小さな丘の木の下で/平井大
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歌詞(問題文)
(ちいさなまちをみおろす)
小さな街を見下ろす
(ちいさなおかのうえのはるのひのきのしたでであった)
小さな丘の上の 春の日の木の下で出会った
(しゃいゆえにつよきなしょうねんとうそがだいきらいなしょうじょの)
シャイゆえに強気な少年と 嘘が大嫌いな少女の
(とうとくあまくながくながいものがたりさ)
尊く甘く長く永い物語さ
(それからなにをするにもいっしょだった)
それから何をするにも一緒だった
(なつのたいようもあきぞらもふゆのほしのしたもきづけばずっとちいさくかんじる)
夏の太陽も秋空も冬の星の下も 気づけばずっと小さく感じる
(あのおかのきのしたできみをせかいいちしあわせにするねと6がつのきすをした)
あの丘の木の下で 君を世界一幸せにするねと6月のキスをした
(わたしがしぬまでしんではだめよなんてなきわらうかのじょ)
「私が死ぬまで死んではダメよ」なんて泣き笑う彼女
(だいじょうぶきみがさいごにみるのはぼくさなんてかたひざをついたかれ)
「大丈夫君が最後に見るのは僕さ」なんて片膝をついた彼
(ちいさないえをたてて)
小さな家を建てて
(いつものおかのうえのきのしたできづけばふえていった)
いつもの丘の上の 木の下で気づけば増えていった
(たいりょうのせんたくものとにぎやかなわらいごえと)
大量の洗濯物と にぎやかな笑い声と
(あのひのままかわらないふたりのすがた)
あの日のまま変わらないふたりの姿
(かれはずっとこんなひびがつづくとおもっていた)
彼はずっとこんな日々が続くと思っていた
(そんなあるひかのじょはとつぜんたびだった)
そんなある日彼女は突然旅立った
(ちいさなまちをみおろすちいさなあのおかのきのしたで)
小さな街を見下ろす小さな あの丘の木の下で
(うそがきらいなかのじょらしいとそのねがおにきすをした)
嘘が嫌いな彼女らしいとその寝顔にキスをした
(きみをせかいでいちばんしあわせにはしてあげられなかったかもね)
「君を世界で一番幸せにはしてあげられなかったかもね
(だってせかいでいちばんしあわせだったのはぼくだからとかれはないた)
だって世界で一番幸せだったのは僕だから」と彼は泣いた
(あいするかのじょがみおろすちいさなおかのうえのきのしたでかれはきょうもくらす)
愛する彼女が見下ろす 小さな丘の上の 木の下で彼は今日も暮らす