消化器3
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問題文
(まんせいいえんについて)
慢性胃炎について
(そしきがくてきまたはけいたいてきに)
組織学的または形態的に
(いのまんせいえんしょうさいぼうしんじゅんやこゆういせんのいしゅくをともなうびょうたい)
胃の慢性炎症細胞浸潤や固有胃腺の萎縮を伴う病態
(きのうせいでぃすぺぷしあについて)
機能性ディスペプシアについて
(しょうじょうのげんいんとなるきしつてきぜんしんせいたいしゃせいしっかんをみとめないにもかかわらず)
症状の原因となる器質的・全身性・代謝性疾患を認めないにもかかわらず
(まんせいてきにいもたれやしんかぶつうなどのふくぶしょうじょうをていするしっかん)
慢性的に胃もたれや心窩部痛などの腹部症状を呈する疾患
(いじゅうにしちょうかいようしょうかせいかいようについて)
胃・十二指腸潰瘍(消化性潰瘍)について
(いさんなどによりいじゅうにしちょうのねんまくにかいようをしょうじたもの)
胃酸などにより胃・十二指腸の粘膜に潰瘍を生じたもの
(いぽりーぷについて)
胃ポリープについて
(いねんまくのげんきょくせいりゅうきびょうへんで)
胃粘膜の限局性隆起病変で
(つうじょうはりょうせいのびょうへんをさす、りんしょうてきにくがんてきそうしょう)
通常は両性の病変を指す、臨床的・肉眼的総称
(いねんまくかしゅようについて)
胃粘膜下腫瘍について
(しゅびょうへんがしゅういねんまくとどうようのねんまくにおおわれてはんきゅうじょうまたはきゅうじょうに)
主病変が周囲粘膜と同様の粘膜に覆われて半球状または球状に
(かんくうないにとっしゅつしたびょうへんのりんしょうてきそうしょうをねんまくかしゅようといい)
管腔内に突出した病変の臨床的総称を粘膜下腫瘍といい
(このうちいにしょうじるものをいう)
このうち胃に生じるものをいう
(びょうりがくてきにはひじょうひせいであるしょうかかんかんようけいしゅようgistきんげんせいしんけいげんせい)
病理学的には非上皮性である消化管間葉系腫瘍(GIST・筋原性・神経原性)
(がだいぶぶんをしめる)
が大部分を占める
(gistについて)
GISTについて
(しょうかかんへきにはっせいするかんようけいしゅようのうちkitようせいやく95%)
消化管壁に発生する間葉系腫瘍のうちKIT陽性(約95%)
(あるいはcd34ようせいやく75%をしめすもの)
あるいはCD34陽性(約75%)を示すもの
(だいぶぶんにc-kitいでんしやく90%またはpdgfraいでんしやく10%)
大部分にc-kit遺伝子(約90%)またはPDGFRA遺伝子(約10%)
(のへんいをみとめる)
の変異を認める
(いしょうかかんあくせいりんぱしゅについて)
胃(消化管)悪性リンパ腫について
(いしょうかかんにはっせいするあくせいりんぱしゅ、げんぱつせいのがんとのかんべつがじゅうようとなる)
胃(消化管)に発生する悪性リンパ腫、原発性の癌との鑑別が重要となる
(いがんについて)
胃癌について
(いねんまくじょうひよりはっせいするあくせいしゅようで、いげんぱつせいあくせいしゅようのやく95%をしめる)
胃粘膜上皮より発生する悪性腫瘍で、胃原発性悪性腫瘍の約95%を占める
(だいぶぶんがせんがんである)
大部分が腺癌である
(いせつじょごしょうこうぐんについて)
胃切除後症候群について
(いせつじょごにみられるぞうきだつらくしょうじょう、しょくもつつうろのじんいてきさいけんによるしょうがいをいう)
胃切除後にみられる臓器脱落症状、食物通路の人為的再建による障害をいう
(だんぴんぐしょうこうぐんについて)
ダンピング症候群について
(いせつじょいちょうふんごうじゅつごなどにこうちょうなしょくもつがきゅうそくにちょうないにはいることで)
胃切除・胃腸吻合術後などに高張な食物が急速に腸内に入ることで
(しょうじるびょうたい)
生じる病態
(いじゅうにしちょうけいしつについて)
胃・十二指腸憩室について
(いやじゅうにしちょうのいちぶがのうじょうにとっしゅつしたけいたいいじょう)
胃や十二指腸の一部が嚢状に突出した形態異常
(しょうかかんけいしつのひとつである)
消化管憩室の一つである
(じょうちょうかんまくどうみゃくしょうこうぐんsmaしょうこうぐんについて)
上腸間膜動脈症候群(SMA症候群)について
(だいどうみゃくからじょうちょうかんまくどうみゃくがぶんしするかくどがえいかくなため)
大動脈から上腸間膜動脈が分枝する角度が鋭角なため
(ついたいまたはふくだいどうみゃくとじょうちょうかんまくどうみゃくのあいだにはさまる)
椎体または腹大動脈と上腸間膜動脈の間に挟まる
(じゅうにしちょうすいへいぶかこうぶがへいそくしつうかしょうがいをていするしっかん)
十二指腸水平部・下行部が閉塞し通過障害を呈する疾患