クリームを重ね、 (そのそとがわをくりのくりーむでおおったもんぶらんが) その外側を栗のクリームで覆ったモンブランが (だいひょうてきなかしとしてしられた。) 代表的な菓子として知られた。 (とうじのぱりでは、かふぇやさろん・ど・ては) 当時のパリでは、カフェやサロン・ド・テは (かしをたべるだけのばしょではなく、) 菓子を食べるだけの場所ではなく、 (げいじゅつかやさっか、じょうりゅうかいきゅうのひとがあつまる) 芸術家や作家、上流階級の人が集まる (しゃこうのばとしてもじゅうようなそんざいだった。) 社交の場としても重要な存在だった。 (あんじぇりーなもそうしたみせのひとつとしてにんきをあつめた。) アンジェリーナもそうした店の一つとして人気を集めた。 (つまり、かていでたべるそぼくなくりのでざーとから、) つまり、家庭で食べる素朴な栗のデザートから、 (ぱりのはなやかなさろんでたのしまれる) パリの華やかなサロンで楽しまれる (せんれんされたようがしへとしんかしていった。) 洗練された洋菓子へと進化していった。 (おなじくりのでざーとでもちいきごとにどくじのぶんかがうまれていった。) 同じ栗のデザートでも地域ごとに独自の文化が生まれていった。 (くにによってなまえやすがたがすこしずつちがい、) 国によって名前や姿が少しずつ違い、 (ふらんすでは「もんぶらん」、) フランスでは「モンブラン」、 (いたりあでは「もんてびあんこ」) イタリアでは「モンテビアンコ」 (すいすでは「ヴぇるみせる」とよばれている。) スイスでは「ヴェルミセル」と呼ばれている。 (そして、にほんにわたると、さらにおおきくすがたをかえた。) そして、日本に渡ると、さらに大きく姿を変えた。 (にほんのもんぶらんのれきしでゆうめいなのが、) 日本のモンブランの歴史で有名なのが、 (じゆうがおかのようがしてん「もんぶらん」。) 自由が丘の洋菓子店「モンブラン」。 (そうぎょうしゃはふらんすでみたやまのもんぶらんにかんどうし、) 創業者はフランスで見た山のモンブランに感動し、 (にほんじんむけにけーきををかんがえた。) 日本人向けにケーキをを考えた。 (とうじ、にほんでみぢかだったくりがしは) 当時、日本で身近だった栗菓子は (あざやかなきいろをしたかんろにだった。) 鮮やかな黄色をした甘露煮だった。 (そこでかんろにをつかってきいろいまろんくりーむをつくり、) そこで甘露煮を使って黄色いマロンクリームを作り、 (にほんどくじのもんぶらんがうまれた。) 日本独自のモンブランが生まれた。 (むかしのにほんではきいろいたいぷがひろくしたしまれたが、) 昔の日本では黄色いタイプが広く親しまれたが、 (げんざいではちゃいろいもんぶらんがしゅりゅうになっている。) 現在では茶色いモンブランが主流になっている。 (ちゅうもんごにくりのくりーむをしぼる「しぼりたてもんぶらん」も) 注文後に栗のクリームを絞る「しぼりたてモンブラン」も (とうじょうし、いまもあたらしいかたちがうまれつづけている。) 登場し、今も新しい形が生まれ続けている。 (あるぷすのしろいやまをいめーじしたかしが、) アルプスの白い山をイメージした菓子が、 (ふらんす、いたりあ、すいすでかたちをかえ、) フランス、イタリア、スイスで形を変え、 (にほんではきいろいけーきへとはってんした。) 日本では黄色いケーキへと発展した。 (ひとつのかしだが、しょくぶんかのちがいなどがみえてくる。) 一つの菓子だが、食文化の違いなどが見えてくる。 (そこがもんぶらんのれきしのおもしろいところだ。) そこがモンブランの歴史の面白いところだ。
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