ハイキュー!! ２６巻　①

(おれはたにんのきもちとかよくわかんねえしことばえらびもまちがうみたいです)

俺は他人のキモチとかよくわかんねえし言葉選びも間違うみたいです

(でもさいこうのせったーになるようどりょくします)

でも最高のセッターになるよう努力します

(ひとのきもちなんてわかんなくてふつうだ)

他人の気持ちなんてわかんなくて普通だ

(しあいの”じょうきょう”とせんしゅの”じょうたい”をはあくするんだ)

試合の”状況”と選手の”状態”を把握するんだ

(かれらはつねにへんかする　そのへんかはかならずしもいいものとはかぎらないかもしれない)

彼らは常に変化する　その変化は必ずしも良いものとは限らないかもしれない

(でもこの２・３ねんせいがいればだいじょうぶとおもえる)

でもこの2・3年生が居れば大丈夫と思える

(３ねんせいはよく「すごい１ねんせいがはいってくれてよかった」といいますが)

3年生はよく「凄い1年生が入ってくれて良かった」と言いますが

(かげやまくんにとってもおなじですね)

影山君にとっても同じですね

(さーぶでくずしぶろっくでしとめる　かんぺきなさーぶあんどぶろっくだ・・・！)

サーブで崩しブロックで仕留める　完璧なサーブ&ブロックだ・・・！

(・・・らいねんいちばんやっかいなあいてになるのはだてこうかもな)

・・・来年一番厄介な相手になるのは伊達工かもな

(・・・うん　おまえやっぱり　”まぎれる”ですよね)

・・・うん　お前やっぱり　”紛れる”ですよね

(しあいこうはんつかれてきたひなたをまんをじしてどしゃっと！からすのにはうつてなし)

試合後半疲れて来た日向を満を持してどシャット！烏野には打つ手無し

(だてこうのちょうりそうてきなすとーりー　でもだてこうだってきかいじゃない)

伊達工の超理想的なストーリー　でも伊達工だって機械じゃない

(ひなたになんどもきめられればぶろっくにもまよいがではじめるはず)

日向に何度も決められればブロックにも迷いが出始める筈

(おまえらのそっこうをはじめてみたときすげえとおもった　みほれたんだ)

お前らの速攻を初めて見た時凄えと思った　見惚れたんだ

(だれよりはやさとはやさをぶきにしてきたひなたがじぶんからこれをいいだすとは・・・)

誰より早さと速さを武器にしてきた日向が自分からこれを言い出すとは・・・

(それが”ゆうこう”とわかっていても”やりたい”にちょっけつするわけじゃないだろうに)

それが”有効”と分かっていても”やりたい”に直結するワケじゃないだろうに

(ぶろっくにむしされんのがまんならん・・・！！ぜったいふりむかす・・・！！)

ブロックに無視されんの我慢ならん・・・！！絶対振り向かす・・・！！

(さきへいくんだ　さきへいくんだ　おいつかれないのがおれのぶき)

先へ行くんだ　先へ行くんだ　追いつかれないのがおれの武器

(おれはいるぞ　まだいるぞ　さいごまでせんたくしのひとつでありつづけろ)

おれは居るぞ　まだ居るぞ　最後まで選択肢のひとつで有り続けろ