オリジナル血鬼術 夢幻12
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画像協力者:AI(光の演出、衣装)
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(けっきじゅつ:うたかた・しょうけい)
血鬼術:泡沫・消景
(がいよう:うたかた・しょうけいは、たいしょうしゃのしかいからとくていのじんぶつやぶったい、)
概要:泡沫・消景は、対象者の視界から特定の人物や物体、
(けしきのいちぶぶんをけしさったようににんしきさせるいのう。)
景色の一部分を消し去ったように認識させる異能。
(むらがげっけいせん・むはくをひとふりすると、おうぎのさきからとうめいなあわがひとつうかびあがる。)
夢羅が月影扇・夢白を一振りすると、扇の先から透明な泡が一つ浮かび上がる。
(あわはゆっくりとくうちゅうをただよい、たいしょうとなるじんぶつやぶったいへちかづいていく。)
泡はゆっくりと空中を漂い、対象となる人物や物体へ近づいていく。
(そしてあわがはじけたしゅんかん、たいしょうしゃのしかいから、そのぶぶんだけがすっときえる。)
そして泡が弾けた瞬間、対象者の視界から、その部分だけがすっと消える。
(めのまえにたっていたむらのすがたがきえる。ゆかにおかれていたぶきがみえなくなる。)
目の前に立っていた夢羅の姿が消える。床に置かれていた武器が見えなくなる。
(かべにあったとびらが、さいしょからそんざいしなかったかのようににんしきされる。)
壁にあった扉が、最初から存在しなかったかのように認識される。
(しかし、じっさいにじんぶつやぶったいがしょうめつしたわけではない。)
しかし、実際に人物や物体が消滅したわけではない。
(きえてるのはぶったいそのものではなく、たいしょうしゃがそれをにんしきするためのしかくじょうほう。)
消えてるのは物体そのものではなく、対象者がそれを認識するための視覚情報。
(そのためしょうけいのえいきょうをうけたものは、めのまえにそんざいするものをみおとしてしまう。)
そのため消景の影響を受けた者は、目の前に存在するものを見落としてしまう。
(たとえきえたたいしょうにふれたり、べつのほうこうからたしかめたりすれば、)
たとえ消えた対象に触れたり、別の方向から確かめたりすれば、
(いわかんにきづくかのうせいがあるが、せんとうちゅうにそのかくにんをおこなうのはよういではない。)
違和感に気づく可能性があるが、戦闘中にその確認を行うのは容易ではない。
(さらに、むらはじんぶつぜんたいだけでなく、うでやあし、ぶきのせんたんなど、)
さらに、夢羅は人物全体だけでなく、腕や足、武器の先端など、
(しんたいやぶったいのいちぶぶんだけをけすこともできる。)
身体や物体の一部分だけを消すこともできる。
(むきょう・ぎげつがいつわりのけしきをみせるいのうなら、)
夢鏡・偽月が偽りの景色を見せる異能なら、
(うたかた・しょうけいは、そこにあるはずのけしきをにんしきからとりのぞくいのう。)
泡沫・消景は、そこにあるはずの景色を認識から取り除く異能。
(むらはこのちからをつかい、てきのしかいからじぶんのすがたやこうげきのてがかりをけし、)
夢羅はこの力を使い、敵の視界から自分の姿や攻撃の手掛かりを消し、
(なにがおきたのかりかいするまえにせんきょうをうごかしていく。)
何が起きたのか理解する前に戦況を動かしていく。
(とくちょう:1、たいしょうしゃのしかいからじんぶつやぶったい、ふうけいのいちぶぶんをにんしきできなくさせる。)
特徴:1、対象者の視界から人物や物体、風景の一部分を認識できなくさせる。
など
(きえたたいしょうはじっさいはそんざいしているためぶつりてきなせいしつまでうしなわれるわけではない。)
消えた対象は実際は存在しているため物理的な性質まで失われるわけではない。
(2、じんぶつやぶったいのいちぶぶんだけをにんしきからけす。)
2、人物や物体の一部分だけを認識から消す。
