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問題文
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(まどのそとをみるともなくみていた。)
窓の外を見るともなく見ていた。
(まどにからだをもたせる)
窓に体をもたせる
(けたたましいけいほうおんがなった。)
けたたましい警報音が鳴った。
(がいとうをはおってそとへでた。)
外套を羽織って外へ出た。
(きょうはぜっこうのひよりだ。)
今日は絶好の日和だ。
(こうじょうからばいえんがたちのぼる。)
工場から煤煙が立ちのぼる。
(ものういごごをしずかにすごした。)
物憂い午後を静かに過ごした。
(しょるいをいちべつしてせきをたった。)
書類を一瞥して席を立った。
(じぶんのたちばをわきまえるべきだ。)
自分の立場を弁えるべきだ。
(かれはぐじゅんなひとがらでしられる。)
彼は愚純な人柄で知られる。
(まんぜんとひびをすごしてはいけない。)
漫然と日々を過ごしてはいけない。
(さくばくとしたふゆのふうけいだ。)
索漠とした冬の風景だ。
(ひぞくなしゅみにはきょうみがない。)
卑俗な趣味には興味がない。
(ふあんそうなおももちでかれをみた。)
不安そうな面持ちで彼を見た。
(みちがゆきでうまった。)
道が雪で埋まった。
(かれはしきりにとけいをみていた。)
彼は頻りに時計を見ていた。
(ひとびとがせわしなくゆきかう。)
人々が忙しなく行き交う。
(しんらいにたるじんぶつだ。)
信頼に足る人物だ。
(かれがはんにんにそういない。)
彼が犯人に相違ない。
(もんだいはいぜんとしてのこっている。)
問題は依然として残っている。
など
(やまみちはけわしいみちがつづく。)
山道は険しい道が続く。
(ぎねんがこころにもたげてきた。)
疑念が心にもたげてきた。
(ふあんがあたまをもたげてきた。)
不安が頭をもたげてきた。
(かいけつまであくせんくとうした。)
解決まで悪戦苦闘した。
(がくせいがきょうしつになだれこんだ。)
学生が教室になだれこんだ。
(けむりがもうもうとたちこめている。)
煙が濛々と立ちこめている。
(わかもののかっきがみなぎる。)
若者の活気がみなぎる。
(かれはがんらい、しんちょうなせいかくだ。)
彼は元来、慎重な性格だ。
(しごとはぞんがいはやくおわった。)
仕事は存外早く終わった。
(こまかなちがいにはとんちゃくしない。)
細かな違いには頓着しない。
(あたまごなしにしかってはいけない。)
頭ごなしに叱ってはいけない。
(そろそろかえるじぶんだ。)
そろそろ帰る時分だ。
(かれはなんもんをやすやすとといた。)
彼は難問をやすやすと解いた。
(みすぼらしいこやがたっている。)
みすぼらしい小屋が建っている。
(ごみごみとしたまちなみだ。)
ごみごみとした街並みだ。
(やまざとにぼしょくがせまってきた。)
山里に暮色が迫ってきた。
(しょうさくとしたふゆのけしきだ。)
蕭索とした冬の景色だ。
(ぎょうじがめじろおしにつづいている。)
行事が目白押しに続いている。
(あさからどんてんがひろがっている。)
朝から曇天が広がっている。
(かたをおしすくめてだまった。)
肩をおしすくめて黙った。
(いんさんなじけんのきろくをよむ。)
陰惨な事件の記録を読む。
(そのとちのふうぶつをたのしむ。)
その土地の風物を楽しむ。
(きぎのあいだからそらをあおいだ。)
木々の間から空を仰いだ。
(いたいけなこどもがたっていた。)
いたいけな子供が立っていた。
(わかさがほとばしるえんそうだ。)
若さがほとばしる演奏だ。
(そらがたちまちくらくなった。)
空が忽ち暗くなった。
(うつくしいけしきにいきをのんだ。)
美しい景色に息を飲んだ。
(このはがらんおとしている。)
木の葉が乱落している。
(かのじょはいつもほがらかだ。)
