あと一歩

(つたえたいよきみに)

伝えたいよ君に

(いえなかったことばを)

言えなかった言葉を

(はりさけそうでおわっちゃいそうで)

張り裂けそうで　終わっちゃいそうで

(だれのかおもみたくなかった)

誰の顔も見たくなかった

(あきらめるのはかんたんだった)

諦めるのは簡単だった

(だけどまだここに)

だけどまだ此処に

(とまるきっかけをさがすまいにちに)

止まるきっかけを探す毎日に

(きみはすたーとのらいんをかきのこして)

君はスタートのラインを書き残して

(またあしたっていってわらったよね)

“また明日” って言って笑ったよね

(きぼうふあんぜんぶをつれて)

希望　不安　全部を連れて

(はしりだしてはしりだして)

走り出して　走り出して

(きみとおなじみらいおいかけたい)

君と同じ未来　追いかけたい

(あともういっぽねぇもういっぽ)

あともう一歩　ねぇもう一歩

(ぜろからどこへでも)

ゼロからどこへでも

(たちどまってふりかえって)

立ち止まって　振り返って

(こたえがみえなくなるときも)

答えが見えなくなる時も

(もうひとりじゃないしんじていたい)

もうひとりじゃない　信じていたい

(きみにありがとう)

君に　ありがとう

(やつあたりしちゃってどうでもよくなって)

八つ当たりしちゃって　どうでもよくなって

(ひどいことばかさねたよる)

ひどい言葉重ねた夜

(こまらすのはかんたんだった)

困らすのは簡単だった

(なのにまだそばに)

なのにまだ側に

(きみはどこまでもおおきなそらで)

君はどこまでも大きな空で

(ときにせなかおすかぜまでふかしてくれる)

時に背中押す風まで吹かしてくれる

(かこなんてふりむけないほどに)

過去なんて振り向けないほどに

(つよくつよくきこえるこえで)

強く強く聞こえる声で

(わすれないよわすれないよ)

忘れないよ　忘れないよ

(あのひにきみがくれたみらい)

あの日に君がくれた未来

(へたくそだったなきむしだった)

下手くそだった　泣き虫だった

(それでもゆめみてた)

それでも夢見てた

(きらいだってうそもついた)

嫌いだって嘘もついた

(だめだったじぶんかくすように)

ダメだった自分隠すように

(それでもいいとしんじてくれた)

それでもいいと　信じてくれた

(きみとはしりたい)

君と走りたい

(とけいのはりはもどさない)

時計の針は戻さない

(おえてないやくそくがある)

終えてない約束がある

(うまれかわるよりも)

生まれ変わるよりも

(いまをいきつづけよう)

今を生き続けよう

(おもいだしたすきだった)

思い出した　好きだった

(たしかにかがやいてたひびを)

確かに輝いてた日々を

(なみだだってえがおだって)

涙だって　笑顔だって

(ぜんぶつながっていたんだね)

全部繋がっていたんだね

(あともういっぽねぇもういっぽ)

あともう一歩　ねぇもう一歩

(もうまけたくはないから)

もう負けたくはないから

(なまえよんでこえからして)

名前呼んで　声枯らして

(えーるがきょうもひびいていく)

エールが今日も響いていく

(そうひとりじゃないしんじているよ)

そうひとりじゃない　信じているよ

(きみにありがとう)

君にありがとう