東京事変/緑酒
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歌詞(問題文)
(かんぱいにっぽんのしゅうきょうはきょうでまあひとつ)
乾杯日本の衆今日は今日でまあ一つ
(おいしいかどうかはさておきだかくしゅなりわいおつかれさん)
美味しいかどうかはさておきだ 各種生業お疲れさん
(ちいさなころえがいたしょうらいおとなはれっこくのせいどのめぼしきめんえらんでは)
小さな頃描いた将来大人は列国の制度のめぼしき面選んでは
(とりいれさいしゅうけいたいをこさえた)
取り入れ最終形態を拵えた
(きづいたらちがっていたばとんたっちがすんで)
気付いたら 違っていたバトンタッチが済んで
(じぶんらはふようがわへせきにんをおうたちばになった)
自分らは扶養側へ責任を負う立場になった
(じかんがないかねすらないないないづくしというまして)
時間がない金すらない 無い無い尽くしと言う増して
(どうしてこうしんしんしょうもうしてんだっけ)
どうしてこう心身消耗してんだっけ
(かんぱいにっぽんのしゅうしんじていたいあまねく)
乾杯日本の衆信じていたい遍く
(ぜんいんぜんにんでしょうぎねんなぞいだいても)
全員善人でしょう疑念なぞ抱いても
(きもをついちゃならん)
肝を突いちゃならん
(おおきなふあんはらんだしょうたいはばかるぼうまんかんにえずいて)
大きな不安孕んだ正体憚る膨満感に噦いて
(どこからえんげできようかまだかいもくしょうかふりょうだ)
どこから嚥下できようか未だ皆目消化不良だ
(きづいたらゆるしていたおとしめしたごじんと)
気付いたら許していたお年召した御仁と
(いたいけなおこさんがたははずかしそうにだまってんだ)
幼気な御子さん方は恥ずかしそうに黙ってんだ
(ぺてんのないよのなかをすぐにつくんなくちゃ)
ぺてんのない世の中を直ぐに作んなくちゃ
(そうねがわくばいっそ おいもわかいもたべんであれ)
そう願わくばいっそ老いも若いも多弁であれ
(じゆうよいいようにさくしゅされないでやすくうらないで)
自由よいいように搾取されないで安く売らないで
(しゅうしきさまはほこりだかくあってたのむよ)
終始貴様は誇り高くあって頼むよ
(じゆうふぇいくじゃないがんらいのいみをみせて)
自由フェイクじゃない元来の意味を見せて
(かたるまじくさるまじおいつづけていたいきさまをずっと)
騙るまじ腐るまじ追い続けていたい貴様をずっと
(はたしてもえらばれざるふくじゅうそうと)
果たしても選ばれざる服従層と
(しらんまにえらばれししはいそうをむすぶそうてん)
知らん間に選ばれし支配層を結ぶ争点
(じゆうというなのとみかいたたいてうばいあうそんげん)
自由という名の富買い叩いて奪い合う尊厳
(かんぱいにっぽんのしゅういつかほんとうのあじをしってよいたいからじゅりつしよう)
乾杯日本の衆いつか本当の味を知って酔いたいから樹立しよう
(かんそなまにんげんにすくいあるしんがたしゃかい)
簡素な真人間に救いある新型社会
(じせだいへただまっとうにいきろといいはなてるときついに)
次世代へただ真っ当に生きろと言い放てる時遂に
(いわうそのひとくちぞあおあおとじゆうたるかおりさぞしみいることだろう)
祝うその一口ぞ青々と自由たる香さぞ染み入る事だろう
(つたうあせとなみだがむくわれてほしいみなのしゅうじゆうよあいしている)
伝う汗と涙が報われて欲しい皆の衆自由よ愛している
(もうとおざかんないでそばにだきよせて)
もう遠去かんないで傍に抱き寄せて
(しゅうしきさまをたっとびうやまってもとめる)
終始貴様を尊び敬って求める
(じゆうああどうしたっていしきせざるをえない)
自由鳴呼どうしたって意識せざるを得ない
(のがすまじなくすまじあいされてみたいきさまにやっと)
逃すまじ失くすまじ愛されてみたい貴様にやっと