ターニング

(いつからぼくらはここにいたの？)

いつから僕らはここにいたの？

(いつまでぼくらはここにいるの？)

いつまで僕らはここにいるの？

(おさないきおくをただたどってみるかえりみち)

幼い記憶をただ辿ってみる　帰り道

(いちどめはそれぞれのきぼうだったな)

一度目はそれぞれの希望だったな

(にどめはじょうずにいえなかったな)

二度目は上手に言えなかったな

(さんどめのさよならはぼくらになにをあたえるんだろう)

三度目の「さよなら」は僕らに何を与えるんだろう

(えだわかれしていくみらいむじゃきなゆめもかたちをかえた)

枝分かれして行く未来　無邪気な夢も形を変えた

(あどけないすがたをすこしのこしながら)

あどけない姿を　少し残しながら

(ぼくはこのままあるきつづけるんだろうしあわせのかたちもしらないまま)

僕はこのまま歩き続けるんだろう　幸せの形も知らないまま

(きょうもぼくはあすをおいかけるよたとえぼくらのまちからとおくはなれていても)

今日も僕は明日を追いかけるよ　たとえ僕らの街から遠く離れていても

(みはてぬゆめのつづきはここじゃないと)

見果てぬ夢の続きはここじゃないと

(さかみちをかけおりたしょうねんは)

坂道を駆け下りた少年は

(きゅうくつなまちなみのほんとうのすがたをしらないまま)

窮屈な街並の本当の姿を知らないまま

(ふりかえってきづくあしあとぼくらのけものみちはつづく)

振り返って気付く足跡　僕らのけもの道は続く

(つぎはどう？どこでまじわる？)

次はどう？　どこで交わる？

(ぼくはこのままあるきつづけるんだろうときにはあてもなくさまようのさ)

僕はこのまま歩き続けるんだろう　時には宛もなく彷徨うのさ

(いつかぼくがそこにたどりついたらかわらないえがおをぼくにみせてよ)

いつか僕がそこに辿り着いたら　変わらない笑顔を僕に見せてよ

(ぼくはこのままうたいつづけるよせいじゃくにおもいがこだましはじめる)

僕はこのまま唄い続けるよ　静寂に想いが木霊し始める

(ぼくのこえはきみにとどいていますか？とおくはなれたこのばしょからうたをうたおう)

僕の声は君に届いていますか？　遠く離れたこの場所から唄をうたおう

(きみのもとへ)

君の元へ