(うでやあし、ぶきのはさきなどみえなくすることで、こうげきのきどうをはあくしにくくする。)
腕や足、武器の刃先など見えなくすることで、攻撃の軌道を把握しにくくする。
(3、たいしょうしゃのしかいからとくていのじんぶつをきりはなすようににんしきさせる。)
3、対象者の視界から特定の人物を切り離すように認識させる。
(むらじしんのすがたをけせば、めのまえにたっていてもそんざいにきづかれにくくなる。)
夢羅自身の姿を消せば、目の前に立っていても存在に気づかれにくくなる。
(4、しかいのいちぶぶんだけをきりとるようにけす。ゆかのいちぶやかべのりんかく、)
4、視界の一部分だけを切り取るように消す。床の一部や壁の輪郭、
(しゅういのしょうがいぶつなどをにんしきできなくさせ、ちけいのはあくをむずかしくする。)
周囲の障害物などを認識できなくさせ、地形の把握を難しくする。
(5、ぶきのせんたんやうでのうごきなど、こうげきをはんだんするためのじょうほうをいちじてきにけす。)
5、武器の先端や腕の動きなど、攻撃を判断するための情報を一時的に消す。
(てきはこうげきそのものをにんしきするまでにおくれがしょうじやすくなる。)
敵は攻撃そのものを認識するまでに遅れが生じやすくなる。
(6、くうちゅうにとうめいなあわをうみだし、たいしょうへふれさせることでしょうけいをはつどうする。)
6、空中に透明な泡を生み出し、対象へ触れさせることで消景を発動する。
(あわがはじけるとどうじにたいしょうのいちぶがしかいからきえ、あわいひかりのりゅうしだけがのこる。)
泡が弾けると同時に対象の一部が視界から消え、淡い光の粒子だけが残る。
(7、むらがおうぎをふたたびふるうことで、きえていたたいしょうをにんしきできるじょうたいへもどす。)
7、夢羅が扇を再び振るうことで、消えていた対象を認識できる状態へ戻す。
(けすことともどすことをこうごにくりかえし、てきのはんだんをゆさぶる。)
消すことと戻すことを交互に繰り返し、敵の判断を揺さぶる。
(8、ふくすうのたいしょうをじゅんばんにけしていく。)
8、複数の対象を順番に消していく。
(じんぶつ、ぶき、しゅういのしょうがいぶつなどをつぎつぎににんしきからはずし、)
人物、武器、周囲の障害物などを次々に認識から外し、
(てきがじょうきょうをせいりするためのてがかりをうばう。)
敵が状況を整理するための手掛かりを奪う。
(9、しょうけいによってしょうじたぶぶんは、くろくぬりつぶされるのではなく、)
9、消景によって生じた部分は、黒く塗りつぶされるのではなく、
(しゅういのけしきがとぎれずつづいているようにみえる。)
周囲の景色が途切れず続いているように見える。
(そのため、たいしょうしゃはけしきがかけていることじたいにきづきにくい。)
そのため、対象者は景色が欠けていること自体に気づきにくい。
(はつどうえんしゅつ:むらはげっけいせん・むはくをゆっくりとひらく。)
発動演出:夢羅は月影扇・夢白をゆっくりと開く。
(せんめんにえがかれたつきのもようがあわいみずいろにかがやき、そのひかりがゆびさきへあつまっていく。)
扇面に描かれた月の模様が淡い水色に輝き、その光が指先へ集まっていく。
(やがて、むらのゆびさきからちいさなとうめいのあわがひとつうまれる。)
やがて、夢羅の指先から小さな透明の泡が一つ生まれる。
(あわはつきあかりをうけてにじいろにかがやきながら、ゆっくりとくうちゅうをただよう。)
泡は月明かりを受けて虹色に輝きながら、ゆっくりと空中を漂う。
(むらはあわをみつめたまま、おうぎをかるくよこへふる。)
夢羅は泡を見つめたまま、扇を軽く横へ振る。
(ふわり...。あわがしずかにとび、てきのめのまえにたつむらのすがたへちかづいていく。)
ふわり...。泡が静かに飛び、敵の目の前に立つ夢羅の姿へ近づいていく。
(そして、「ぱちん。」ちいさなおととともに、あわがはじける。)
そして、「ぱちん。」小さな音とともに、泡が弾ける。
(そのしゅんかん、てきのしかいからむらのすがたがきえる。)
その瞬間、敵の視界から夢羅の姿が消える。
