〜番外編〜 ガイズコード 陸
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問題文
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(「おぉ。ありがとうねぇ。」)
「おぉ。ありがとうねぇ。」
(へやのおくからでてきたのは、じょうひんなふくをきただんせいとじょせいだった。)
部屋の奥から出てきたのは、上品な服を着た男性と女性だった。
(「あらまあ!ひとみがきれいですね!」)
「あらまあ!瞳が綺麗ですね!」
(おんながちかよっておれのあごをもち、かおをぐいっとあげた。)
女が近寄って俺の顎を持ち、顔をグイッとあげた。
(ひょうじょうにはださなかったが、しょうじきいたかった。)
表情には出さなかったが、正直痛かった。
(「では、わたしはこれで。」)
「では、私はこれで。」
(ふーどのおとこがそういい、きゅうでんからでていった。)
フードの男がそう言い、宮殿から出ていった。
(それとどうじに、さっきまでおんなのとなりにいたおとこがとびらのまえにたっていた。)
それと同時に、さっきまで女の隣りにいた男が扉の前に立っていた。
(そして、かぎをしめた。)
そして、鍵を閉めた。
(しかも、なんじゅうにも。)
しかも、何重にも。
(「え?」)
「え?」
(おもわずこえがもれた。)
思わず声が漏れた。
(あのふーどのおとこがいなくなったとき、へやのおんどがさがったかんじがした。)
あのフードの男がいなくなった時、部屋の温度が下がった感じがした。
(「あなた、なまえは?」)
「あなた、名前は?」
(「くろせ...かい...」)
「黒瀬...快...」
(おんなにといかけられた。)
女に問いかけられた。
(ふつうならこんなあやしいおとなになまえなんていうわけないのに。)
普通ならこんな怪しい大人に名前なんて言うわけないのに。
(なぜか、さからったらやばいことがおきると、からだがいっている。)
なぜか、逆らったらヤバいことが起きると、体が言っている。
(「そう、いいなまえね。」)
「そう、いい名前ね。」
(「では、かいくん。「ざつよう」おねがいね。」)
「では、快くん。『雑用』お願いね。」
など
(おんながてをあわせて、にっこりわらっていった。)
女が手を合わせて、にっこり笑って言った。
(「は!?ざつよう!?」)
「は!?雑用!?」
(こいつらにしたがうのかよ。)
コイツラに従うのかよ。
(おれはわけがわからなくなり、こわくなり、さんぽうしろにさがった。)
俺は訳がわからなくなり、怖くなり、三歩後ろに下がった。
(が、だれかがおれのかたをつかんだ。)
が、誰かが俺の肩を掴んだ。
(あのおとこだ。)
あの男だ。
(にくごとつかまれ、げきつうがはしる。)
肉ごと掴まれ、激痛が走る。
(「くちごたえするのか?」)
「口答えするのか?」
(「しょにちからいからせるな。」)
「初日から怒らせるな。」
(おとこはかたからてをはなし、ずかずかとあしおとをたて、どこかにいってしまった。)
男は肩から手を離し、ズカズカと足音を立て、どこかに行ってしまった。