ピアノとvocalの為の萃香八番～孤独

(いまのすべてかこにかえられ)

今の全て 過去に変えられ

(かこのことはわすれさられる)

過去のことは 忘れ去られる

(どれだけこえをはりあげてもきりへとちる)

どれだけ声を張り上げても 霧へと散る

(わすれられたもりのなかへ)

忘れられた 森の中へ

(みはなされたかこのわたしたち)

見放された 過去の私たち

(けっしてかなえられない)

決して叶えられない

(なにかをつかもうとしたてをほおにそっとふれる)

何かを掴もうとした手を頬にそっと触れる

(このりょうてはこのひとみはいったいなにをまもれるだろう)

この両手は この瞳は 一体何を守れるだろう

(ひとりでひとりでじんじゃのこかげでないてた)

独りで 独りで 神社の木陰で泣いてた

(わすれられたもりのなかへ)

忘れられた 森の中へ

(みすてられたいまのわたしたち)

見捨てられた 今の私達

(だけどけっしてわすれられない)

だけど 決して忘れられない

(たがいにてをとりともにすごしたひびをしんじているの)

互いに手を取り共に過ごした日々を 信じているの

(いつかふたたびてとてをとれると)

いつか再び 手と手を取れると

(このりょうてはこのひとみはいったいだれをまもれるだろう)

この両手は この瞳は 一体誰を守れるだろう

(ひとりでひとりであきらめたりなんかしない)

独りで 独りで 諦めたりなんかしない

(このむねのなかしずまるおもいに)

この胸の中 萃まる想いに

(いまあたらしいきぼうのちいさなひかりが)

今新しい希望の 小さな光が

(このりょうてはこのひとみはいったいなにをゆめみているの)

この両手は この瞳は 一体何を夢見ているの

(ひとりでひとりでなみだをながすことはもうない)

独りで 独りで 涙を流すことはもう無い

(みんなでみんなでうたいさわぎのみわらいあう)

皆で 皆で 歌い騒ぎ呑み笑い合う

(わたしのりょうてはいつかみたゆめをつかんだ)

私の両手は いつか見た夢を掴んだ

(みんなといっしょにわらえる)

皆と一緒に笑える