Depression～ドレスとリング～

(ｄｅａｔｈ　ｄｅｐｒｅｓｓｉｏｎ)

DEATH DEPRESSION

(けがれなきおひめさまはたちのたんじょうびに)

汚れなきお姫様　二十歳の誕生日に

(むりやりつきおとしたどくさいしゃのうたげ)

無理矢理突き落とした　独裁者の宴

(ｓｈｅｌｌｙ)

"Shelly"

(はくばにのったおうじさまいくらまってもきてはくれない)

白馬に乗った王子様　いくら待っても来てはくれない

(ｓｈｅｌｌｙ)

"Shelly"

(やつらにつばをはきすててにらむかおすらいとおしい)

奴等に唾を吐き捨てて　睨む顔すら愛おしい

(あちらこちらにちらばったくるしまぎれのせりふたち)

あちらこちらに散らばった　苦し紛れのセリフたち

(いやがるきみのちいさなてをつかみもとめつづけてた)

嫌がる君の小さな手を　掴み求め続けてた

(きみだけはどうかそのめをそらさずにこわれてくぼくだけをみつめてよ)

君だけはどうか　その目をそらさずに　壊れてく僕だけを　見つめてよ

(ゆがんだよるもうけいれればきずをふやすこともないから)

歪んだ夜も受け入れれば　傷を増やすこともないから

(うすぎたないおひめさまはたちのたんじょうびを)

薄汚いお姫様？　二十歳の誕生日を

(なつかしくかんじているどくさいしゃのうたげ)

懐かしく感じている　独裁者の宴

(こいにこいするたかびしゃでぶのしきゅうをつかみひきずりだせ)

恋に恋する　タカビシャデブの　子宮を掴み引きずり出せ

(しらずしらずにのみほしたてからぐらすがながれおちて)

知らず知らずに飲み干した　手からグラスが流れ落ちて

(しびれるからだまたがりきみがそっとほほえんだ)

痺れる身体またがり　君がそっと微笑んだ

(ちいさなないふがぼくにつきささりあかくそまるきみのしろいどれす)

小さなナイフが僕に突き刺さり　赤く染まる君の白いドレス

(しばりつけたあいがしずかにあさをまてずにとけていく)

縛りつけた愛が静かに　朝を待てずに溶けていく

(げきつうにもだえよこたわるぼくをつめたいしせんでみおろす)

激痛に悶え横たわる　僕を冷たい視線で見下ろす

(くるったきみのわらいごえがいつまでもへやにひびく)

狂った君の笑い声が　いつまでも部屋に響く

(しずかにまくが、いまおりてく)

静かに幕が、今降りてく