フレデリック　名悪役

(おもいでにされるくらいなら)

思い出にされるくらいなら

(にどとあなたにうたわないよ)

二度とあなたに歌わないよ

(えんじてやったんだ)

演じてやったんだ

(すべてをえんじてやったんだ)

すべてを演じてやったんだ

(なにかとすっとんきょうでとんちんかんな)

なにかと素っ頓狂で頓珍漢な

(めいえんぎであったんだ)

名演技であったんだ

(あいしてやったんだ)

愛してやったんだ

(すべてをあいしてやったんだ)

全てを愛してやったんだ

(なにかひかっているって)

なにか光っているって

(きづいていたけどしらんかおをしたんだ)

気付いていたけど知らん顔をしたんだ

(さいていなかんがえさ　このかんじょうさえもいっちょうまえで)

最低な考えさ この感情さえも一丁前で

(さんざんわらってたんだ)

散々笑ってたんだ

(そうじゃなきゃやってらんねーな)

そうじゃなきゃやってらんねーな

(このままぼくはあいまいなさいしゅうかいなんて)

このまま僕は曖昧な最終回なんて

(すごしたくはないよ)

過ごしたくはないよ

(「いろあせはしないいまがきれいだった」って)

「色褪せはしない今が綺麗だった」って

(おもいでにされるくらいなら)

思い出にされるくらいなら

(にどとあなたにうたわないよ)

二度とあなたに歌わないよ

(ずっとわかっていた)

ずっとわかっていた

(すべてをずっとわかっていた)

全てをずっとわかっていた

(こころのひょうじょうさえもしんそうさえも)

心の表情さえも真相さえも

(めいえんぎとしっていた)

名演技と知っていた

(だからえんじてやったんだ)

だから演じてやったんだ

(わたしもえんじてやったんだ)

私も演じてやったんだ

(いまだにあなたのこえをおぼえているから)

いまだにあなたの声を覚えているから

(さいこうのえんじゃさんだ)

最高の演者さんだ

(こののんふぃくしょんをいろどって)

このノンフィクションを彩って

(ていねいなかんじゅせいでさいごまでしんじあっていた)

丁寧な感受性で最後まで信じ合っていた

(あれからきみはこうかいやれっとうかんさえもせいかいにかえて)

あれから君は後悔や劣等感さえも正解に変えて

(もっとつよくなったかなわたしのしらないまいにちで)

もっと強くなったかな私の知らない毎日で

(このままぼくはいろあせはしないいまが)

このまま僕は色褪せはしない今が

(これからぼくはこうかいや)

これから僕は後悔や

(れっとうかんさえもせいかいにかえて)

劣等感さえも正解に変えて

(「いろみせはしないいまがきれいだった」って)

「色視せはしない今が綺麗だった」って

(おもいでにされるくらいなら)

思い出にされるくらいなら

(おもいでをこえるくらいにさ)

思い出を超えるくらいにさ

(たえまないいまをうたうから)

絶え間ない今を歌うから

(にどとあなたをわすれないよ)

二度とあなたを忘れないよ

(えんじてやったんだ)

演じてやったんだ

(すべてをえんじてやったんだ)

すべてを演じてやったんだ

(まだみぬのんふぃくしょんを)

まだ見ぬノンフィクションを

(のうにうかべてそのだいほんをおいた)

脳に浮かべてその台本を置いた