STAY / コブクロ

(あいすべきひととであいすべてをうしなって)

愛すべき　人と出会い　全てを失って

(さばくのようなこころにさくはなをあいとよぶ)

砂漠のような心に　咲く花を　愛と呼ぶ

(しんじあうそれだけでみちがうまれてゆく)

信じ合う　それだけで　道が生まれてゆく

(よりそいあいきずつけあいそんなひびほどいとしい)

寄り添いあい　傷つけ合い　そんな日々ほど愛しい

(くるしかったからこそわらいあえたね)

苦しかったからこそ　笑い合えたね

(なにもまもれないこのうででだきしめた)

何も守れないこの腕で　抱きしめた

(もうにどとあえないはずのあなたがぼくのなまえをよんでる)

もう二度と会えないはずのあなたが　僕の名前を呼んでる

(ふりかえるばしょもないきこえたのはきっとぼくのこころのなかだけ)

振り返る場所も無い　聴こえたのはきっと　僕の心の中だけ

(いつもこころのなかだけ)

いつも心の中だけ

(あのひからきょうまでにぼくがなくしたもの)

あの日から　今日までに　僕が無くしたもの

(ぜんぶあなたのなかにあるからならべながらこのみちを)

全部あなたの中にあるから　並べながら　この道を

(あなたがあるいてきてくれたらぼくは)

あなたが歩いてきてくれたら　僕は

(ひとつづつとりもどしながらあのころの)

一つづつ　取り戻しながら　あの頃の

(ぼくになってもういちどあなたといきてみたい)

僕になって　もう一度　あなたと生きてみたい

(かわりはてたこのまちのようなこころをさばくにもどして)

変わり果てた　この街のような　心を砂漠に戻して

(まちあわせもやくそくもできないからいまもこのまちにいるよ)

待ち合わせも　約束も出来ないから　今も　この街に居るよ

(ぐうぜんもにどめにはうんめいだよきっとおしえてくれたのは)

偶然も　二度目には　運命だよきっと　教えてくれたのは

(あなた)

あなた

(かがやいてたきおくからきえてくのにほほえみばかりがうかぶ)

輝いてた記憶から消えてくのに　微笑みばかりが浮かぶ

(あのかぜがねむってるやなぎのしたではるかなおもいがにじむとき)

あの風が眠ってる　柳の下で　遥かな想いが滲む時

(もうにどとあえないはずのあなたがぼくのなまえをよんでる)

もう二度と会えないはずのあなたが　僕の名前を呼んでる

(ふりかえるばしょもないきこえたのはきっと)

振り返る　場所も無い　聴こえたのはきっと

(ぼくのこころのなかだけいつもこころのなかだけ)

僕の心の中だけ　いつも心の中だけ

(このまちのどこにもあなたはいないけど)

この街の　何処にも　あなたは居ないけど

(わかっていてもかんじてたい)

分かっていても　感じてたい

(このはながかれるまでは)

この花が　枯れるまでは