ファニーダンサー / LUMi

(せんさいなこころはいつも)

繊細な心はいつも

(たいはんがくだらないんだ)

大半がくだらないんだ

(じだいのちょうじになって)

時代の寵児になって

(こうそくのあいだをぬった)

校則の間をぬった

(きょうしつをへだてられた)

教室を隔てられた

(だんしきんせいのめーでー)

男子禁制のメーデー

(きいろいこえでみちていた)

黄色い声で満ちていた

(しゅういつでへいぼんなひびさ)

秀逸で平凡な日々さ

(からだをひねることは)

体を捻る事は

(あたまをひねるよりも)

頭を捻るよりも

(かんたんなことじゃないか)

簡単な事じゃないか

(いつまでしゅうちしてんだ)

いつまで羞恥してんだ

(はやくあっちにいこうよ)

早く　あっちに行こうよ

(だれにもみられないから)

誰にも見られないから

(あいまいなことばでだまされても)

曖昧な言葉で騙されても

(あまいことばでだませばいい)

甘い言葉で騙せばいい

(ひねってくねった)

捻って　くねった

(ありそうもないような)

ありそうもないような

(かぜまかせのおどりをおどるのさ)

風任せの踊りを踊るのさ

(ひねってくねった)

捻って　くねった

(きかいなしせんなど)

奇怪な視線など

(きにしなくていいからおどるのさ)

気にしなくていいから踊るのさ

(じょしこうせいだから)

女子高生だから

(かんたんなしこうでできた)

簡単な思考でできた

(ちいさいあたまのみそは)

小さい頭の味噌は

(たのしいことがすべてさ)

楽しいことが全てさ

(かなしいことはみんな)

悲しいことはみんな

(おっことした)

落っことした

(ふんづけた)

踏んづけた

(なくなった)

無くなった

(またからになってとびおきた)

また空になって飛び起きた

(ひねってくねった)

捻って　くねった

(ありそうなだんすは)

ありそうなダンスは

(おもしろくないからおいておいて)

面白くないから置いておいて

(ひねってくねった)

捻って　くねった

(みじかいのだから)

短いのだから

(かんがえるまえにはしるだけさ)

考える前に走るだけさ

(いつのまにかむちゅうになって)

いつのまにか 夢中になって

(だれもきにしないから)

誰も気にしないから