チルノのすうがく教室

(きらきらだいやもんどかがやくよるのやみに)

キラキラダイヤモンド かがやく夜の闇に

(あこがれたちいさなわたしをおもいだす)

憧れたちいさな わたしをおもいだす

(えいこうしぼうこうゆめみたあのじかんに)

栄光志望校 夢見たあの時間に

(かえりたいとねがうひびははかなくすぎさってゆく)

帰りたいと願う日々は 儚く過ぎ去ってゆく

(あのばしょをばすがでてはじめにさんにんのりました)

あの場所をバスが出て はじめに三人乗りました

(ゆめなかばひとりおりておやのしごとをつぎました)

夢半ば一人降りて 親の仕事を継ぎました

(ときはたちひとりおりておよめとなっていきました)

時は経ち一人降りて お嫁となっていきました

(おりそこねたわたしをのせてばすはただすすんでゆく)

降り損ねたわたしを乗せて バスはただ進んでゆく

(しごとにいみなどないわあせりがみをむしばむ)

仕事に意味などないわ 焦りが身を蝕む

(げんきはいずこにおとした)

元気はいずこに落とした

(くるくるとけいのはりむじょうにときはまわる)

くるくる時計の針 無情に時は回る

(２つのめは３つのはりをおえやしない)

２つの目は３つの 針を追えやしない

(つぎつぎかべにあたるまだまだみちはつづく)

次々壁に当たる まだまだ道はつづく

(ひんやりとしたおふぃすのなかわたしのじかんだけとまる)

ひんやりとしたオフィスの中 わたしの時間だけ止まる

(じょうしきさほうせおりーこのよのしくみはなに)

常識 作法 セオリー この世の仕組みは何？

(ひみつのじゅもんもさめたわ)

ヒミツの呪文も覚めたわ

(へらへらにやけながらげらげらわらいながら)

ヘラヘラニヤけながら ゲラゲラ笑いながら

(ぶたおだてごますりいやしいじょうげしゃかい)

豚おだてゴマすり 卑しい上下社会

(きらきらだいやもんどきらめくよるのやみは)

キラキラダイヤモンド きらめく夜の闇は

(いくたのきぼうがちったゆめのあとち)

幾多の希望が 散った夢の跡地

(しあわせとみにめいよねがったあのじかんに)

幸せ富に名誉 願ったあの時間に

(もしできるならいちどだけまたもどりたい)

もしできるなら一度だけ またもどりたい