逆罪行進曲〜怪〜
「人間失格」っぽい?
イラストはワシナノ様からお借りしました。
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歌詞(問題文)
(ふたりのこうしんあるいてぱれえど こくはくされたものはえいえんか)
二人の行進、歩いてパレヱド。 告白された物は永遠か?
(かんびのことばをこうたいではいて かそうばにきずいたすなづくりのしろ)
甘美の言葉を交代で吐いて 火葬場に築いた砂作りの城。
(さびたよるになりひびくほしぞらでおねむりなさい)
錆びた夜に、鳴り響く星空でお眠りなさひ。
(ありふれたはるをふみつけたから)
有り触れた春を踏み→見つけたから。
(つづかないしあわせもいまだけのしあわせか これだけのしあわせをはなたばにしよう)
続かない幸せも、今だけの幸せか。 これだけの幸せを花束にしやう。
(それだけのしあわせたばねたら なくさぬようにひつぎにしまおう)
それだけの幸せ束ねたら 無くさぬやうに柩にしまおう。
(そしてかくそうだれにもうばわれないように)
そして隠さう 誰にも奪われ無ぁいやうに。
(たえまなくつづいたそうれつは やっとあそこでとぎれるようです)
絶え間なく続いた葬列は やっとあすこで途切れるやうです。
(うそのなみだでわかれをつげるときには そのてでもやそうか)
嘘の涙で別れを告げる時には その手で燃やさうか。
(おだやかなせつじょうきょうちゅうのかんじょう かさねたこころのたいおんか)
穏やかな切情 胸中の感情。 重ねた心の体温か。
(ふりつもりますはいちじのじんせい こうまいなりそうにこうかいと)
降り積もりますは、一時の人生。 高邁な理想に後悔、と。
(つかいふるしすてられたおもちゃのようにもてあそび)
使い古し 捨てられた 玩具のやうに弄び
(よごれてしまえばまたあたらしいものを)
汚れてしまえば また新しい物を。
(なんどでもくりかえすいつまでもつづくだろう)
何度でも繰り返す いつまでも続くだらう。
(かぎりがあるのならばもうすぐおわるよ)
限りがあるのならば もぉすぐ終わるよ。
(これだけのじかんをむだにしても またもとめてしまうのがひとで)
これだけの時間を無駄にしても また求めてしまうのが人で。
(かるはずみのことばでおきまりのせりふをささやいてる)
軽はずみの言葉で 御決まりの台詞を囁ぁいてる。
(これほどのくつうのなかでさえも まだもとめてしまうようだ)
これほどの苦痛の中でさえも まだ求めてしまうやうだ。
(あたまのなかにあいたただのちいさなきずでも おおきくひらいてみせて)
頭の中に開いた たゞの小さな傷でも 大きく開いて 見せて!
(またひとつうそをつくこのくちは ひとをいつわることをしらぬ)
またひとつ嘘を吐くこの口は 人を偽る事を知らぬ。
(おみとおしのそのかお すぐにくずれさるようなものだろう)
お見通しのその顔 すぐに崩れ去るやうな物だらう。
(すすみつづけているびょうしんに いのりをささげまたぱれえど)
進み続けてゐる秒針に 祈りを捧げまたパレヱド。
(ふたりだけのこうしん いつかはさんにんめがあらわれ)
ふたりだけの行進 いつかは三人目が現れ
(またもくりかえすよ)
またも繰り返すよ。