ケセラリズム

(あー)

あー

(じごくのもんをのっくしたってもんぜんばらいたあいないなとか)

地獄の門をノックしたって門前払い他愛ないなとか

(いってみたってあんどしてんだしにぞこない)

言ってみたって安堵してんだ死に損ない

(ｂきゅうじんせいやっきになってふぁじぃなみらいすがってんだ)

B級人生　躍起になって ファジィな未来　縋すがってんだ

(ねえどうだいしょうらいこうかいのないひびをいきてんの)

ねえどうだい　将来後悔のない日々を生きてんの？

(さんたんなすてゅーぴっどゆびさしわらう ごたいそうなことばをどうもありがとう)

惨憺なステューピッド　指差し嗤う ご大層な言葉をどうもありがとう

(ああかいりつのれいじゅうよすくいはここに)

『嗚呼、戒律の隷従よ。救いはここに』

(もうなんだってやってやる おおせのまま)

もうなんだってやってやる 仰せのまま

(ｙｏｕｋｎｏｗｗｈａｔ？)

You know what?

(じえんどだってけせらせら どうせしせどらいせもえんせいおどれおどれ)

ジ・エンドだって「けせらせら」 どうせ死せど来世も厭世　踊れ踊れ

(よんでうたってすいきょうのきょう そうしててんばつをまつじんせい)

詠んで歌って酔狂の興 そうして天罰を待つ人生

(ぐっばいはヴぁないすらいふ)

グッバイ　ハヴァナイスライフ

(あいをねだってせせらわらう だいたいはんあいなかみはいないばかせばかせ)

愛を強請ってせせら笑う だいたい汎愛な神はいない　化かせ化かせ

(ほっしてうばってむさぼれば ひびくおえつとｓｏｓ)

欲して奪って貪れば 響く嗚咽とSOS

(のんふぃくしょんでぃすぺあしょう)

ノンフィクション　ディスペアショウ

(さあせかいのいきのねをとめよう)

さあ　世界の息の根を止めよう

(きゅうとのあんぐらでたいどうしたしそうが ぱぶりっくのかげにはいびこっていくんだ)

旧都のアングラで胎動した思想が パブリックの影に蔓延っていくんだ

(まーしゃるにつないだれすぽーるならした)

マーシャルに繋いだレスポール鳴らした

(うれないしんがーがせかいはおわるのってうたった)

売れないシンガーが「世界は終わるの」って歌った

(はらをくくったよじょうはんげきじょう げせんなみをのろっていたんだ)

腹を括った四畳半劇場 下賤な身を呪っていたんだ

(なわのわをまえにしていきをのむ)

縄の輪を前にして息を呑む

(ほんとうもうそもごっちゃになった ぺだんとりーなどうしゃはいう)

本当も嘘もごっちゃになった ペダントリーな導者は云う

(せいとうでとうせいきょうせいときせいてをあげろ)

征討で統制　共生と寄生　手を挙げろ

(いちどはすてたいのちをひろって ふたたびあなたにあいにきたんだ)

一度は棄てた命を拾って 再びあなたに逢いに来たんだ

(つづりあわせたぼくのしんぞうのこどうでおどってみせてくれ)

綴り合せた僕の心臓の鼓動で踊ってみせてくれ

(ｙｏｕｋｎｏｗｗｈａｔ)

You know what?

(じえんどだってけせらせら どうせしせどらいせもえんせいおどれおどれ)

ジ・エンドだって「けせらせら」 どうせ死せど来世も厭世　踊れ踊れ

(ふぉーてぃーふぉーをつきつける しょせんきょうげんといえんしょうめいかいてんだんそうがまわる)

44口径を突きつける 所詮、狂言と言えん証明　回転弾倉が回る

(しってんだってさじをなげた もうつぎのてでおうてでしょうねおごれおごれ)

知ってんだって匙を投げた もう次の手で王手でしょうね　驕れ驕れ

(じょうとうてきできっちゅなびだん そうふうばいかみたいなじだいだ)

常套的でキッチュな美談 そう風媒花みたいな時代だ

(はいためでぃありてらしー)

排他　メディア・リテラシー

(まあそれじゃみたせない)

まあ、それじゃ満たせない

(かくめいをうたったひのしょうねんはしる)

革命を謳った日の少年は知る

(ちをはいつくばるぼくたちはじだいのかげだ)

「地を這いつくばる僕達は時代の影だ」

(でもかげはじったいよりおおきくなれるでしょう)

「でも影は実体より大きくなれるでしょう」

(もうなんだってやってやる おもうがまま)

もうなんだってやってやる 思うがまま

(ｙｏｕｋｎｏｗｗｈａｔ)

You know what?

(じえんどだってけせらせら どうせしせどらいせもえんせいおどれおどれ)

ジ・エンドだって「けせらせら」 どうせ死せど来世も厭世　踊れ踊れ

(よんでうたってすいきょうのきょう そうしててんばつをまつじんせいさよならだ)

詠んで歌って酔狂の興 そうして天罰を待つ人生　さよならだ

(じえんどだってけせらせら うんめいなんてもがいてすがってわらってみせろ)

ジ・エンドだって「けせらせら」 運命なんて藻掻いて縋って嘲笑ってみせろ

(てんごくさえもみくだした あいたこうとふこうのむこうへ)

天国さえも見下した 飽いた幸と不幸の向こうへ

(ぐっばいはヴぁないすらいふ)

グッバイ　ハヴァナイスライフ

(さあせかいのいきのねをとめよう)

さあ　世界の息の根を止めよう