Understand

(さんざんなめにあったんだ)

散々な目に遭ったんだ

(こころここにあらずをえにかいたようなおまえは)

心ここに在らずを絵に描いたようなお前は

(わかったくちをきいてばかりいるが)

分かった口を聞いてばかりいるが

(さんたんたるこうけいだった)

惨憺たる光景だった

(ぼくのきもちをりかいするすべはない！)

僕の気持ちを理解する術は無い！

(そうそうふいつとうにしれたこと)

匆々不乙　疾うに知れたこと

(ひょうげんはつねにいっぽおくれている)

表現は常に一歩遅れている

(さいかいをおそれたここにまんしんそういのあいがさけんだ)

再会を恐れた　ここに満身創痍の愛が叫んだ

(こうとうむけいとるにたらぬこと)

荒唐無稽　取るに足らぬこと

(こっけいはつねにいっぽさきんじている)

滑稽は常に一歩先んじている

(さぁぼくらのまえにたって)

さぁ僕らの前に立って

(わらわれるだけのいけにえになってしまえばいい)

嗤われるだけの生贄になってしまえばいい

(なんかいなていをよそおったことばばかり)

難解な体を装った言葉ばかり

(かいしゃくのたねにしてきたおまえは)

解釈の種にしてきたお前は

(かわったことばかりをこのんでいるが)

変わった事ばかりを好んでいるが

(たんじゅんでめいかいだった)

単純で明快だった

(ぼくのきもちをでんぱするすべはない！)

僕の気持ちを伝播する術は無い！

(へっどふぉんをつけてあるくじゅうにじ)

ヘッドフォンをつけて歩く十二時

(けいたいできるさいずのおんがくに)

携帯できるサイズの音楽に

(しちょうびみょうしちょうきみょうのひょう)

視聴「微妙」視聴「奇妙」の評

(もうなんとでもいえばいいが)

もう何とでも言えばいいが

(ぼくらのじゆうをくってうごくまるでにんげん)

僕らの自由を喰って動く　まるで「人間」

(ｐａｒｅｎｔｓわれらのりょうしんにあいをうたえ！)

Parents　我等の両親に愛を歌え！

(そうそうふいつとうにしれたこと)

匆々不乙　疾うに知れたこと

(もうげんはすでにいっしむくいている)

妄言は既に一矢報いている

(さいかいをおそれたここにそうしんそうくのあいがたおれた)

最下位を恐れた　ここに痩身痩躯の愛が倒れた

(こうとうむけいとるにたらぬこと)

荒唐無稽　取るに足らぬこと

(はっぽうはすでにあんにふさがれている)

八方は既に暗に塞がれている

(さぁぼくらのまえにたって)

さぁ僕らの前に立って

(すくわれることをえんえんとまちつづけていろ)

救われることを延々と待ち続けていろ

(そうそうふいつろくにくえぬもの)

匆々不乙　碌に食えぬもの

(ひょうげんはつねにのどにつっかえている)

表現は常に喉に閊えている

(としゃぶつにまざったなににかんぜんむけつのいみがあるんだ？)

吐瀉物に混ざった何に完全無欠の意味があるんだ？

(そうそうふいつとうにしれたこと)

匆々不乙　疾うに知れたこと

(ひょうげんはつねにいっぽおくれている)

表現は常に一歩遅れている

(さいかいをおそれたここにまんしんそういのあいがさけんだ)

再会を恐れた　ここに満身創痍の愛が叫んだ

(こうとうむけいとるにたらぬこと)

荒唐無稽　取るに足らぬこと

(こっけいはつねにいっぽさきんじている)

滑稽は常に一歩先んじている

(さぁぼくらのまえにたって)

さぁ僕らの前に立って

(わらわれるだけのいけにえになってしまえばいい)

嗤われるだけの生贄になってしまえばいい