歩く花
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歌詞(問題文)
(そまるよそまる)
染まるよ染まる
(うすぎのきみは)
薄着の君は
(うしろにのびる)
後ろに伸びる
(なつのひかりでさえも)
夏の光でさえも
(いきをふきかけ)
息を吹きかけ
(かわらずきれいにうつした)
変わらず綺麗に映した
(まわるよまわる)
回るよ回る
(ぼくをつかんで)
僕を掴んで
(においでさそう)
匂いで誘う
(きみはずるいよな)
君はずるいよな
(あたまがくーるくる)
頭がクールクル
(てをふった)
手を振った
(きょうはなんか)
今日はなんか
(つまらないままひがくれたんだ)
つまらないまま日が暮れたんだ
(きみのあしあともみないまま)
君の足跡も見ないまま
(ゆうぐれさえもうらぎったんだ)
夕暮れさえも裏切ったんだ
(まちのあかりはここだってともしてるのに)
街の明かりはここだって灯してるのに
(ああはずかしかった)
嗚呼恥ずかしかった
(きみのおでいもあいしてたんだ)
君の汚泥も愛してたんだ
(なのにそらのあおはぼくにきづかないまま)
なのに空の青は僕に気づかないまま
(ああきえてしまった)
嗚呼消えてしまった
(きみが)
君が
(あるくよあるく)
歩くよ歩く
(あさのまちなみ)
朝の街並み
(こえがひびいて)
声が響いて
(わすれたころにさ)
忘れた頃にさ
(きみのうすげしょう)
君の薄化粧
(あかいほっぺ)
赤いほっぺ
(あなたのことば)
あなたの言葉
(しんじていたのに)
信じていたのに
(ひらくあさがお)
開く朝顔
(わらいごえがした)
笑い声がした
(それでいいけどさ)
それでいいけどさ
(だきしめて)
抱きしめて
(そうだきみと)
そうだ君と
(おなじかおりのはなをみつけたの)
同じ香りの花を見つけたの
(よるにさくこうかせんのした)
夜に咲く高架線の下
(きみをうたってきみをうたって)
君を歌って君を歌って
(あいのことばはぶさいくにうずくまるまま)
愛の言葉は不細工に踞るまま
(ああたよりがないな)
嗚呼頼りがないな
(よるのあうんとはなのかおりを)
夜の阿吽と花の香りを
(けっきょくあるきつかれたのはきみのほうだ)
結局歩き疲れたのは君の方だ
(ああみえなくなった)
嗚呼見えなくなった
(ぼくら)
僕ら
(やりすぎたせかいのまんなかで)
やりすぎた世界の真ん中で
(きみとへやにこもりうたってた)
君と部屋に籠り歌ってた
(あんたとならおなかに)
あんたとならお腹に
(こどもがやどっても)
子供が宿っても
(いいかないいかな)
いいかないいかな
(きみはばかだ)
君は馬鹿だ
(できすぎたせかいの)
出来すぎた世界の
(かたすみで)
片隅で
(きみとぱじゃまのまま)
君とパジャマのまま
(すわってた)
座ってた
(あんたのおなかに)
あんたのお腹に
(いのちがやどっても)
命が宿っても
(いいかないいよな)
いいかないいよな
(ぼくもばかだ)
僕も馬鹿だ