突風の正体
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歌詞(問題文)
(はねのないとりにうまれてだれよりもとびたかった)
羽のない鳥に生まれて 誰よりも飛びたかった
(おとなになったときにきづいてしまった)
大人になったときに気づいてしまった
(そらにとどかないこと)
空に届かないこと
(きみのこえがたよりないせなかをおすきがした)
君の声が頼りない背中を押す気がした
(もうちょっとだけすすんでみたい)
もうちょっとだけ進んでみたい
(かぜのないせかいでどうやってとべばいいだろう)
風のない世界でどうやって飛べばいいだろう
(きみをみうしなったそらで)
君を見失った空で
(ちらばったほしのかけらをひろいあつめて)
散らばった星の欠片を拾い集めて
(はしれぎんがのはてへ)
走れ 銀河の果てへ
(そのとききゅうにふいたかぜはなんだ)
そのとき急に吹いた風はなんだ
(なにもないよるはこわくてふたしかなみちをいった)
何もない夜は怖くて 不確かな道を往った
(くらやみをかけぬけるゆうきのめ)
暗闇を駆け抜ける勇気の芽
(きみはおいかぜだった)
君は追い風だった
(はなのいろがすぎさりしおもいでをいろどった)
花の色が過ぎ去りし思い出を彩った
(もうちょっとだけこのままで)
もうちょっとだけこのままで
(たそがれたまちはくらくなるばかり)
黄昏れた街は暗くなるばかり
(あかりひとつもないけど)
灯り一つもないけど
(ちらばったほしのかけらをひろいあつめて)
散らばった星の欠片を拾い集めて
(はしれいまいま)
走れ いま いま
(かぜのないせかいでかぜがふきはじめて)
風のない世界で風が吹きはじめて
(きみのてがおすせなかだ)
君の手が押す背中だ
(ころがってなみだがでてきずがふえても)
転がって涙が出て傷が増えても
(ためらいもうそもぜんぶかすむくらいに)
ためらいも嘘も全部 霞むくらいに
(ああただはしれ)
ああ、ただ走れ
(timeisrunningout)
Time is running out
(かぜをまっていてもどんなにまっていても)
風を待っていても どんなに待っていても
(かわりはしないときづいたぼくに)
変わりはしないと気づいた僕に
(あのひふいてきたつよくふいてきた)
あの日吹いてきた 強く吹いてきた
(とっぷうのしょうたいははしることだった)
突風の正体は"走ること"だった