らせん③
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問題文
(よしのは「ちかっててーぷはみていない」といいます。)
吉野は「誓ってテープは見ていない」と言います。
(しかしそれでもゆめにさだこがでてくるのだそうです。)
しかしそれでも夢に貞子が出てくるのだそうです。
(よしのはそれを、びでおてーぷがそばにあるからだとおもっていました。)
吉野はそれを、ビデオテープがそばにあるからだと思っていました。
(そのあと、よしのはしに、あんどうのもとにてちょうとびでおがのこります。)
その後、吉野は死に、安藤の元に手帳とビデオが残ります。
(びでおをはきしたあんどうは「これでおわりだ」とおもいました。)
ビデオを破棄した安藤は「これで終わりだ」と思いました。
(びでおをみたのはじぶんがさいごで、これでのろいはおわるとかんがえます。)
ビデオを見たのは自分が最後で、これで呪いは終わると考えます。
(しかし、いっぽうでなぜびでおをみていないよしのがさだこのことを)
しかし、一方でなぜビデオを見ていない吉野が貞子のことを
(ゆめにみたのかというぎもんがのこりました。)
夢に見たのかという疑問が残りました。
(まいにすがったあんどうは、まいとかんけいをもちます。)
舞にすがった安藤は、舞と関係を持ちます。
(まいもたかやまとおなじのうりょくがあるときかされました。)
舞も高山と同じ能力があると聞かされました。
(よしののしいんがちっそくしとはんめいします。てんねんとうのういるすは)
吉野の死因が窒息死と判明します。天然痘のウイルスは
(みつかったものの、いままでのものとしいんがことなりました。)
見つかったものの、今までのものと死因が異なりました。
(あんどうはどうりょう・みやしたにれいこのてちょうをみせ「ひかりつうしんで、たいないで)
安藤は同僚・宮下に玲子の手帳を見せ「光通信で、体内で
(ういるすをさいこうちくしたのではないか」といいました。)
ウイルスを再構築したのではないか」と言いました。
(めでみることにより、かんせんさせるといういみです。)
目で見ることにより、感染させるという意味です。
(さだこのいきたじだいが３０ねんほどまえで、けっかくとてんねんとうが)
貞子の生きた時代が30年ほど前で、結核と天然痘が
(りゅうこうしていることもあわせてかんがえます。)
流行していることも併せて考えます。
(そのころ、まいはじしつではき、かがみにしろいじょせい・さだこをみてなぞの)
その頃、舞は自室で吐き、鏡に白い女性・貞子を見て謎の
(しっそうをとげますが、あんどうはしりません。)
失踪を遂げますが、安藤は知りません。
(あんどうはまいにれんらくをとりますが、でんわをなんどかけても)
安藤は舞に連絡を取りますが、電話を何度かけても
(つながりませんでした。おもいあまった)
繋がりませんでした。思い余った
(あんどうはまいのじたくをほうもんしますが、どあちゃいむを)
安藤は舞の自宅を訪問しますが、ドアチャイムを
(ならしてもだれもでてきませんでした。)
鳴らしても誰も出てきませんでした。
(らくたんしてどあにしゃがみこんだあんどうは、まいのへやのとびらから)
落胆してドアにしゃがみこんだ安藤は、舞の部屋の扉から
(みずがあふれるのをみて、まどをわってしんにゅうします。)
水があふれるのを見て、窓を割って侵入します。
(へやはむじんで、よくそうにあふれたみずがげんかんまでながれ)
部屋は無人で、浴槽にあふれた水が玄関まで流れ
(でていました。１しゅうかんをすぎてもあんどうはしにませんでした。)
出ていました。1週間を過ぎても安藤は死にませんでした。
(どうりょうのみやしたにけんさしてもらっても、たいないにういるすは)
同僚の宮下に検査してもらっても、体内にウイルスは
(はっけんされませんでした。いっぽう、れいこのじょうし・よしののほうには、)
発見されませんでした。一方、玲子の上司・吉野の方には、
(いままでのとけいじょうがことなるういるすがまじっていました。)
今までのと形状が異なるウイルスが混じっていました。
(しいんがことなっていたのはそのせいです。)
死因が異なっていたのはそのせいです。
(まいとなにかあったのかとみやしたはききますが、あんどうは)
舞と何かあったのかと宮下は聞きますが、安藤は
(はぐらかしました。みやしたはせきをしながらけんきゅうしつを)
はぐらかしました。宮下は咳をしながら研究室を
(でていきます。あんどうのしょくばにまいがもどってきましたが、)
出ていきます。安藤の職場に舞が戻ってきましたが、
(ふくそうやけしょうがかわっていました。はでになったまいは)
服装や化粧が変わっていました。派手になった舞は
(こんどはせっきょくてきにあんどうにせまります。)
今度は積極的に安藤に迫ります。