椿屋四重奏 ～CRAZY ABOUT YOU ～

(こいにまたざせつしたんだろう)

恋にまた挫折したんだろう

(そこらじゅうでからさわぎ)

そこらじゅうでから騒ぎ

(きにとめずあさをけちらしながら)

気に留めず　朝を蹴散らしながら

(かこはかこでくずかご)

過去は過去でくずかご

(かみぐせのぬけないこいびと)

噛み癖の抜けない恋人

(ぼくのかたにははがた)

僕の肩には歯型

(あいとなづけそれにしたがうのならば)

愛と名付け　それに従うのならば

(かれらはただのつみびと)

彼らはただの罪人

(おそかれはやかれきづく)

遅かれ早かれ気付く

(そんなときことばはむりょく)

そんなとき言葉は無力

(らすとのーとのにおいにやられていたのさ)

ラストノートの匂いにやられていたのさ

(かげんをしらないふたり)

加減を知らないふたり

(だれもしらないきみをみせて)

誰も知らない君を見せて

(ぼくにしかさわれないひみつ)

僕にしか触れない秘密

(まさにそのときをまちわびて)

まさにその時を待ちわびて

(このせかいにみはなされても)

この世界に見放されても

(きみとまちがいくりかえして)

君と間違い繰り返して

(おどろういつまでも)

踊ろう　いつまでも

(かがやきにあふれたまぼろしに)

輝きに溢れた幻に

(だまされよう)

騙されよう

(きみはひどくきにするけど)

君はひどく気にするけど

(せなかのはねのあとがいとしいのさ)

背中の羽の痕が愛しいのさ

(だけどぼくはしってる)

だけど僕は知ってる

(きみはいまもとべるくせに)

君は今も飛べるくせに

(いっそこれでしんだほうがましだなんていったり)

いっそこれで死んだほうがマシだなんて　言ったり

(どうせどうせわたしなんかってないたり)

どうせどうせ私なんかって　泣いたり

(とっぷのーとのしげきでわすれたらいいのさ)

トップノートの刺激で忘れたら良いのさ

(くべつのつかないふたり)

区別のつかないふたり

(はなたばをふりまわしながら)

花束を振り回しながら

(このよにあたりちらすきみが)

この世に当たり散らす君が

(いつもいつのひもまぶしくて)

いつもいつの日も眩しくて

(だれもしらないきみをみせて)

誰も知らない君を見せて

(ぼくにしかさわれないひみつ)

僕にしか触れない秘密

(まさにそのときをまちわびて)

まさにその時を待ちわびて

(このせかいにみはなされても)

この世界に見放されても

(きみとまちがいくりかえして)

君と間違い繰り返して

(おどろういつまでも)

踊ろう　いつまでも

(かがやきにあふれたまぼろしに)

輝きに溢れた幻に

(だまされよう)

騙されよう