無条件幸福論

(あなたいじょうのひとがいたとしても)

「あなた以上の人が居たとしても

(あたしはあなたをあいすのでしょう)

あたしはあなたを愛すのでしょう

(だからこそわがままはもういわないから)

だからこそわがままはもう言わないから

(それじゃあここで)

それじゃあ今（ここ）で

(ばいばい)

バイバイ、、、。」

(きみがさいごにのこしたことばを)

君が最後に残した言葉を

(こうしておとにのせうたうんだ)

こうして音にのせ歌うんだ

(さっていくせなかもみれなかった)

去っていく背中も見れなかった

(あのひのせつなさをしぼるように)

あの日の切なさをしぼるように

(ただあいたくて)

ただ会いたくて

(むねがはりさけそうで)

胸が張り裂けそうで

(でもあえなくて)

でも会えなくて

(こわれそうだった)

壊れそうだった

(いくどもちぎれ)

幾度も千切れ

(そのたびむすびあった)

そのたび結び合った

(きずなさえああもろくて)

絆さえ ああ 脆くて

(あなたいじょうのひとがいたとしても)

「あなた以上の人が居たとしても

(あたしはあなたをあいすのでしょう)

あたしはあなたを愛すのでしょう

(だからこそわがままはもういわないから)

だからこそわがままはもう言わないから

(それじゃあここでばいばい)

それじゃあ今（ここ）でバイバイ、、、。」

(きみのあたたかなむねでねむった)

君のあたたかな胸で眠った

(かこのぼくにさえしっとするんだ)

過去の僕にさえ嫉妬するんだ

(もういちどだけでいいだきしめて)

もう一度だけでいい抱きしめて

(わすれかただけでもおしえておくれ)

忘れ方だけでも教えておくれ

(ただあいたくて)

ただ会いたくて

(こえもなくしそうで)

声も無くしそうで

(でもあえなくて)

でも会えなくて

(ゆめさえうらんだ)

夢さえ恨んだ

(ひびうすれてくきおくをてさぐりで)

日々薄れてく記憶を手探りで

(かんしょくをただあいした)

感触をただ愛した

(なんどなんかいのよるをこえても)

「何度何回の夜を越えても

(あたしはあなたにこいするでしょう)

あたしはあなたに恋するでしょう

(だからこそわがままはもういわないから)

だからこそわがままはもう言わないから

(それじゃあここでばいばい)

それじゃあ今（ここ）でバイバイ、、、。」

(あなたいじょうのひとがいたとしても)

「あなた以上の人が居たとしても

(あたしはあなたをあいすのでしょう)

あたしはあなたを愛すのでしょう」

(このさきはぼくなりにことばつむぐから)

この先は僕なりに言葉紡ぐから

(きいておくれ)

聞いておくれ

(ふたりいじょうのこいがあるとしても)

「ふたり以上の恋があるとしても

(ふたりはふたりをえらぶのでしょう)

ふたりは"ふたり"を選ぶのでしょう

(だからこそしゅんかんをあいしていこうよ)

だからこそ瞬間を愛していこうよ

(いちびょうでもながく)

一秒でも長く

(きずつけてしまうよるもあるだろう)

傷つけてしまう夜もあるだろう

(わかちあえないおもいもあるだろう)

分かち合えない想いもあるだろう

(のりこえるたびまたあたらしいこいをはじめよう)

乗り越える度また新しい恋を始めよう

(もういちど)

もう一度。」