徒花は咲いたか／HORIKEN
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歌詞(問題文)
(どがつくいなかでそだってよ)
ドがつく田舎で 育ってよ
(しんぶんはいたつさせられて)
新聞配達 させられて
(うもれてたまるかどろのかわ)
埋もれてたまるか 泥の河
(おれはそこからにげたんだ)
俺はそこから 逃げたんだ
(おおきくみえたそらのした)
大きく見えた 空の下
(みぎもひだりもわからずに)
右も左も 分からずに
(まよいさまよいせのびして)
迷い さまよい 背伸びして
(きをはりながらいきてきた)
気を張りながら 生きてきた
(あだばなよあだばなよあだばなはさいたか)
徒花よ 徒花よ 徒花は咲いたか
(このまちもあきふかし)
この街も 秋深し
(おれもぼちぼちかれてゆく)
俺もぼちぼち 枯れてゆく
(じんせいにどなどいらないが)
人生 二度など いらないが
(いまひとりときをみている)
今 ひとり 時を見ている
(せびろすがたがせいふくで)
背広姿が 制服で
(おえらいさんにへつらって)
お偉いさんに へつらって
(ちっちゃなぷらいどふりかざし)
ちっちゃなプライド 振りかざし
(おれはなにとしょうぶした)
俺は何と 勝負した
(ひとりむすこがいえでして)
ひとり息子が 家出して
(くずれておちたすなのはこ)
崩れて落ちた 砂の箱
(よってまよなかでんわぐち)
酔って真夜中 電話口
(おふくろのなまりないたよ)
おふくろの訛り 泣いたよ
(あだばなよあだばなよあだばなはいきたか)
徒花よ 徒花よ 徒花は生きたか
(このまちもふゆざれて)
この街も 冬ざれて
(おれもそろそろちってゆく)
俺もそろそろ 散ってゆく
(かえるとこなどないけれど)
帰るとこなど 無いけれど
(ただひとりときをみている)
ただ ひとり 時を見ている
(あだばなよあだばなよあだばなはさいたか)
徒花よ 徒花よ 徒花は咲いたか
(このまちもあきふかし)
この街も 秋深し
(おれもぼちぼちかれてゆく)
俺もぼちぼち 枯れてゆく
(じんせいにどなどいらないが)
人生 二度など いらないが
(いまひとりときをみている)
今 ひとり 時を見ている