もしも、僕がいなくても。

(まだみぬきみへこんなうたをおくるよ)

まだ見ぬ君へ。こんな詩を贈るよ

(いつかどこかでとどくとねがって ちゃんとげんきにみんなそだっていますか)

いつか、どこかで、届くと願って ちゃんと元気にみんな育っていますか？

(ままはかわらずくちうるさいですか)

ママは変わらず口うるさいですか？

(ずっとゆめみてたんだ きみとつながれるひを)

ずっと夢見てたんだ 君と繋がれる日を

(あめのひもかぜのひも)

雨の日も、風の日も

(もしもいまそこにぼくがいないとしても くやむりゆうなんてひとつもないよ)

もしも今そこに僕がいないとしても 悔やむ理由なんて一つもないよ

(こうやってきみをさずかりこんなふうにおもいをはせれる)

こうやって君を授かり、こんな風に想いを馳せれる

(せかいいちしあわせなきょうにぼくはいきてる)

世界一幸せな「今日」に僕は生きてる。

(いつかきみにもかぞくができるのかな もしかしたらもうできてたりして)

いつか、君にも家族が出来るのかな？ もしかしたら、もう出来てたりして

(ぼくらとちがってへんしょくじゃないってねがうよ いっしょにくらすひとがたいへんだからね)

僕らと違って偏食じゃないって願うよ 一緒に暮らす人が大変だからね

(やさしさはそこにあるかい だしおしみはしていないかい)

優しさはそこにあるかい？ 出し惜しみはしていないかい？

(くちうるさいことはままにまかせておくね)

口うるさい事はママに任せておくね。

(もしもいまそこにぼくがいたとしたら きっとあまやかしすぎておこられてるんだろな)

もしも今そこに僕がいたとしたら きっと甘やかしすぎて怒られてるんだろな

(このおもいはときをこえてぬくもりはとわをえらんで かたちはなくとも)

この想いは時を越えて温もりは永遠を選んで カタチはなくとも

(あいするひととこいをしてかぞくになって そしてこんなふうにきみとつながれた)

愛する人と恋をして家族になって そしてこんな風に君と繋がれた

(もしもいまそこにぼくがいないとしても かなしむりゆうなんてひとつもないよ)

もしも今そこに僕がいないとしても 悲しむ理由なんて一つもないよ

(こうやってきみをさずかりこんなふうにおもいをはせれる)

こうやって君を授かり、こんな風に想いを馳せれる

(せかいいちしあわせなかこにぼくはいきてる)

世界一幸せな「過去」に僕は生きてる。