ハイキュー!! ３１巻　①

(いしきしてくれたら　おおきなてんきの１てんになる・・・！)

意識してくれたら　大きな転機の1点になる・・・！

(そうだね　いやなあうとだ)

そうだね　イヤなアウトだ

(おさむ２せっとめのとどめさしたれ！あときょうのさーびすえーすおれのあっしょうやぞ！)

治2セット目のトドメ刺したれ！あと今日のサービスエース俺の圧勝やぞ！

(えーすはみすのあとちゃんととりかえしてふみとどまったけど　かくじつに)

エースはアウトの後ちゃんと取り返して踏み止まったけど　確実に

(いなりざきには「ちょっといやなかんじ」がながれはじめた)

稲荷崎には「ちょっとイヤな感じ」が流れ始めた

(ちょっとしためんたるのゆらぎが”いつものぷれー”をちょっとだけくるわせて)

ちょっとしたメンタルの揺らぎが”いつものプレー”をちょっとだけ狂わせて

(そこにすこしのいれぎゅらーがかさなったりしてながれがかわっていくんだ)

そこに少しのイレギュラーが重なったりして流れが変わっていくんだ

(みなさんそんなけいかいせんでもおれはただの”だいやく”しのぎやくやからこわがらんでもええよ)

皆さんそんな警戒せんでも俺はただの”代役”凌ぎ役やから怖がらんでもええよ

(あいつの”せいろんぱんち”こわいからな（わらい）)

あいつの”正論パンチ”怖いからな（笑）

(しんすけみたいなやつがなたまにおんねんけっして”すたー”やないけどくうきをしめるやつ)

信介みたいな奴がなたまに居んねん決して”スター”やないけど空気をシメる奴

(ちゅうがくのころからそんなくうきはもっとった　こうどうはむだがなくことばはてきかく)

中学の頃からそんな空気は持っとった　行動は無駄が無く言葉は的確

(ぷれーもみじゅくではあったがていねい　そしていま　しんすけはじしんにみちている)

プレーも未熟ではあったが丁寧　そして高3 信介は自信に満ちている

(「ほかのれんちゅうよりつよい」というじしんではなく　じぶんはしくじらないというじしん)

「他の連中より強い」という自信ではなく　自分はしくじらないという自信

(れんしゅうでできとることはほんばんでもかならずやる　おどろかんことがしんすけへのいちばんのしょうさん)

練習でできとる事は本番でも必ずやる　驚かん事が信介への一番の賞賛

(かっさいはいらん　ちゃんとやんねん)

喝采は要らん　ちゃんとやんねん

(かえれや　たいちょうかんりできてへんことをほめんな)

帰れや　体調管理できてへん事を褒めんな

(まいにちやんねん　ちゃんとやんねん　たいちょうかんり　そうじ・かたづけ)

毎日やんねん　ちゃんとやんねん　体調管理　そうじ・片付け

(あいさつ　ばれーぼーる　「はんぷく・けいぞく・ていねい」はここちええんや)

あいさつ　バレーボール　「反復・継続・丁寧」は心地ええんや

(「けっかよりかていがだいじ」とおとながいうてこどもはいまいちなっとくせん　でもおれは)

「結果より過程が大事」と大人が言うて子供はイマイチ納得せん　でも俺は

(おとなにだいさんせいや　おれをこうちくすんのはまいにちのこうどうであってけっかはふくさんぶつにすぎん)

大人に大賛成や　俺を構築すんのは毎日の行動であって結果は副産物にすぎん

(でも　これも”けっか”のうちかなあ)

でも　これも”結果”のうちかなあ

(こまかいことはええねん！かんじょうにりゆうなんかいらん！うれしいはうれしいでええんや)

細かい事はええねん！感情に理由なんか要らん！うれしいはうれしいでええんや

(あらんやりんたろう・あつむがあいてにぜつぼうをあたえるそんざいとするならば)

アランや倫太郎・侑が相手に絶望を与える存在とするならば

(しんすけのやくめは　ぜつぼうのけいぞくや)

信介の役目は　絶望の継続や

(このひとどなるもなぐるもしないのにあつがつよすぎんだよ・・・)

北さん怒鳴るも殴るもしないのに圧が強すぎんだよ・・・

(しゅりょくながらめんたるがみじゅくな２ねんれんちゅうのくうきをしめる　それはきたいがいにおらん)

主力ながらメンタルが未熟な2年連中の空気をシメる　それは北以外に居らん