未来があるから

(だれかにてくびをぎゅっとつかまれて)

誰かに手首をぎゅっと掴まれて

(いくなといわれてひきとめられる)

行くなと言われて引き留められる

(そういうけいけんしたことあるかい？)

そういう経験したことあるかい？

(もちろんあいだとわかってはいても)

もちろん愛だとわかってはいても…

(ていこうしたのはなぜだったのか？)

抵抗したのはなぜだったのか？

(うでをふりきったのはぷらいどににたへんないじだ)

腕を振り切ったのは　プライドに似た変な意地だ

(きみがおもってるよりぼくはいいひとじゃない)

君が思ってるより　僕はいい人じゃない

(うそはついていないけどしょうじきでもない)

嘘はついていないけど正直でもない

(きみがしってるぼくはほんとうのぼくじゃない)

君が知ってる僕は　本当の僕じゃない

(じぶんでもあきれるほどじぶんがすきになれない)

自分でも呆れるほど自分が好きになれない

(みらいがあるからいいじゃない？)

未来があるからいいじゃない？

(ふりむきざま)

振り向きざま

(ぼくにいうつもりか)

僕に言うつもりか

(じじつがどうでもかんけいないなんて)

事実がどうでも関係ないなんて

(かってなりくつとおもってしまう)

勝手な理屈と思ってしまう

(なによりだいじなきじゅんはいつでも)

何より大事な基準はいつでも

(しろとかくろとかふたつにひとつだ)

白とか黒とか二つに一つだ

(とうそうしたのはどうしてなのか？)

逃走したのはどうしてなのか？

(うらぎられたとしてもそうかんたんにきずつくものか？)

裏切られたとしても　そう簡単に傷つくものか？

(きみがしんじてくれてもぼくはわるいにんげんだ)

君が信じてくれても　僕は悪い人間だ

(あいがしんじつかなんてどうでもいいこと)

愛が真実かなんてどうでもいいこと

(きみのしらないぼくがこのせかいにいたんだ)

君の知らない僕が　この世界にいたんだ

(さあいまならまにあうよすべてをわすれてほしい)

さあ今なら間に合うよ　すべてを忘れて欲しい

(みらいというのはでまかせだ)

未来というのはでまかせだ

(めをみながら)

目を見ながら

(ちゃんといえるのかなあ)

ちゃんと言えるのかなあ

(なにをしんじてる？)

何を信じてる？

(なにをしんじたい？)

何を信じたい？

(かこはやりなおせるか？)

過去はやり直せるか？

(きみがおもってるよりぼくはいいひとじゃない)

君が思ってるより　僕はいい人じゃない

(うそはついてないけどしょうじきでもない)

嘘はついてないけど正直でもない

(きみがしってるぼくはほんとうのぼくじゃない)

君が知ってる僕は　本当の僕じゃない

(じぶんでもあきれるほどじぶんがすきになれない)

自分でも呆れるほど自分が好きになれない

(みらいがあるからいいじゃない？)

未来があるからいいじゃない？

(ふりむきざま)

振り向きざま

(おなじこと)

同じこと

(なんかいでも)

何回でも

(きみはいうつもりか？)

君は言うつもりか？