数十年後のラブソング

(ねえおとなになったぼくらにとってあいとはなんだい？)

ねえ、大人になった僕らにとって　愛とは何だい？

(もうやさしさなんてほんとうにいみもわからないままさ)

もう優しさなんて　本当に意味もわからないままさ

(そうぞうしてごらんこれからのこと)

想像してごらん　これからの事

(すこしふるくなったしゃしんをながめておもいだしていた)

少し古くなった写真を眺めて　思い出していた

(そうあのころだっていまをいきるのにせいいっぱいだったけど)

そう、あの頃だって　今を生きるのに精一杯だったけど

(そうぞうしてごらんこれからのこと)

想像してごらん　これからの事

(すうじゅうねんごのぼくらのこと)

数十年後の僕らの事

(きみがもしもうつむいてしまったらなにもいわずてをとってよこにいたいな)

君がもしも俯いてしまったら　何も言わず手を取って横にいたいな

(そんなことすらちゃかしてわらいとばすかなぼくらはわらいながらいきていく)

そんなことすら茶化して笑い飛ばすかな　僕らは笑いながら生きていく

(ああぼくらはいつもへんかのなかをあるいていくんだよ)

あぁ、僕らはいつも変化の中を歩いていくんだよ

(ながいたびのおわりにいつかぼくらてをはなすとしても)

長い旅路の終わりに　いつか僕ら手を放すとしても

(そうぞうしてごらんこれからのこと)

想像してごらん　これからの事

(すうじゅうねんごのぼくらのこと)

数十年後の僕らの事

(きみがなみだするようなよるもいつもわかちあえるようなふたりでいたいな)

君が涙するような夜も　いつも分かち合えるような二人でいたいな

(そしてねがうよきせつがうごきだすころにぼくらのひびよゆっくりすすめ)

そして願うよ　季節が動き出す頃に　僕らの日々よ　ゆっくり進め

(ふたりいつかしわくちゃになってもかわらずよりそいあっていけたらいいな)

二人いつかしわくちゃになっても　変わらず寄り添いあっていけたらいいな

(そしてたどるよいとしきひのあしあとぼくらはわらいながらいきていく)

そして辿るよ　愛しき日の足跡　僕らは笑いながら生きていく

(ぼくらはわらいながらいきていく)

僕らは笑いながら生きていく