東京タワーはどこから見える？　欅坂46

(このほどうきょうわたるとちゅうとうきょうたわーみえなかったっけ？)

この歩道橋渡る途中東京タワー見えなかったっけ？

(あのころのぼくはかんちがいしてたよ)

あの頃の僕は勘違いしてたよ

(せかいのそのすべてみてるとうぬぼれた)

世界のその全て見てると自惚れた

(きみがすこしだけまえがみをきっても)

君が少しだけ前髪を切っても

(だれよりさきにぼくはきづいた)

誰より先に僕は気づいた

(いいわけみたいに)

(言い訳みたいに)

(あいはながされやすくきまぐれで)

愛は流されやすく気まぐれで

(かってなもの)

(勝手なもの)

(さびしさがあふれるからそばにいてほしいよ)

寂しさが溢れるからそばにいて欲しいよ

(つごういいかな)

都合いいかな

(きおくのだんぺんをしんじつよりうつくしくほせいして)

記憶の断片を真実より美しく補正して

(そんなこともあったといつのひかかたりたい)

そんなこともあったといつの日か語りたい

(ざんこくなくらいありのままのげんじつをみせようか？)

残酷なくらいありのままの現実を見せようか？

(かなしくなる)

(悲しくなる)

(ぼくたちのわかれとこたえあわせをしたみらい)

僕たちの別れと答え合わせをした未来

(しょうめんのそらにたしかとうきょうたわー)

正面の空にたしか東京タワー

(ぼくらとならんでたっていたきがした)

僕らと並んで建っていた気がした

(べつのろけーしょんとかんちがいしたのか)

別のロケーションと勘違いしたのか

(かえりのしょうてんがいのみち)

帰りの商店街の道

(ぼくのおもいこみ)

(僕の思い込み)

(だれもわるくはないといいたくて)

誰も悪くはないと言いたくて

(ただのうんめい)

(ただの運命)

(ここからはみえなかったあいがいまうかんだ)

ここからは見えなかった愛が今浮かんだ

(まぼろしみたいに)

幻みたいに

(たしかにこのうでだきしめてたきみだけはうそじゃない)

たしかにこの腕抱きしめてた君だけは嘘じゃない

(ふりかえればびかされかざられたむかしでも)

振り返れば美化され飾られた昔でも

(じぶんでなんどもかきなおしたおもいでがせつなくて)

自分で何度も書き直した思い出が切なくて

(いつのまにか)

(いつの間にか)

(いつわりはどこかがわからなくなってしまった)

偽りはどこかがわからなくなってしまった

(おろかなけつまつ)

愚かな結末

(きおくのだんぺんをしんじつよりうつくしくほせいして)

記憶の断片を真実より美しく補正して

(そんなこともあったといつのひかかたりたい)

そんなこともあったといつの日か語りたい

(ざんこくなくらいありのままのげんじつをみせようか？)

残酷なくらいありのままの現実を見せようか？

(かなしくなる)

(悲しくなる)

(ぼくたちのわかれとこたえあわせをしたみらい)

僕たちの別れと答え合わせをした未来