ハイキュー!! ２９巻　①

(あいてのとくいなことをあえてやってみせることで　せいしんてきあつりょくをかける)

相手の得意な事を敢えてやって見せる事で　精神的圧力をかける

(それをやれるせんすとやってみようとおもいきれることにしっとしますね)

それをやれるセンスとやってみようと思い切れる事に嫉妬しますね

(べつにつむをしんらいなんかしてへんけども　ひとのいうこときいてへんし、)

別に侑を信頼なんかしてへんけども　人の言う事聞いてへんし、

(かしたもんかえさんし、うそつくし。)

貸したもん返さんし、嘘つくし。

(でもべつにしんらいなんかいらんやろ　ぼーるくるってしっとるし)

でも別に信頼なんか要らんやろ　ボール来るって知っとるし

(せんせいしんぱいしすぎんな　ひなた・かげやまのばあいはいつ・どこからでも)

先生心配しすぎんな　日向・影山の場合はいつ・どこからでも

(くりだせるってのがつよみだ　あれとおなじだというにははやすぎるよ)

繰り出せるってのが強みだ　アレと同じだと言うには早過ぎるよ

(しらとりざわせん・きのうのしょせん　とびおくんはれしーぶがみだれたときほどそっこうをねじこんでくる)

白鳥沢戦・昨日の初戦　飛雄くんはレシーブが乱れた時程速攻を捻じ込んで来る

(たぶんちょうがつくきのつよさとそれにみあうたかいぎじゅつゆえ　そんでもちろん)

多分超が付く気の強さとそれに見合う高い技術故　そんでモチロン

(「みだれたときはさいどからえーす」というじょうせきをはずすため　さらにおれらの)

「乱れた時はサイドからエース」という定石を外すため　さらに俺等の

(そっこうをみせられたちょくごなら　ここでつかうのはしょうようくんや)

速攻を見せられた直後なら　ここで使うのは翔陽くんや

(ひなた・かげやますてーい　あつくなっちゃだめ　・・・おれはふつうですけど)

日向・影山ステーイ　熱くなっちゃだめ　・・・俺は普通ですけど

(じぶんよりずっとおおきいあいてとたたかうひなたにとって)

自分よりずっと大きい相手と戦う日向にとって

(かげやまくんとのそっこうはもじどおりひっさつわざでじしんもあって)

影山君との速攻は文字通り必殺技で自信もあって

(それをめのまえできめられてじぶんはとめられて・・・だいじょうぶかな・・・)

それを目の前で決められて自分は止められて・・・大丈夫かな・・・

(あのそっこうにかんしていえばひなたしょうようにとってあつむは)

あの速攻に関して言えば日向翔陽にとって侑は

(じぶんにぼーるをとどけてくれるせったーがほかにもいるというしょうめい)

自分に球を届けてくれるセッターが他にも居るという証明

(ゆいいつむにじゃないってことはかれにはきっぽうなのじゃないかなあ)

唯一無二じゃないって事は彼には吉報なのじゃないかなあ

(きそくてきなふきそくやで　とびおくん！！)

規則的な不規則やで　飛雄くん！！

(じぶんはたださいぜんとおもうとすをあげるだけ)

自分はただ最善と思うトスを上げるだけ

(そのさきのすべてまでじぶんのてのなかにあるわけじゃない)

その先の全てまで自分の手の中にあるワケじゃない