(くろいきりにおおわれたわけでも、ひかりにめをくらまされたわけでもない。)
黒い霧に覆われたわけでも、光に目をくらまされたわけでもない。
(さきほどまでたしかにみえていたむらのすがただけが、けしきのなかからぬけおちている。)
先ほどまで確かに見えていた夢羅の姿だけが、景色の中から抜け落ちている。
(てきがしゅういをみまわしても、そこにははしらやはなびらだけがそんざいしているようにみえる。)
敵が周囲を見回しても、そこには柱や花びらだけが存在しているように見える。
(むらは、みえなくなったてきのしかいのそとがわでおうぎをしずかにとじる。)
夢羅は、見えなくなった敵の視界の外側で扇を静かに閉じる。
(「うたかた・しょうけい。」)
「泡沫・消景。」
(すると、くうちゅうにとうめいなあわがつぎつぎとうかびあがる。)
すると、空中に透明な泡が次々と浮かび上がる。
(あわはてきのしかいをよこぎり、ひとつ、またひとつとはじけていく。)
泡は敵の視界を横切り、一つ、また一つと弾けていく。
(はじけるたびに、しかいのなかからなにかがきえる。)
弾けるたびに、視界の中から何かが消える。
(さいしょはむらのすがた。つぎに、てにもっていたおうぎのりんかく。)
最初は夢羅の姿。次に、手に持っていた扇の輪郭。
(そして、あしもとにひろがっていたけしきのいちぶぶん。)
そして、足元に広がっていた景色の一部分。
(なにがきえたのかをりかいしようとするあいだにも、つぎのあわがしずかにはじける。)
何が消えたのかを理解しようとする間にも、次の泡が静かに弾ける。
(みため:はつどうちゅうのくうかんは、とうめいなあわとぎんはくしょくのひかりがただよう、)
見た目:発動中の空間は、透明な泡と銀白色の光が漂う、
(しずかでげんそうてきなせかいへとへんかする。)
静かで幻想的な世界へと変化する。
(あわははんとうめいで、ひょうめんにはうすいにじいろのひかりがうかんでいる。)
泡は半透明で、表面には薄い虹色の光が浮かんでいる。
(おおきさはちいさなすいてきほどのものから、ひとのあたまほどのものまでじざいにへんかする。)
大きさは小さな水滴ほどのものから、人の頭ほどのものまで自在に変化する。
(あわのちゅうしんには、ほそいぎんいろのわがいくえにもかさなり、わがゆっくりとかいてんしている。)
泡の中心には、細い銀色の輪が幾重にも重なり、輪がゆっくりと回転している。
(あわがなにかをしょうけいのたいしょうととらえると、ひょうめんにちいさなみかげつのもんようがうかびあがる。)
泡が何かを消景の対象と捉えると、表面に小さな三日月の紋様が浮かび上がる。
(そしてはじけるしゅんかん、あわのひょうめんにきれつがはしり、おともなくとうめいなひかりのりゅうしへかわる。)
そして弾ける瞬間、泡の表面に亀裂が走り、音もなく透明な光の粒子へ変わる。
(むらのくろかみはけさきのぎんいろがあわくかがやき、ひとみのなかにはとうめいなあわがうつりこむ。)
夢羅の黒髪は毛先の銀色が淡く輝き、瞳の中には透明な泡が映り込む。
(かのじょのしゅういにはおおきさのことなるあわがうかび、うごくたびにしずかにゆれる。)
彼女の周囲には大きさの異なる泡が浮かび、動くたびに静かに揺れる。
(げっけいせん・むはくをひらくと、せんめんにえがかれたつきのもんようからとうめいなわがひろがり、)
月影扇・夢白を開くと、扇面に描かれた月の紋様から透明な輪が広がり、
(あわのひとつひとつとつながっていく。)
泡の一つ一つとつながっていく。
(さいだいまではつどうしたときには、むらのはいごにきょだいなとうめいのきゅうたいがあらわれ、)
最大まで発動したときには、夢羅の背後に巨大な透明の球体が現れ、
(そのひょうめんにむすうのあわがうかんでいる。)
その表面に無数の泡が浮かんでいる。
(きゅうたいのないぶでは、じんぶつやたてもの、ふうけいのいちぶぶんがつぎつぎときえてはもどり、)
球体の内部では、人物や建物、風景の一部分が次々と消えては戻り、
(げんじつのけしきがきりとられているようにみえる。)
現実の景色が切り取られているように見える。
