フォースカインド②

(あるのにみえない・・・どうにもできない・・・ふくろう)

あるのに見えない…どうにもできない…フクロウ

(じゃない・・・においはくさったしなもんのようだ」となきながら)

じゃない…臭いは腐ったシナモンのようだ」と泣きながら

(とろします。また「さいあくなのはぼくのあたまのなかのこえだ・・・)

吐露します。また「最悪なのは僕の頭の中の声だ…

(きこえるようにはなしかけてくる・・・つながってるみたいに・・・」)

聞こえるように話しかけてくる…繋がってるみたいに…」

(「やつらはぼくをどこかにつれてったが、なにをされたか)

「奴らは僕をどこかに連れてったが、なにをされたか

(おもいだせない・・・」そして「いまはｘｘｘがりかいできる」と)

思い出せない…」そして「今は×××が理解できる」と

(いいますが、せつめいをもとめられても「じぶんでみなきゃ)

言いますが、説明を求められても「自分で見なきゃ

(だめだ。あれがなにかをかんじないと。そうぞうできない)

ダメだ。あれが何かを感じないと。想像できない

(くらいさいあくなものだ」とも。あびーはしんでぃに)

くらい最悪なモノだ」とも。アビーはシンディに

(「さいみんりょうほうをしたことをほあんかんにつたえておく」とやくそくして、)

「催眠療法をした事を保安官に伝えておく」と約束して、

(ふさいをかえします。ふさいがかえったあと、あびーは)

夫妻を帰します。夫妻が帰った後、アビーは

(「うちゅうじんによるらちのかのうせい」をきりだし「じつは)

「宇宙人による拉致の可能性」を切り出し「実は

(うぃるもそのちょうさにちゃくしゅしてた、ｕｆｏのもくげきしゃは)

ウィルもその調査に着手してた、UFOの目撃者は

(１９３０ねんいこう１１００まんにんいじょうある」とはなしますが、)

1930年以降1100万人以上ある」と話しますが、

(えいぶるは「そのほとんどがみまちがいやさっかくだ、)

エイブルは「そのほとんどが見間違いや錯覚だ、

(こんかいのばあいははんかくせいじのげんかくだろう」とひてい、)

今回の場合は半覚醒時の幻覚だろう」と否定、

(「われわれはかくじつにりっしょうできるじじつにもとづかなければ)

「我々は確実に立証できる事実に基づかなければ

(ならないたちばだ」というのです。そのとき、すたっふの)

ならない立場だ」と言うのです。その時、スタッフの

(でりーざが「てーぷおこしをたのまれたあびーのこうじゅつ)

デリーザが「テープ起こしを頼まれたアビーの口述

(きろくにみょうなものがろくおんされてる」といいにきます。)

記録に妙なモノが録音されてる」と言いに来ます。

(それはさくや、あびーがしゅうしんまえにろくおんしたこうじゅつきろくの)

それは昨夜、アビーが就寝前に録音した口述記録の

(てーぷで、かのじょがろくおんじょうたいでねおちしてまもなくどあが)

テープで、彼女が録音状態で寝落ちして間もなくドアが

(ひらくおとがし、かのじょのながいぜつぼうてきなひめいとだいさんしゃの)

開く音がし、彼女の長い絶望的な悲鳴と第三者の

(ひくいいみふめいのおんせいがはいっていたのです。)

低い意味不明の音声が入っていたのです。

(あびーはそのけんをまったくおぼえていませんでしたが、)

アビーはその件を全く覚えていませんでしたが、

(いえでなんどもきくうち、なにものかがしんしつにしんにゅうし、)

家で何度も聞くうち、ナニモノかが寝室に侵入し、

(ごういんにらちされたことをおもいだします。そのしょうこに、)

強引に拉致された事を思い出します。その証拠に、

(かのじょのかたぐちにはちいさなしっしんができており、ゆかには)

彼女の肩口には小さな湿疹ができており、床には

(ひきずられるさいについたとおぼしき、かのじょのつめあとが)

引きずられる際についたと思しき、彼女の爪跡が

(ついていたのです。)

付いていたのです。