8 春雷
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歌詞(問題文)
(あらわれたそれははるのまっさなか)
現れたそれは春の真っ最中
(えもいえぬままかがやいていた)
えも言えぬまま輝いていた
(どんなことばもどんなてぶりもたりやしないみたいだ)
どんな言葉もどんな手振りも足りやしないみたいだ
(そのひからぼくのむねにはあらしが)
その日から僕の胸には嵐が
(すみついたままはなれないんだ)
住み着いたまま離れないんだ
(ひとのこえをかりたあおいまなこのらくらいだ)
人の声を借りた 蒼い眼の落雷だ
(ゆれながらおどるそのかみのくろが)
揺れながら踊るその髪の黒が
(ほかのどれよりたおやかでした)
他のどれより嫋やかでした
(すっときえそうなまっしろいはだによくにあってました)
すっと消えそうな 真っ白い肌によく似合ってました
(あなたにはこのせかいのいろどりが)
あなたにはこの世界の彩りが
(どうみえるのかしりたくていま)
どう見えるのか知りたくて今
(ほおにてをのばしたこわれそうでただこわかった)
頬に手を伸ばした 壊れそうでただ怖かった
(すべてはあなたのおもいどおり)
全てはあなたの思い通り
(かなしくってちらばったおもいもすべて)
悲しくって散らばった思いも全て
(あなたがくれたぷれぜんと)
あなたがくれたプレゼント
(ゆらゆらふかれてふかいまどい)
ゆらゆら吹かれて 深い惑い
(いたみうれいこいしい)
痛み 憂い 恋しい
(ことばにするのもかたちにするのも)
言葉にするのも 形にするのも
(そのどれもがおぼつかなくって)
そのどれもが覚束なくって
(ただめをみつめたするとあなたは)
ただ目を見つめた するとあなたは
(ふっとやさしくわらったんだ)
ふっと優しく笑ったんだ
(しゃがれたこころもさざめくひみつも)
嗄れた心も さざめく秘密も
(きがつけばこなごなになって)
気がつけば粉々になって
(せつなのあいだにいたみににた)
刹那の間に 痛みに似た
(こいがからだをはしったんだ)
恋が体を走ったんだ
(ふかいまどいいたみうれいくりかえし)
深い 惑い 痛み 憂い 繰り返し
(いつのまにかはるになった)
いつの間にか春になった
(あまいかおりのこしかげりこいこがし)
甘い 香り 残し 陰り 恋焦がし
(ふかくふかくまよいこんだ)
深く深く 迷い込んだ
(はなびらがちればあなたとおさらば)
花びらが散ればあなたとおさらば
(それならぼくとおどりませんか)
それなら僕と踊りませんか
(ちゅうをまうはながどうもあなたみたいでまいりました)
宙を舞う花がどうもあなたみたいで参りました
(やがてまためぐりくるはるのさなか)
やがてまた巡りくる春の最中
(そこはゆたかなひだまりでした)
そこは豊かなひだまりでした
(みをやつしてやまないあんなあらしはどこへやら)
身をやつしてやまない あんな嵐はどこへやら
(まだまだこころはかえれない)
まだまだ心は帰れない
(そのほそいこえでどうかだましておくれ)
その細い声でどうか騙しておくれ
(からからにかれはてるまで)
カラカラに枯れ果てるまで
(ふらふらゆられてあまいかおり)
ふらふら揺られて 甘い香り
(のこしかげりまぼろし)
残し 陰り 幻
(ききたいことばもいいたいおもいも)
聞きたい言葉も 言いたい想いも
(わらうくらいやまほどあって)
笑うくらい山ほどあって
(それでもあなたをまえにすると)
それでもあなたを前にすると
(なんにもでてはこないなんて)
何にも出てはこないなんて
(こげつくいたみもさしこむしびれも)
焦げ付く痛みも 刺し込む痺れも
(くちをつぐんだこいとわかって)
口をつぐんだ恋とわかって
(あなたのこころにはしをかける)
あなたの心に 橋をかける
(だいじならいうだとしったんだ)
大事な雷雨だと知ったんだ
(どうかだましておくれあいとわらっておくれ)
どうか騙しておくれ 「愛」と笑っておくれ
(いつかきえるひまでそのままでいて)
いつか消える日まで そのままでいて
(どうかだましておくれあいとわらっておくれ)
どうか騙しておくれ 「愛」と笑っておくれ
(いつかきえるひまで)
いつか消える日まで
(ことばにするのもかたちにするのも)
言葉にするのも 形にするのも
(そのどれもがおぼつかなくって)
そのどれもが覚束なくって
(ただめをみつめたするとあなたは)
ただ目を見つめた するとあなたは
(ふっとやさしくわらったんだ)
ふっと優しく笑ったんだ
(しゃがれたこころもさざめくひみつも)
嗄れた心も さざめく秘密も
(きがつけばこなごなになって)
気がつけば粉々になって
(せつなのあいだにいたみににた)
刹那の間に 痛みに似た
(こいがからだをはしったんだ)
恋が体を走ったんだ