取り柄の無いクズだって生きてていいだろが

(しょくばのひとにしたうちされたことはあるかい)

職場の人に舌打ちされたことはあるかい？

(じぶんのりょうしんにがっかりされたことはあるかい)

自分の両親にがっかりされたことはあるかい？

(とくべつにゃなれないとあるひとつぜんきづいたのかい)

特別にゃなれないとある日突然気づいたのかい？

(とりえのないくずだっていきてていいだろが)

取り柄の無いクズだって生きてていいだろが

(さいのうなんてげんそうとこうこうあたりできづいたのかい)

才能なんて幻想と高校当たりで気づいたのかい？

(ばけものみたいなやつがごろごろいるとしったのかい)

化け物みたいな奴がゴロゴロ居ると知ったのかい？

(そんななかだれよりもがんばってるやつをみちゃったのかい)

そんな中誰よりも頑張ってる奴を見ちゃったのかい？

(そしてじぶんのてにはなにもなかったのかい)

そして自分の手には何も無かったのかい？

(そうぞうじょうのすとーりーがきぼうにみちたうたうたって)

想像上のストーリーが希望に満ちた歌うたって

(できそこないがいるぞってわらってるような)

「出来損ないがいるぞ」って笑ってるような

(せかいのはてまであいにーぢゅー)

世界の果てまであいにーぢゅー

(ほねがきしむまでだきしめてほしい)

骨が軋むまで抱きしめてほしい

(かすはかすなりにあいへいちゅー)

カスはカスなりにあいへいちゅー

(ほねのあじをずっとおぼえててほしい)

骨の味をずっと覚えててほしい

(どうそうかいでじゅんちょうにはたらいてるはなしをきいて)

同窓会で順調に働いてる話を聞いて

(こいつのじんせいいっぺんにしっぱいしろとおもっちゃったのかい)

「こいつの人生いっぺんに失敗しろ」と思っちゃったのかい？

(だれのせいでもないようなつまずいたことやらぜんぶ)

誰のせいでもないような躓いたことやら全部

(そうでもしないとぜんぜんうさもはらせないな)

そうでもしないと全然憂さも晴らせないな

(せかいのはてからあいにーぢゅー)

世界の果てからあいにーぢゅー

(きがむいたときでいいへんじして)

気が向いた時でいい返事して

(あなたじゃなきゃだめなんだから)

「あなたじゃなきゃダメなんだから」

(かわいいおんなのこにいわれたかった)

可愛い女の子に言われたかった

(てんぼうだいでこいをしてかんせいとうでうたうたって)

展望台で恋をして　管制塔で歌歌って

(けいかんたいにかこまれさんじゅうろっけいにげだして)

警官隊に囲まれ　三十六計逃げ出して

(さいしゅうかいがやってきて)

最終回がやって来て

(きみのじんせいこれでしゅうりょうね)

「君の人生これで終了ね」

(いわれてあんしんしちゃったのかい)

言われて安心しちゃったのかい？

(なみだがでたならあいにーぢゅー)

涙が出たならあいにーぢゅー

(さよならのひとつもいえないで)

さよならの一つも言えないで

(やけくそなりでもあいらぶゅー)

やけくそなりでもあいらぶゅー

(ほらまどをあけたらさけんでみな)

ほら窓を開けたら叫んでみな

(せかいのはてからあいうぉんちゅー)

世界の果てからあいうぉんちゅー

(きこえたきがしたけどげんちょうさ)

聞こえた気がしたけど幻聴さ

(いやいや)

嫌々！

(それでもいいさとつよがって)

それでもいいさと強がって

(だましだましでじぶんをわらってやろう)

騙し騙しで自分を笑ってやろう

(せかいのはてからあいにーぢゅー)

世界の果てからあいにーぢゅー

(なみだがこぼれてあいうぉんちゅちゅちゅ)

涙がこぼれてあいうぉんちゅちゅちゅ

(ほねがおれるまでだきしめてほしい)

骨が折れるまで抱きしめて欲しい

(とりえのないおれだっていきててみせるから)

取り柄の無い俺だって生きてて見せるから