(せかいをこわすのではなく、せかいのいちぶぶんだけをしずかにけしさる。)
世界を壊すのではなく、世界の一部分だけを静かに消し去る。
(ゆらい:うたかたは、すいめんにうかぶあわや、すぐにきえてしまうはかないものをいみする。)
由来:泡沫は、水面に浮かぶ泡や、すぐに消えてしまう儚いものを意味する。
(あわはうまれたしゅんかんこそかたちをもっているが、ゆびさきでふれるだけでもかんたんにはじけ、)
泡は生まれた瞬間こそ形を持っているが、指先で触れるだけでも簡単に弾け、
(なにごともなかったかのようにきえてしまう。)
何事もなかったかのように消えてしまう。
(むらはそのせいしつを、みずからのけっきじゅつにとりいれた。)
夢羅はその性質を、自らの血鬼術に取り入れた。
(たいしょうしゃがたしかにみていたけしきも、とうめいなあわがはじけるだけでしかいからきえる。)
対象者が確かに見ていた景色も、透明な泡が弾けるだけで視界から消える。
(そんざいしていたはずなのに、つぎのしゅんかんにはみつけられない。)
存在していたはずなのに、次の瞬間には見つけられない。
(まるでうたかたのように、)
まるで泡沫のように、
(そこにあったものがはかなくきえてしまうことから、うたかたというなまえがつけられた。)
そこにあったものが儚く消えてしまうことから、泡沫という名前が付けられた。
(しょうはきえること、けいはけしきやこうけいをいみする。)
消は消えること、景は景色や光景を意味する。
(しょうけいは、けしきそのものをしょうめつさせるといういみではなく、)
消景は、景色そのものを消滅させるという意味ではなく、
(みえるせかいからとくていのけしきやたいしょうをきりとることをあらわしたむらどくじのよびな。)
見える世界から特定の景色や対象を切り取ることを表した夢羅独自の呼び名。
(むらにとって、けしきとはめにうつるすべてのじょうほうによってかたちづくられるもの。)
夢羅にとって、景色とは目に映るすべての情報によって形作られるもの。
(じんぶつやぶったいがそこにそんざいしていても、それをにんしきできなければ、)
人物や物体がそこに存在していても、それを認識できなければ、
(みるものにとってはそんざいしないものとかわらない。)
見る者にとっては存在しないものと変わらない。
(そのかんがえかたから、けしきのいちぶをにんしきからとりのぞくのうりょくをしょうけいとなづけた。)
その考え方から、景色の一部を認識から取り除く能力を消景と名付けた。
(むえい・きょうかは、ほんものとげんえいのくべつをうばう。)
夢映・鏡花は、本物と幻影の区別を奪う。
(むきょう・ぎげつは、いつわりのにんしきをただしいげんじつだとおもいこませる。)
夢鏡・偽月は、偽りの認識を正しい現実だと思い込ませる。
(そして、うたかた・しょうけいは、そこにあるはずのものをにんしきできなくする。)
そして、泡沫・消景は、そこにあるはずのものを認識できなくする。
(このいのうのおそろしさは、はでなげんかくやおおきなけしきのへんかをひつようとしないこと。)
この異能の恐ろしさは、派手な幻覚や大きな景色の変化を必要としないこと。
(ほんのいっしゅん、じんぶつのすがたをけすだけでいい。)
ほんの一瞬、人物の姿を消すだけでいい。
(こうげきのせんたんをみえなくするだけでもいい。)
攻撃の先端を見えなくするだけでもいい。
(てきがつぎのこうどうをはんだんするためにひつようなじょうほうを、ひとつだけとりのぞけばいい。)
敵が次の行動を判断するために必要な情報を、一つだけ取り除けばいい。
(むらはそのわずかなすきをりようする。)
夢羅はそのわずかな隙を利用する。
(てきがみうしなったものをさがしているあいだに、せんきょうはかわっていく。)
敵が見失ったものを探している間に、戦況は変わっていく。
(うたかた・しょうけいは、なにかをみせるいのうではなく、)
泡沫・消景は、何かを見せる異能ではなく、
(みるためにひつようなものをしずかにうばういのうである。)
見るために必要なものを静かに奪う異能である。