夢へのルート

(すたーとのちてんは)

スタートの地点は

(よこにならんでいた)

横に並んでいた

(おなじせだいのおなじゆめもつなかまだった)

同じ世代の同じ夢持つ仲間だった

(あおぞらにぴすとるなったしゅんかんから)

青空にピストルなった瞬間から

(れつはみだれてだれもがきょうそうしはじめた)

列は乱れて誰もが競争し始めた

(きずなはやがてたてにひろがり)

絆はやがて縦に広がり

(じゅんいがうまれてた)

順位が生まれてた

(はやいはやいおそいおそいさができた)

速い 速い 遅い 遅い 差ができた

(たかいやまをのぼるるーと)

高い山を登るルート

(それはひとつじゃない)

それは一つじゃない

(めのまえのきゅうなそのしゃめんえらぶひともいる)

目の前の急なその斜面選ぶ人もいる

(ちょうじょうへのそのとちゅうでじぶんがなんばんめか？)

頂上へのその途中で自分が何番目か？

(いまのいばしょをしってまたがんばればいい)

今の居場所を知ってまた頑張ればいい

(せんとうのせなかが)

先頭の背中が

(とおくはなれてゆく)

遠く離れて行く

(てとてつないでいたのにここからじゃとどかない)

手と手繋いでいたのにここからじゃ届かない

(ちからあわせてがんばろうとちかった)

力合わせて頑張ろうと誓った

(わたしたちってやっぱりらいばるだったの？)

私たちってやっぱりライバルだったの？

(いきはくるしくあしはつかれて)

息は苦しく足は疲れて

(たちどまりたくなる)

立ち止まりたくなる

(まえもまえもうしろうしろきになるよ)

前も 前も 後ろ 後ろ 気になるよ

(たかいやまをのぼるるーと)

高い山を登るルート

(それはひとつじゃない)

それは一つじゃない

(めのまえのきゅうなそのしゃめんえらぶひともいる)

目の前の急なその斜面選ぶ人もいる

(ちょうじょうへのそのとちゅうじぶんがなんばんめか？)

頂上へのその途中自分が何番目か？

(いまのいばしょをしってまたがんばればいい)

今の居場所を知ってまた頑張ればいい

(そばにだれもなかまがいない)

そばに誰も仲間がいない

(こどくをかんじるけれど)

孤独を感じるけれど

(みちはみちはつづくつづくまたあえるよ)

道は 道は 続く 続く また会えるよ

(ごーるまでのながいるーと)

ゴールまでの長いルート

(みんなそれぞれだよ)

みんなそれぞれだよ

(おそくたってかくじつなみちをえらぶひともいる)

遅くたって確実な道を選ぶ人もいる

(はしりかたがうつくしいとひょうかもされるだろう)

走り方が美しいと評価もされるだろう

(ながしたあせのりょうもだれかがみてるよ)

流した汗の量も誰かが見てるよ