結び様

(おもいのきょりがいま)

想いの距離が今

(ちかづきすぎていたことに)

近付き過ぎていたことに

(きづいためんが)

気付いた面が

(ねつをおびた)

熱を帯びた

(ほてったしんのす)

火照った心の素

(きみにみせないように)

君に見せないように

(きどあいらくのすろっと)

喜怒哀楽のスロット

(はやまわしした)

早回しした

(ぐるぐるかわるぼくのなかでも)

ぐるぐる変わる僕の中でも

(きみはずっとすてきだ)

君はずっと素敵だ

(だからぼくはいえない)

だから僕は言えない

(すきだなんていわない)

“好きだなんて言わない”

(そのさきにあるみらいは)

その先にある未来は

(かぎりなくこわれることはないってだけ)

限りなく壊れることはないってだけ

(むすんでもない)

結んでもない

(むすんでもないから)

結んでもないから

(ぼくはまだきみを)

僕はまだ君を

(あいさないことができる)

愛さないことができる

(いつでもしまいこめる)

いつでも仕舞い込める

(なやんでもない)

悩んでもない

(なやんでもないふり)

悩んでもないフリ

(うまくはないけど)

上手くはないけど

(ぶきようにはなれるから)

不器用には慣れるから

(きもちほどいたら)

気持ち解いたら

(ぬげたくつ)

脱げた靴

(まどろむたびにおもいだした)

微睡む度に思い出した

(ゆめではこいをしあう)

夢では恋をし合う

(ふたりのすがたに)

二人の姿に

(めがさめるたびふっとわらった)

目が覚める度　フッと笑った

(いっそきらいになるのがきちなのか)

いっそ嫌いになるのが吉なのか

(かけたこいがたかすぎて)

賭けた恋が高すぎて

(そんなゆうきはもったいない)

そんな勇気は勿体無い

(すきになるのがきょうになる)

好きになるのが凶になる

(かくしょうもないのにね)

確証もないのにね

(むすんでもない)

結んでもない

(むすんでもないから)

結んでもないから

(ぼくはまだきみを)

僕はまだ君を

(あいさないことができる)

愛さないことができる

(いつでもしまいこめる)

いつでも仕舞い込める

(なやんでもない)

悩んでもない

(なやんでもないふり)

悩んでもないフリ

(うまくはないけど)

上手くはないけど

(ぶきようにはなれるから)

不器用には慣れるから

(すきにならなきゃよかった)

好きにならなきゃよかった

(それだけはいいたくなくて)

それだけは言いたくなくて

(すきにならないから)

“好きにならないから”

(ってこどもみたいだな)

って子供みたいだな

(むすんだよあけのおもいがうらはらに)

結んだ夜明けの想いが裏腹に

(ぼくをしめつける)

僕を締め付ける

(だからもうまよわない)

だからもう迷わない

(しまいこむこときめた)

仕舞い込むこと決めた

(むすんでもない)

結んでもない

(むすんでもないから)

結んでもないから

(ぼくはもうきみを)

僕はもう君を

(あいさないことにするよ)

愛さないことにするよ

(このうたにだけのこす)

この歌にだけ残す

(まわしてもまわしても)

回しても　回しても

(そろわないあたりのきもち)

揃わない当たりの気持ち

(ぼくはなんだか)

僕はなんだか

(そんをしてるみたいだ)

損をしてるみたいだ

(すきにならなきゃよかった)

好きにならなきゃよかった