着信アリ①
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問題文
(なかむらゆみはじょしだいせいです。あるとき、ゆみのしゅうへんの)
中村由美は女子大生です。ある時、由美の周辺の
(ゆうじんが、つぎつぎにふかかいなしをとげることになりました。)
友人が、次々に不可解な死を遂げることになりました。
(4がつ16にち、21じ44ふん。こんぱのさいちゅう、ゆうじん・おかざきようこが)
4月16日、21時44分。コンパの最中、友人・岡崎陽子が
(といれでけいたいでんわに、しのよこくでんわをうけていました。)
トイレで携帯電話に、死の予告電話を受けていました。
(しかしちゃくしんめろでぃがじぶんのとうろくしたものでは)
しかし着信メロディが自分の登録したものでは
(なかったため、きづくのがおくれます。ようこのがらけーの)
なかったため、気づくのが遅れます。陽子のガラケーの
(けいたいでんわに「ちゃくしんあり」のひょうじがあり、はっしんもとはなんと、)
携帯電話に「着信あり」の表示があり、発信元はなんと、
(じぶんじしんのけいたいでんわばんごうでした。るすばんでんわめっせーじを)
自分自身の携帯電話番号でした。留守番電話メッセージを
(さいせいすると、みらいのはっしんじこくです。4がつ18にちごご)
再生すると、未来の発信時刻です。4月18日午後
(11じ04ふんとつげられたあと、ふみきりのしゃだんきのおとがきこえ)
11時04分と告げられた後、踏切の遮断機の音が聞こえ
(「やだー、あめふってきちゃった・・・きゃーーー」という、)
「やだー、雨降ってきちゃった…キャーーー」という、
(ようこじしんのこえがはいっていました。ぶきみだとおもいつつも)
陽子自身の声が入っていました。不気味だと思いつつも
(ようこはさほどふかくかんがえず、それはるすでんのめっせーじを)
陽子はさほど深く考えず、それは留守電のメッセージを
(きかされたゆみもでした。そして、よこくされた)
聞かされた由美もでした。そして、予告された
(4がつ18にちのおなじじかん・・・ゆみはようこからでんわをもらいます。)
4月18日の同じ時間…由美は陽子から電話をもらいます。
(えきからのきたくとちゅうにでんわしたようこは、けいたいのめっせーじ)
駅からの帰宅途中に電話した陽子は、携帯のメッセージ
(どおりに「やだ、あめふってきちゃった」といい、)
どおりに「やだ、雨降ってきちゃった」と言い、
(じぶんでもそれにきづきます。ちょくご、ようこはてっきょうから)
自分でもそれに気づきます。直後、陽子は鉄橋から
(おちて、とおりかかったでんしゃにひかれてしにました。)
落ちて、通りかかった電車に轢かれて死にました。
(しかしひかれてみぎてみぎあしがせつだんされていたにもかかわらず、)
しかし轢かれて右手右足が切断されていたにもかかわらず、
(ようこはそくしではなく、えきいんにたすけてとすがりついて)
陽子は即死ではなく、駅員に助けてとすがりついて
(きたそうです。ようこのこうないからはちょっけい2せんちほどの)
きたそうです。陽子の口中からは直径2センチほどの
(あかいあめだまがでてきました。ようこのそうぎにさんかしたゆみは、)
赤い飴玉が出てきました。陽子の葬儀に参加した由美は、
(そこでなぞのおとこ・やましたひろしにあいます。そうぎからのかえりみち、)
そこで謎の男・山下弘に会います。葬儀からの帰り道、
(ようこのこうはいのじょしこうこうせい5にんによびとめられたゆみと)
陽子の後輩の女子高校生5人に呼びとめられた由美と
(ゆみのしんゆう・こにしなつみは、「しのよこくでんわが)
由美の親友・小西なつみは、「死の予告電話が
(かかってきたんですよね」ときかれました。かのじょらの)
かかってきたんですよね」と聞かれました。彼女らの
(あいだでは「しのよこくでんわ」というのがわだいになっている)
間では「死の予告電話」というのが話題になっている
(そうです。ないようについてきいたゆみは、それがまさしく)
そうです。内容について聞いた由美は、それがまさしく
(ようこがうけたものとおなじものだとしりました。)
陽子が受けたものと同じものだと知りました。
(じぶんのけいたいばんごうからのちゃくしんで、しのしゅんかんのおんせいが)
自分の携帯番号からの着信で、死の瞬間の音声が
(ながれるものであることがきょうつうてんです。じょしこうこうせいたち)
流れるものであることが共通点です。女子高校生たち
(からあらたなじょうほうもありました。しんだとき、そのにんげんの)
から新たな情報もありました。死んだ時、その人間の
(けいたいでんわのめもりーにとうろくされているなかから、つぎの)
携帯電話のメモリーに登録されている中から、次の
(ぎせいしゃがえらばれるそうです。りなというゆみらと)
犠牲者が選ばれるそうです。里奈という由美らと
(どうがくねんのじょせいもだいびんぐのさいちゅうにそれでしんだと)
同学年の女性もダイビングの最中にそれで死んだと
(きいたゆみは、ようこがわだいにしていたことをおもい)
聞いた由美は、陽子が話題にしていたことを思い
(だしました。わかれぎわ、こうこうせいは「じぶんのけいたいばんごうを)
出しました。別れ際、高校生は「自分の携帯番号を
(ちゃくしんきょひしといたほうがいいですよ」といいます。)
着信拒否しといた方がいいですよ」と言います。
(かのじょらのあいだでは、このはなしはかいだんとしてつたわっており)
彼女らの間では、この話は怪談として伝わっており
(「うらみをのこしてしんだじょせいののろい」とおもわれていました。)
「恨みを残して死んだ女性の呪い」と思われていました。
(4がつ21にち15じ28ふん。ゆみはゆうじん・けんじにようこのことを)
4月21日15時28分。由美は友人・ケンジに陽子のことを
(はなします。するとけんじはじぶんのけいたいをきいてくれと)
話します。するとケンジは自分の携帯を聞いてくれと
(さしだしました。そこにはやはりけんじほんにんからの)
差し出しました。そこにはやはりケンジ本人からの
(ちゃくしんで、21にち15じ34ふんに「やっべ、かんぜんにわすれてた。)
着信で、21日15時34分に「やっべ、完全に忘れてた。
(うわーーーー!!」というけんじのこえがはいっていました。)
うわーーーー!!」というケンジの声が入っていました。