彼女はいつも朗らかだ。
(かれはこうぜんとむねをはった。)
彼は昂然と胸を張った。
(こんごのうごきをちゅうしする。)
今後の動きを注視する。
(ごごからしぐれがふりはじめた。)
午後から時雨が降り始めた。
(しゃふがじんりきしゃをひいている。)
車夫が人力車を引いている。
(そのてらはこうようでなだかい。)
その寺は紅葉で名高い。
(ざんじここでおまちください。)
暫時ここでお待ちください。
(けいきはぜんじかいふくしている。)
景気は漸次回復している。
(しゅうりにはひまかかるしごとだ。)
修理には暇掛かる仕事だ。
(かれはひはんされてけしきばんだ。)
彼は批判されて気色ばんだ。
(りょこうをまえにむねをおどらせた。)
旅行を前に胸を躍らせた。
(かわべにじんどってはなみをした。)
川辺に陣取って花見をした。
(きがるにこえをかけてください。)
気軽に声をかけてください。
(きらくにかんがえればいい。)
気楽に考えればいい。
(あまあしがしだいにつよまった。)
雨脚が次第に強まった。
(でんわがひっきりなしになる。)
電話がひっきりなしに鳴る。
(ひとびとがとおりをおうらいしている。)
人々が通りを往来している。
(あめがまどにしぶいている。)
雨が窓にしぶいている。
(かれはさもとくいそうにわらった。)
彼はさも得意そうに笑った。
(てんいんにおうへいなたいどをとる。)
店員に横柄な態度を取る。
(このけんはかれにいちにんした。)
この件は彼に一任した。
(みながてんでにかえっていった。)
皆がてんでに帰っていった。
(そうほうのじょうけんをすりよせる。)
双方の条件をすり寄せる。
(はやめのたいおうをうながした。)
早めの対応を促した。
(かれはおもむろにたちあがった。)
彼は徐に立ち上がった。
(ほのおがよぞらでもえさかっている。)
炎が夜空で燃え盛っている。
(とつぜんのどせいであらぎもをひしがれた。)
突然の怒声で荒肝をひしがれた。
(きけんをまえにしりごみした。)
危険を前に尻込みした。
(とつぜんのしらせにぼうぜんとした。)
突然の知らせに茫然とした。
(かんきゃくからせいだいなかっさいがおきた。)
観客から盛大な喝采が起きた。
(てんいんがりょうりをきゅうじする。)
店員が料理を給仕する。
(ほんがうずたかくつまれている。)
本が堆く積まれている。
(きゃしゃなからだつきのじょせいだ。)
華奢な体つきの女性だ。
(かれはちょめいなきんまんかだ。)
彼は著名な金満家だ。
(みながかれのこうせきをほめそやした。)
皆が彼の功績を誉めそやした。
(かれはゆうぜんとあるいていた。)
彼は悠然と歩いていた。
(ふたりはいいあわせてでかけた。)
二人は言い合わせて出かけた。
(やくそくしたてまえ、ことわれない。)
約束した手前、断れない。
(かれはごうじょうでいけんをかえない。)
彼は強情で意見を変えない。
(こうかつなしゅだんであいてをあざむいた。)
狡猾な手段で相手を欺いた。
(かれのしっぱいをせせらわらった。)
彼の失敗をせせら笑った。
(もとでをためてみせをひらいた。)
元手を貯めて店を開いた。
(それはしごくもっともないけんだ。)
それは至極もっともな意見だ。
(ひとのしっぱいをあざわらってはいけない。)
人の失敗を嘲ってはいけない。
(かれはずるそうにわらった。)
彼は狡そうに笑った。
(ふたりはげんかんでおしもんどうをつづけた。)
二人は玄関で押問答を続けた。
(じたいはしんこくなきょくめんにたちいたった。)
事態は深刻な局面に立ち至った。
(ためらいがちにてをあげた。)
ためらいがちに手を上げた。
(しめきりがかれをせきたてた。)
締切が彼を急き立てた。
(きょうはどうもきのりしない。)
今日はどうも気乗りしない。
(そのけんにはいっさいかんよしていない。)
その件には一切関与していない。
(かれはけっそうをかえてとびこんだ。)
彼は血相を変えて飛び込んだ。