CURE②

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プレイ回数515難易度(4.9) 1976打 長文
不可解な連続殺人事件を操作する刑事、高部と、事件の道筋に関わる謎の男間宮と事件との関わりを描いたサスペンス作品。 凄惨な事故現場と殺害動機が全く不明な、不可解な事件とその関係者たち。静かな狂気が登場人物を一人また一人と手招き、闇へと落としていく。そして最後は作品の鑑賞者を包み込む。

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問題文

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(れんこうされたはなおかのじじょうちょうしゅは、かれのきょどうのじょうきょうを)

連行された花岡の事情聴取は、彼の挙動の状況を

(みてびょういんでおこなわれました。かれのちょうしゅはたかべとさくまが)

見て病院で行われました。彼の聴取は高部と佐久間が

(たんとうしました。しかししょうふさつじんじけんのはんにん、くわのと)

担当しました。しかし娼婦殺人事件の犯人、桑野と

(どうようにいくらきいてもさつじんのどうきはふめい。もちろん)

同様にいくら聞いても殺人の動機は不明。もちろん

(ほかのはんにんとのせってんもありません。ではなぜさつがいじの)

他の犯人との接点もありません。ではなぜ殺害時の

(とくちょうてきなきりきず、どうきふめいというきょうつうてんがあるのか。)

特徴的な切り傷、同期不明という共通点があるのか。

(たかべはあるかせつをたてました。いちれんのじけんのはんにん)

高部はある仮説を立てました。一連の事件の犯人

(たちは、あるどういつじんぶつにさつじんをおかすようにさいみんじゅつを)

たちは、ある同一人物に殺人を犯すように催眠術を

(かけられていたのではないか。はなおかのもとからすがたを)

かけられていたのではないか。花岡の元から姿を

(けしていたまみやはたてもののやねのうえでとびおりようと)

消していた間宮は建物の屋根の上で飛び降りようと

(していました。かけつけたけいさつかんのおおいだじゅんさは)

していました。駆けつけた警察官の大井田巡査は

(じさつとおもい、せいしをうながしますがまみやはそのまま)

自殺と思い、制止を促しますが間宮はそのまま

(とびおりてしまいます。さいわいまみやにおおきながいしょうはなく、)

飛び降りてしまいます。幸い間宮に大きな外傷はなく、

(おおいだはこうばんへかれをつれかえりました。おたがいにたばこを)

大井田は交番へ彼を連れ帰りました。お互いに煙草を

(ふかしながら、まみやのちょうしょをとっていこうとしますが、)

ふかしながら、間宮の調書をとっていこうとしますが、

(まみやははなおかにしたようにらいたーのひをいぶらせ、)

間宮は花岡にしたようにライターの火を燻らせ、

(おおいだにといかけました。よくじつ、おおいだはけいさつかんで)

大井田に問いかけました。翌日、大井田は警察官で

(ありながられんこうされることになります。どうりょうのけいかんを)

ありながら連行されることになります。同僚の警官を

(こうばんでしゃさつしたのです。ひがいしゃのくびすじにはあのxじの)

交番で射殺したのです。被害者の首筋にはあのX字の

(きりきず。さつがいどうきもやはりふめいです。おおいだの)

切り傷。殺害動機もやはり不明です。大井田の

など

(とりしらべもたかべとさくまがうけもちました。)

取り調べも高部と佐久間が受け持ちました。

(さくまはじぶんはせいしんかいであるとつげ、もっていた)

佐久間は自分は精神科医であると告げ、持っていた

(ぺんらいとをかれのがんぜんへともっていきました。)

ペンライトを彼の眼前へと持っていきました。

(そのままとりしらべのためいくつかしつもんをしていると、)

そのまま取り調べのためいくつか質問をしていると、

(ぺんらいとのてんめつにはんのうをしめすことにきづきました。)

ペンライトの点滅に反応を示すことに気づきました。

(たかべのかせつがあたっているかもしれません。)

高部の仮説が当たっているかもしれません。

(なにかひかるものをみたおぼえはあるかとといかけると、)

何か光るものを見た覚えはあるかと問いかけると、

(おおいだはひていしぺんらいとからかおをそむけた。)

大井田は否定しペンライトから顔を背けた。

(いわかんのあるかれのはんのうにたかべは、はんこうまえにおおいだが)

違和感のある彼の反応に高部は、犯行前に大井田が

(だれかにあっていたのではないのかとせまりました。)

誰かに会っていたのではないのかと迫りました。

(そのことばにおおいだはすっとたちあがり、とりしらべしつの)

その言葉に大井田はすっと立ち上がり、取り調べ室の

(いりぐちにたっていただんせいけいかんにゆっくりとちかづいて)

入り口に立っていた男性警官にゆっくりと近付いて

(いきました。そしてぺんをてにとり、けいかんのからだを)

いきました。そしてペンを手に取り、警官の体を

(xじになぞったのです。そのひょうじょうはこころここにあらずで、)

X字になぞったのです。その表情は心ここにあらずで、

(ぼんやりとしていました。さくまは、かれになぜいま)

ぼんやりとしていました。佐久間は、彼になぜ今

(そうしたのかといかけますが、ほんにんはうまくことばに)

そうしたのか問いかけますが、本人は上手く言葉に

(できないようです。「さいみんじゅつをかけられている」)

できないようです。「催眠術をかけられている」

(というかせつがげんじつみをおびてきたとかくしんしたふたりは)

という仮説が現実味を帯びてきたと確信したふたりは

(おおいだにつめより、とうとうまみやのそんざいをしることになる。)

大井田に詰め寄り、とうとう間宮の存在を知ることになる。

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